あきんどスシロー

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株式会社スシローグローバルホールディングス
Sushiro Global Holdings Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3563
2017年3月30日上場
本社所在地 日本の旗 日本
564-0063
大阪府吹田市江坂町1-22-2
設立 2015年平成27年)3月31日
業種 小売業
事業内容 持株会社
代表者 水留浩一 (代表取締役社長CEO
資本金 1億円(2016年9月30日現在)[1]
売上高 連結1477億2百万円(2016年9月期)[1]
純資産 連結249億22百万円
(2016年9月30日現在)[1]
総資産 連結1223億56百万円
(2016年9月30日現在)[1]
従業員数 連結1459人(2016年9月30日現在)[1]
決算期 9月30日
主要株主 コンシューマー・エクイティ・インベストメント・リミテッド(英ファンドペルミラ・アドバイザーズ系列)
主要子会社 あきんどスシロー
外部リンク http://www.sushiroglobalholdings.com/
特記事項:国際会計基準のため、売上高は売上収益、純資産は親会社の所有者に帰属する持分、総資産は資産合計
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株式会社あきんどスシロー
AKINDO SUSHIRO CO.,LTD.
スシロー福生店.jpg
スシロー福生店(東京都福生市熊川261-1)
種類 株式会社
市場情報
東証2部 2781
2003年9月18日 - 2009年3月31日
略称 スシロー
本社所在地 日本の旗 日本
564-0063
大阪府吹田市江坂町1-22-2
設立 2012年(平成24年)7月31日
業種 小売業
事業内容 外食産業
(回転寿司「スシロー」の運営)
代表者 水留浩一 (代表取締役社長CEO
資本金 1億円(2016年9月30日現在)[2]
売上高 1464億円(2016年9月期)[2]
従業員数 1,438人(2016年9月30日現在)[2]
決算期 9月30日
主要株主 スシローグローバルホールディングス
関係する人物 清水義雄
清水豊(創業者)
豊崎賢一(元取締役最高顧問・前代表取締役社長)
外部リンク http://www.akindo-sushiro.co.jp/
特記事項:株式会社あきんどスシロー(初代)の設立は1984年昭和59年)10月23日
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株式会社あきんどスシロー(英文商号:AKINDO SUSHIRO CO.,LTD.)は、主に「吟味・スシロー」のブランドで回転寿司をチェーン展開する、回転寿司業界の大手企業である。かつては「大阪回転寿司・あきんど」のブランドも有していた。持株会社株式会社スシローグローバルホールディングスが東証一部に上場している。

大阪府吹田市に本社を置き、近畿中部関東地方を中心に店舗展開をしている(店舗数は下記参照)。

概要[編集]

全店舗1皿108円(税込)の均一価格が特徴の回転寿司チェーンを展開。

提供する寿司は江戸前寿司であり、以前は、100円/130円/180円(税別)の3段の値段設定の店舗や、競合店が近くにある一部の店舗では90円/100円、あるいは97円等(税別)の105円(税込)以下の価格設定の店舗が存在していた。高級なネタの場合は1皿1貫(1個)にすることにより均一価格を維持している。

1990年代後期から「健康1番すし」「大阪回転寿司」をキャッチコピーとしていたが、現在は「これぞ、スシロー。」をキャッチコピーにしている[3]

企業理念は「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」である[4]

歴史[編集]

元々、清水兄弟がそれぞれに別会社である株式会社すし太郎を設立したものを合併し、その後現在の商号「株式会社あきんどスシロー」となっている。かつて並立していた「あきんど」と「スシロー」の店舗名の違いはその名残で、商品や店舗コンセプトなどに大きな違いはなかった。「あきんど」での展開は近畿、中部のみであった。1990年代中頃には、主に兵庫地区では「スシロー」、大阪市以北(豊中吹田周辺)では「すし太郎」、大阪市以南では「あきんど」の店舗名が存在していた。

あきんどスシローへ統合後「すし太郎」の店舗は消滅していき、2009年6月上旬までに全店舗「スシロー」に統一され「あきんど」の名前も消滅し、社名にのみ残される形となった。

