あやかしがたり (小説)

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あやかしがたり
ジャンル 時代劇妖怪
小説
著者 渡航
イラスト 夏目義徳
出版社 小学館
レーベル ガガガ文庫
刊行期間 2009年5月20日 - 2010年11月18日
巻数 全4巻
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル

あやかしがたり』は、渡航による日本ライトノベル

イラスト夏目義徳が担当。2009年5月からガガガ文庫小学館)より刊行されている。

概要[編集]

渡航のデビュー作である時代劇。第3回小学館ライトノベル大賞ガガガ文庫部門で大賞を受賞した。

あらすじ[編集]

妖怪もののけ魑魅魍魎。それ等の通称、「あやかし」が跋扈する江戸時代江戸で剣の修行に励む若き侍、大久保新之助は故郷の山手藩への帰郷の途中、「拝み屋」と名乗る胡散臭い男、ふくろう、白い印象と不思議な力を持つ少女、ましろと出会い、共に山手藩に向かう事に。だが藩には「あやかし」がらみの陰謀が渦巻いていた。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

大久保 新之助(おおくぼ しんのすけ)
本作の主人公。山手藩の藩士である15歳の少年侍。大久保家の次男。剣の修行のために江戸に行っていた。
人には見えない「あやかし」を見る事ができるが、その力のせいで故郷の人々から疎まれていた。その影響で性格が暗めになっている。
一流の剣の腕を持ち、大崎夢想流の免許皆伝を許されている。また、江戸の名門である中西派一刀流の使い手でもある。
ましろ
本作のメインヒロイン。新之助が帰郷の途中に出会った白い印象を持つ天真爛漫な少女。
その正体は、昔、周囲から疎まれ、塞ぎ込んでいた頃の新之助に寄り添っていた化猫のあやかし。「ましろ」という名前は当時の新之助が名付けたもの。
美濃稲葉山の化猫の一族の中で最高位である金眼白髪双尾化猫を名乗る事を許されるほどの圧倒的な戦闘能力を誇る。
くろえ
本作のもう一人のメインヒロイン。あやかしの一種である犬神の少女。常に無表情で黒い印象を持つ。
最初は新之助達の敵として立ち塞がったが、後に新之助に懐き、彼によって「くろえ」という名前を付けられた。
銀眼黒髪一尾犬神を名乗るほどの高位の犬神で、ましろと互角の強さを持つ。
ふくろう
拝み屋を名乗る謎の男。修験者のような恰好をしている。
新之助と同じようにあやかしを見て、さらには祓う事ができる。
身体能力も高く、素手で人体を抉るほど。

新之助の家族[編集]

大久保 元之丞(おおくぼ げんのじょう)
新之助の父にして大久保家当主。山手藩の中老を務める。
大久保 貴恵(おおくぼ きえ)
新之助の母。新之助の不遇な幼少時代を痛いほど知っているため、気にかけている。
新之助が家に連れてきたましろを娘同然に可愛がり、ましろを(後にくろえも)新之助の嫁にしようとしている。
大久保 久磨(おおくぼ ひさま)
新之助の兄。大久保家の長男。線の細い優し気な男。山手藩では藩主の息子の側仕えを務める。

山手藩[編集]

日暮 上郷(ひぐれ うえさと)
山手藩藩主の弟。新之助の剣の師匠で、大崎夢想流の師範。
藩主の座を手に入れる為、お家騒動を引き起こす。
渋谷 清十郎(しぶや せいじゅうろう)
上郷の部下。新之助と共に上郷から剣を学んだ。
お家騒動の際には上郷に従う。
田町 意次(たまち おきつぐ)
山手藩筆頭家老。上郷とは政策の方針の違いから対立している。

既刊一覧[編集]

タイトル 初版発行日 発売日 ISBN
あやかしがたり 2009年5月24日 5月20日 ISBN 978-4-09-451133-8
あやかしがたり2 2009年11月23日 11月18日 ISBN 978-4-09-451169-7
あやかしがたり3 2010年4月25日 4月20日 ISBN 978-4-09-451198-7
あやかしがたり4 2010年11月23日 11月18日 ISBN 978-4-09-451238-0