ジアスターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ジアスターゼ (diastase)[1] は別名をアミラーゼとも言う消化酵素のひとつで、デンプングリコーゲンを分解する。体内では主に、膵臓耳下腺唾液腺)から分泌され、またダイコンカブヤマイモにも多く含まれている。胃腸薬、消化剤として市販もされ、胃もたれ胸焼けの治療、防止に服用されている。

歴史

1883年にフランス生化学者アンセルム・ペイアン (Anselme Payen) とジャン・ぺルソー (Jean F. Persoz) が大麦の芽から取り出したが、これが酵素の初めての単離であり、ジアスターゼと名づけられた。日本の高峰譲吉は、麹菌からジアスターゼを抽出し、自身の名の「タカ」を冠してタカジアスターゼと命名して1894年に特許を申請した[2]。 タカジアスターゼは胃薬として日本では三共、アメリカではパークデイビス社から市販された。

関連項目

脚注

  1. ^ ジアスターゼの英語diastaseギリシア語の 「διαστασις」で英語のseparation、日本語の「切り離す」を意味する。
  2. ^ 高峰譲吉の消化酵素ジアスターゼ(アミラーゼ)の抽出成功は古くからを食べるとき大根おろしをつけて食べると胃がもたれないと言う事が大きなヒントとなったとも伝えられる。