2007年3月に、清水豊ら主要株主3名が株式会社ゼンショーに株式を売却したことから[5]、同社が株式27.22%を保有する筆頭株主となる。これに対し、2007年(平成19年)8月27日に、ユニゾン・キャピタル・グループと株式会社極洋の3社で戦略的業務・資本提携を締結。ユニゾン・キャピタル・グループが設立する2つのファンド(アトランティック・フィッシャリーズ・エルピーとパシフィック・フィッシャリーズ・エルピー)に対して、第三者割当増資を実施し、前者が9.78%、後者が7.50%の株主となる。

2008年9月24日に、アトランティック・フィッシャリーズ・エルピーが56.5%、パシフィック・フィッシャリーズ・エルピーが43.5%を出資して設立したエーエスホールディングス株式会社による株式公開買い付け(TOB、実質MBO)の実施を発表。

公開買い付け実施後、2009年5月31日に、エーエスホールディングス株式会社が株式会社あきんどスシローを吸収合併したうえで、株式会社あきんどスシローに商号変更した。筆頭株主(25.77%)だったゼンショーは、事前の合意に基づいて、吸収合併の際に金銭交付を受けることで株主の地位を失った。

長らく回転寿司業界の年間の売り上げの首位はかっぱ寿司が独占していたが、徐々にスシローも売り上げを伸ばし2010年度のスシローの売り上げが初の首位を達成した[6]。それを記念し、記念感謝セールを開催した。

2012年9月、81%の株を保有していたユニゾン・キャピタルは、全株を英ペルミラ・アドバイザーズ系列のコンシューマー・エクイティ・インベストメント・リミテッドの傘下会社に売却した。

沿革[編集]

あきんどスシロー本社ビル(大阪府吹田市)
あきんど 和泉中央店
大阪府和泉市いぶき野3-16-10
(現在はスシローブランドで営業中)

関連会社[編集]

  • 株式会社スシローグローバルホールディングス
  • 株式会社スシローKOREA
  • 株式会社スシロークリエイティブダイニング

店舗展開[編集]

店舗リストは店舗検索を参照のこと。

2016年12月現在、451店舗[2]を展開しており、2016年(平成28年)12月現在、店舗が存在しない県は島根県のみ。

上記の無店舗県を除けば、青森市盛岡市福島市山口市といった県庁所在地には未出店である。

スシローブランドでの店舗以外にも、2015年1月に東京都内3拠点(中目黒赤坂見附新橋)で展開された都市型店舗「ツマミグイ」[注釈 1][11]や高級寿司店「七海の幸」[注釈 2][12]といった、独自ブランドの店舗がある。

特徴[編集]

あなご天にぎり(一皿一貫)
メニューの「タイ」

商品(寿司)の種類は60種類程で、季節限定、うどん味噌汁、各種サラダなどのメニューもある。 現在回転寿司の定番と言われる海老アボカドはスシローが発祥[13]。なお食品安全教育研究所代表の河岸宏和によれば、ライバル店を連想させるため自身の店で出す「かっぱ巻」を、わざわざ「きゅうり巻」と呼んでいるとのこと[14]。また、他の競合店舗では販売されている「うに」の販売について、「おいしくない」という理由でいったん100円での販売を取りやめたが、社員が直接チリに行くことで品質を改善。期間限定メニューとして販売したのちに、2016年12月から100円での販売を再開することとなった。

単品管理システムを業界として初めて導入し、鮮度管理とローコスト化をしている。通称「コストカッター」というシステムを独自で開発。レーン上の寿司皿の移動距離に基づいて、廃棄すべきかどうか判定するものである。また途中で客が取った皿が識別され、売れた数としてカウントされる。それらのデータを元に、寿司を流すパターンを変更する。曜日時間帯別にパターン化したデータを利用することでコストカットをはかれる(日本国特許番号3607253)。

