あわら市
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あわらし あわら市 | |||||
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国 |
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地方 | 中部地方、北陸地方 | ||||
都道府県 | 福井県 | ||||
市町村コード | 18208-7 | ||||
法人番号 |
4000020182087 ![]() | ||||
面積 |
116.98km2 | ||||
総人口 |
27,122人 [編集] (推計人口、2021年2月1日) | ||||
人口密度 | 232人/km2 | ||||
隣接自治体 |
坂井市 石川県加賀市 | ||||
市の木 | 梅 | ||||
市の花 | 花菖蒲 | ||||
市の鳥 | 白鷺 | ||||
あわら市役所 | |||||
市長 | 佐々木康男 | ||||
所在地 |
〒919-0692 福井県あわら市市姫三丁目1番1号 北緯36度12分40.7秒東経136度13分44.3秒座標: 北緯36度12分40.7秒 東経136度13分44.3秒 ![]() | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 |
あわら市の旧境界 (2004年3月1日合併前) ![]() 1.旧:芦原町 2. 旧:金津町 | ||||
ウィキプロジェクト |
あわら市(あわらし)は、福井県の北端に位置し、福井平野から加越台地にかけて広がる市。
地理[編集]
大まかには、小高い加越台地の北部と福井平野の南部、刈安山を擁する山岳地の東部に分けることができる。
隣接している市町村[編集]
以下の2市と接している。
歴史[編集]
- 1884年(明治17年)6月、芦原温泉(あわらおんせん)が開湯。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、北金津町・南金津村・新町の区域をもって金津町が発足。
- 1897年(明治30年)北陸本線の森田 - 小松間が開業。金津駅が開設される。
- 1912年(明治45年)5月、芦原に電灯がつく。
- 1919年(大正8年)松平試農場が福井城内から細呂木村(現・あわら市山室)に移転。
- 1928年(昭和3年)12月 三国芦原電鉄の福井口 - 芦原(現・あわら湯のまち駅)間が開業。
- 1935年(昭和10年)2月、芦原村が町政を施行し芦原町となる。
- 1954年(昭和29年)10月、伊井・坪江・細呂木・吉崎の四村が金津町に編入、合併前の町域となる。
- 1955年(昭和30年)3月、本荘・北潟両村が芦原町に編入、合併前の町域となる。
- 1956年(昭和31年)4月、芦原温泉で大火事。旅館16軒、民家308戸が焼失する。
- 1956年(昭和31年)松平試農場を坂井農業高校に承継する。
- 1963年(昭和38年)4月、北陸本線福井 - 金沢間が複線電化して開業する。
- 1972年(昭和47年)3月、北陸本線金津駅を芦原温泉駅に改称する。
- 1975年(昭和50年)9月、北陸自動車道福井 - 高岡間が開通する。
- 2004年(平成16年)3月1日、坂井郡芦原町、金津町が合併してあわら市が発足する。
人口[編集]
![]() | |
あわら市と全国の年齢別人口分布(2005年) | あわら市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― あわら市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
あわら市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政[編集]
市長[編集]
- 市長:佐々木康男(2018年2月4日就任、1期目)
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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市長職務執行者 | 奈須田和彦 | 2004年3月1日 | 2004年4月10日 | 芦原町廃止時の町長 |
初代 | 松木幹夫 | 2004年4月11日 | 2007年4月10日 | 金津町廃止時の町長、辞職 |
2-4代 | 橋本達也 | 2007年4月22日 | 2017年12月19日 | 強制わいせつ問題が浮上し辞職[1][2] |
5代 | 佐々木康男 | 2018年2月4日 | 現職 |
市役所[編集]
- 2004年の発足時より2007年3月まで分庁方式を採用していたが、2007年4月より本庁方式となり、芦原地区における住民サービス拠点は市民課芦原分室(国影13-13、あわら市保健センター内)となっている。
- 分庁方式当時の組織は以下の通り。開庁時間内は両庁舎の間に来庁者も無料で利用可能なシャトル便(ワゴン乗用車)を運行していた。
- 金津庁舎(現市役所、旧金津町役場)- 市長室、総務部、市民生活部(本部)、福祉保険部、議会事務局
- 芦原庁舎(国影13-13、旧芦原町役場)- 経済産業部、土木部、教育委員会、農業委員会、市民生活部(市民課芦原分室)
立法[編集]
市政[編集]
- 市の新設より2005年6月30日まで合併時在任特例で定数34人であった。その後、定数22人となり2009年改選時より現定数18人となる。
県政[編集]
あわら市から選出される福井県議会議員の定数は1議席である。現任期の満了日は、2021年(令和3年)6月30日である。
国政[編集]
- 衆議院
あわら市は、福井市、坂井市、大野市、勝山市、吉田郡・永平寺町と構成される福井県第1区が選挙区となる。 なお、当選挙区の衆議院選挙比例代表区選出議員については、比例北陸信越ブロックを参照のこと。
- 参議院
あわら市は、参議院・北陸信越ブロックに属する。福井県選挙区は参議院一人区の1つ。
司法[編集]
- 福井地方裁判所(管轄地:あわら市、福井市、坂井市、吉田郡・永平寺町、大野市、勝山市)
