アンパサンド
アンパサンド (&、英語名:ampersand) とは並立助詞「…と…」を意味する記号である。ラテン語の "et" の合字で、Trebuchet MSフォントでは、
と表示され "et" の合字であることが容易にわかる。ampersa、すなわち "and per se and"、その意味は"and [the symbol which] by itself [is] and"である。
歴史[編集]
その使用は1世紀に遡ることができ、5世紀中葉から現代に至るまでの変遷がわかる。 Z に続くラテン文字アルファベットの27字目とされた時期もある。
アンパサンドと同じ役割を果たす文字に「ティロ式記号のet」と呼ばれる、数字の「7」に似た記号があった(⁊, U+204A)。この記号は現在もゲール文字で使われている。
記号名の「アンパサンド」は、ラテン語まじりの英語「& はそれ自身 "and" を表す」(& per se and) のくずれた形である。英語以外の言語での名称は多様である。
手書き[編集]
日常的な手書きの場合、欧米でアンパサンドは「ε」に縦線を引く単純化されたものが使われることがある。
また同様に、「t」または「+(プラス)」に輪を重ねたような、無声歯茎側面摩擦音を示す発音記号「[ɬ]」のようなものが使われることもある。
プログラミング言語[編集]
プログラミング言語では、C など多数の言語で AND 演算子として用いられる。以下は C の例。
X = A && Bのように2個重ねたものは論理 AND を表す。この場合 A, B がともに真ならば X も真、それ以外は偽である。0x12345678 & 0x0f0f0f0fのように1個であればビット AND を表す。この場合の結果は0x02040608である。
PHPでは、変数宣言記号($)の直前に記述することで、参照渡しを行うことができる。
BASIC 系列の言語では文字列の連結演算子として使用される。"foo" & "bar" は "foobar" を返す。また、主にマイクロソフト系では整数の十六進表記に &h を用い、&h0F (十進で15)のように表現する。
SGML、XML、HTMLでは、アンパサンドを使ってSGML実体を参照する。
符号位置[編集]
| 記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
|---|---|---|---|---|
| & | U+0026 |
1-1-85 |
&&& |
アンパサンド |
| & | U+FF06 |
1-1-85 |
&& |
アンパサンド(全角) |
外部リンク[編集]
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