創業者は、寿司職人の出身で商品の品質を重視し、店舗開発・店舗の内装などは、業界他社に比べあまり多くの費用をかけていない。そのため、他社に比べ店舗内装の統一はされていない。ファミリーレストランやアウトドア用品店の居抜き出店もあり、回転寿司店としては変わった内装の店も存在する。

オリジナルキャラクター「だっこずし」[編集]

2015年7月に誕生したスシローオリジナルのマスコットキャラクター。寿司のネタを抱きかかえている動物たちのキャラクターで、「基本寝そべって、大好きなネタを体で味わっている」という設定[15]。公式ホームページやSNSに登場しており、2016年2月には期間限定でLINEスタンプが無料配信された[16]

CM[編集]

スシローでは、店舗展開していない地域(地方)でもCMを流している。

CM出演者[編集]

スポンサー番組[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2016年現在は新橋店のみとなっている。店舗情報・ご予約|ツマミグイ、2016年5月23日閲覧。
  2. ^ 運営はグループ会社のスシロークリエイティブダイニングが行っている。
  3. ^ 同グループは過去にも関西地区限定で行われたキャンペーン「NMB48meetsスシロー」でイメージキャラクターを務めていた。NMB48がスシローのイメージキャラクターに決定! 劇場招待チャンスは計3回!2016年5月23日閲覧。

出典[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j 新株式発行並びに株式売出届出目論見書2017年4月2日閲覧。
  2. ^ a b c d 会社概要2017年4月2日閲覧。
  3. ^ これぞ、スシロー。2016年5月23日閲覧。
  4. ^ 企業理念2016年5月23日閲覧。
  5. ^ 同社の傘下には、業界店舗数4位(2013年1月10日現在)のはま寿司がある。
  6. ^ 日本経済新聞 4月12日分より
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n 沿革スシローグローバルホールディングス、2016年5月23日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 沿革あきんどスシロー、2016年5月23日閲覧。
  9. ^ スシロー韓国初出店
  10. ^ “スシローが約8年ぶり再上場、公開価格4.7%下回る水準で初値”. 会社四季報オンライン. (2017年3月30日). http://shikiho.jp/tk/news/articles/0/165518 2017年3月30日閲覧。 
  11. ^ スシロー新業態、「脱回転」に秘められた野望”. 東洋経済ONLINE (2015年10月2日). 2016年5月23日閲覧。
  12. ^ 中目黒にスシロー新業態「七海の幸 鮨陽」 「ツマミグイ」1号店をリニューアル”. 目黒経済新聞 (2015年12月10日). 2016年5月23日閲覧。
  13. ^ フジテレビ系列 Mr.サンデー 2010年11月28日放送より
  14. ^ 光文社「女性自身」2014年11月25日号(第57巻第42号)158頁 雑誌20304-11/25
  15. ^ だっこずし2016年5月23日閲覧。
  16. ^ スシロー オリジナルキャラクター お寿司を抱きしめる動物『だっこずし』「ヘイお待ち!だっこずし」LINEスタンプ 2月19日(金)より無料配信開始!”. @Press (2016年2月19日). 2016年5月23日閲覧。
  17. ^ a b c スシローに“よしもと男前芸人”オススメ新商品が登場”. ウォーカープラス (2009年6月23日). 2016年5月23日閲覧。
  18. ^ NMB48・山本彩VS渡辺美優紀の写真集対決! スシローのCMに出られる勝者は?”. マイナビニュース (2012年10月27日). 2016年5月23日閲覧。
  19. ^ 新TV-CM「お持ち帰りパーティー」篇11月30日(金)より全国一斉オンエア開始 NMB48渡辺美優紀さん出演!!”. CMジャパン (2012年12月3日). 2016年5月23日閲覧。
  20. ^ みるきー勝って「スシロー」新CMゲット”. 2012年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月23日閲覧。
  21. ^ これぞ、スシロー!!!天田優奈 公式LINEブログ、2016年5月23日閲覧。
  22. ^ 本人公式Twitterページ2016年5月23日閲覧。

外部リンク[編集]