- 福井家庭裁判所(管轄地:あわら市、福井市、坂井市、吉田郡・永平寺町、大野市、勝山市)
- 福井簡易裁判所(管轄地:あわら市、福井市、坂井市、吉田郡・永平寺町、大野市、勝山市)
経済[編集]
産業[編集]
旧芦原町には芦原温泉があり旅館やホテルが軒を連ねている。坂井北部丘陵地では様々な野菜や果樹の栽培が行われているほか、その適度な起伏を利用したゴルフ場が密集する。
- 主な事業所
- エイチアンドエフ 本社
- 小林化工 本社・工場
- レンゴー 金津製紙工場
- ハマキョウレックス 福井センター
- 福井鋲螺
- 東レ・ダウコーニング 福井工場
- パナソニック・エレクトロニックデバイス福井株式会社 金津地区
- 漁業
姉妹都市・提携都市[編集]
紹興市(中国 浙江省)
- 国際友好都市の関係を結んでいる。
- 紹興市出身の作家魯迅の恩師藤野厳九郎があわら市の出身であったことに由来。仙台医学専門学校教授・藤野厳九郎は、持ち前の謙虚さと人類愛から、解剖学の講義やノートの添削を通じて中国人留学生・周樹人(後の魯迅)を励まし、このことが彼に勇気と力を与え、生涯忘れられない「偉大な師」として、二人の深い絆となったと言われている。後に、中国の偉大な文学者で思想家となった魯迅は、師である藤野厳九郎への思いを小説「藤野先生」にしたためている。この仙台医学専門学校でのエピソードを記した魯迅著「藤野先生」は、日中双方の中学校の教科書にも採用されている。また市内では、藤野が晩年に住んでいた家が「藤野厳九郎記念館」として公開されている。
- あわら市芦原中学校では、藤野厳九郎と魯迅の友好関係から、「日中友好少年使節団」として毎年11、12月に紹興市に中学2年生15名程度が中国に派遣され、現地の中学生との交流を初めとして様々な活動を行っている。
- 国際友好都市の関係を結んでいる。
地域[編集]
健康[編集]
- 平均年齢 45.6歳(2005年国勢調査)
教育[編集]
- 福井工業大学あわらキャンパス
- 福井県立金津高等学校
- あわら市芦原中学校
- あわら市金津中学校
- (加賀市立錦城中学校) - 金津中学校区の一部からの通学が認められている。
- あわら市芦原小学校
- あわら市北潟小学校
- あわら市新郷小学校(休校中)[4]
- あわら市波松小学校(休校中)
- あわら市本荘小学校
- あわら市伊井小学校
- あわら市金津小学校
- あわら市金津東小学校
- あわら市細呂木小学校
- あわら市吉崎小学校(休校中)
- (加賀市立緑丘小学校) - 細呂木小学校区のうち旧吉崎小学校区からの通学が認められていた(2016年4月開始 - 2019年3月閉校)。
警察・消防[編集]
文教施設[編集]
図書館[編集]
いずれもあわら市立。2016年7月5日に石川県加賀市と連携し県境を越えて双方の市民に図書を貸し出す事業をスタートさせた[5]。
- 芦原図書館
- 金津図書館
交通[編集]
鉄道[編集]
バス路線など[編集]
- 京福バス
- 芦原温泉駅を拠点に市内および坂井市、永平寺町への路線を運行するほか、あわら湯のまち駅前発着の市内路線がある。
- 加賀温泉バス
- 大聖寺駅(石川県加賀市)方面から福井・石川両県にまたがる集落、吉崎への路線を運行。同社の吉崎停留所は加賀市側にあり、県境までは約200m。
- あわら市乗合タクシー
- 乗車にはあらかじめ利用登録と1時間前までの電話予約が必要である。平日のみ運行する[6]。あわら市コミュニティバスの代替として2012年に運行開始。
- キャンバス
- SPA LINE 北陸(岸和田観光バス)
- KANAZAWARA号
道路[編集]
※国道305号線沿いは加賀IC利用が便利
- 一般国道
- 県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
- 越前加賀海岸国定公園
- 芦原温泉
- セントピアあわら - 芦原温泉街にある日帰り入浴施設。
- あわら湯かけまつり - 8月上旬に開かれる。
- 吉崎御坊蓮如上人記念館
- 吉崎御坊
- 蓮如忌法要 - 毎年4月下旬から5月上旬にかけて開かれる。
- 金津創作の森
- トリムパークかなづ
- 三国競艇場 - 事務局は坂井市に所在するが、一部の施設や駐車場が当市にまたがっている(外向発売場は当市に所在)。2011年までは一部の競走を当市が主催していた。
著名な出身者[編集]
- 熊谷五右衛門(農業経営者、政治家、衆議院議員)
- 藤野厳九郎(医師、教育者)
- 山谷親平(旧芦原町。福井放送、ニッポン放送パーソナリティー)
- 藤林温子(毎日放送アナウンサー)
- 久保田修平(北陸放送アナウンサー)
- 橋本達也(政治家、あわら市長)
ゆかりの人物[編集]
脚注[編集]
- ^ “橋本市長の辞職に同意=既婚女性にキス-福井県あわら市議会”. 時事ドットコム. (2017年12月19日) 2017年12月19日閲覧。
- ^ “あわら市長が辞職願提出、公務中キスで混乱招く”. 日刊スポーツ. (2017年12月19日) 2017年12月19日閲覧。
- ^ 福井県知事・市町長および議会議員の任期満了一覧. 福井県HP 最終更新日 2020年10月17日
- ^ “新郷小学校 ホームページ「休校のお知らせ」”. あわら市. 2017年4月23日閲覧。
- ^ 連携の実現について福井新聞の取材に対し、芦原図書館館長の小林孝男は「利用者の希望に応えることができてうれしい」と述べた。「県境越え図書貸し出しスタート あわら市と加賀市の4図書館」福井新聞.2016年11月27日閲覧。
- ^ 乗合タクシー(デマンド交通)について - あわら市
- ^ “JR金沢駅-芦原温泉の無料バス運行開始 毎日1往復”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(福井新聞). (2015年9月20日) 2019年5月10日閲覧。
- ^ “金沢・あわら無料バス「KANAZAWARA号」の運行について”. グランディア芳泉 (2018年4月3日). 2019年5月10日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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