「2011年J1最終節」の版間の差分

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== エピソード ==
== エピソード ==
* 柏はこれが初優勝だが、「年間最多勝ち点」であれば[[2000年のJリーグ|2000年シーズン]]に次ぐ11年振り2回目であった。2000年当時は2シーズン制で、1stステージが4位、2ndステージ2位にとどまったため[[Jリーグチャンピオンシップ|サントリーチャンピオンシップ]]への出場を逃しており、年間順位としてはチャンピオンシップ出場の鹿島・横浜FMに次ぐ3位だった。
* 柏はこれが初優勝だが、「年間最多勝ち点」であれば[[2000年のJリーグ|2000年シーズン]]に次ぐ11年振り2回目であった。2000年当時は2シーズン制で、1stステージが4位、2ndステージ2位にとどまったため[[Jリーグチャンピオンシップ|サントリーチャンピオンシップ]]への出場を逃しており、年間順位としてはチャンピオンシップ出場の鹿島・横浜FMに次ぐ3位だった。
* 浦和にとっては、[[2009年のJリーグ|2009年シーズン]]最終戦(鹿島に0-1で敗戦)に続いて、最終戦のホームで目の前での優勝決定を見せつけられる結果となった。試合後、浦和のシーズンを通じての不甲斐ない戦い振りに激怒した一部のサポーターがゴール裏スタンドに居残り、[[橋本光夫 (経営者)|橋本光夫]]代表の辞任を要求。約4時間半にわたって押し問答が続く事態となった<ref>[http://www.saitama-np.co.jp/news12/05/09.html サポーター、代表に辞任要求 浦和15位で不満爆発] - 埼玉新聞2011年12月5日</ref>。
* 浦和にとっては、[[2009年のJリーグ|2009年シーズン]]最終戦(鹿島に0-1で敗戦)に続いて、最終戦のホームで目の前での優勝決定を見せつけられる結果となった。試合後、浦和のシーズンを通じての不甲斐ない戦い振りに激怒した一部のサポーターがゴール裏スタンドに居残り、[[橋本光夫 (経営者)|橋本光夫]]代表の辞任を要求。約4時間半にわたって押し問答が続く事態となった<ref>{{cite news |author = |url=http://www.sanspo.com/soccer/news/111204/sca1112040513009-n1.htm |title=浦和5度目の屈辱…サポーター怒 ! |publisher=SANSPO.COM |date=2011年12月4日|accessdate=2012年3月3日}}</ref><ref>{{cite news |author = |url=http://www.daily.co.jp/soccer/2011/12/04/0004659866.shtml |title=浦和サポーター“籠城”「社長やめろ!」 |publisher=デイリースポーツonline |date=2011年12月4日|accessdate=2012年3月4}}</ref>。


== 備考 ==
== 備考 ==

2012年3月4日 (日) 02:09時点における版

2011年J1最終節(2011ねんJ1さいしゅうせつ)は、2011年12月3日に行われた日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)ディビジョン1 (J1)第34節のことを指す。なお、本項では特に、優勝の可能性のあった柏レイソル(以下「柏」)、名古屋グランパス(以下「名古屋」)、ガンバ大阪(以下「G大阪」)の3チーム、ならびにディビジョン2 (J2) 降格となる16位争いに絡むヴァンフォーレ甲府(以下「甲府」)、浦和レッズ(以下「浦和」)の両チームの絡む試合を中心に記す。

最終戦までの経緯

優勝争い

2011年のJ1は、いわゆる「優勝争いの常連」とみられていた鹿島アントラーズや浦和、さらには名古屋やG大阪が序盤戦から低迷。代わって首位争いを牽引したのが、前年のJ2から昇格したばかりの柏と、木村和司体制2年目となる横浜F・マリノス(横浜FM)、さらには東日本大震災でスタジアムや練習施設が大きな被害を受けながら開幕から12戦無敗を続けたベガルタ仙台(仙台)だった。仙台はリーグ中盤戦の第18節で初黒星を喫すると、そこから4分け5敗と大きく失速、代わって第12節から第21節まで16試合連続無敗の名古屋と、開幕26試合連続得点と圧倒的な攻撃力を誇るG大阪が調子を取り戻し、第25節には早くもG大阪・横浜FM・柏・名古屋の4チームによるマッチレースの様相を呈してきた。

終盤戦に入り、横浜FMが引き分けを挟んで3連敗を喫して優勝戦線から脱落、逆に第28節から5連勝を果たした柏が首位に躍り出て、第29節のG大阪との直接対決を4-1で大勝し、そこから4連勝した名古屋が2位をキープ。G大阪は名古屋戦の敗戦で首位陥落するも、連敗することなく何とか優勝戦線に踏みとどまっていた。

最終節前の第33節、2位名古屋と勝ち点3差で迎えた首位柏のホーム最終戦・セレッソ大阪(C大阪)戦。これに勝てば優勝に大きく近づき、場合によっては優勝決定の可能性もあった[注 1]が、C大阪に先制を許すと何とか追いつくも逆転には至らず、この試合を1-1で引き分けて勝ち点1の上積みにとどまる。一方、名古屋はモンテディオ山形(山形)に3-0で快勝、G大阪も前半の1点を守りきって仙台に勝利し、それぞれ勝ち点3を上積み。この結果、首位柏と2位名古屋、名古屋と3位G大阪がそれぞれ勝ち点1差で追走する状況となって最終節を迎えることになった。


2011Jリーグ ディビジョン1 第33節第1日
2011年11月26日
14:04
柏レイソル 1 - 1 セレッソ大阪
レアンドロ・ドミンゲス 65分にゴール 65分 レポート 上本大海 48分にゴール 48分
日立柏サッカー場
観客数: 11,107人
主審: 村上伸次


2011Jリーグ ディビジョン1 第33節第1日
2011年11月26日
14:02
名古屋グランパス 3 - 0 モンテディオ山形
ケネディ 7分にゴール 7分
闘莉王 39分にゴール 39分45+2分
レポート
豊田スタジアム
観客数: 26,481人
主審: 扇谷健司


2011Jリーグ ディビジョン1 第33節第1日
2011年11月26日
14:04
ガンバ大阪 1 - 0 ベガルタ仙台
李根鎬 25分にゴール 25分 レポート
万博記念競技場
観客数: 18,001人
主審: 東城穣


第33節終了時点での上位順位表[2]
順位 クラブ 試合 勝点 勝利 引分 敗戦 得失点差 得点 失点
1 柏レイソル 33 69 22 3 8 +21 62 41
2 名古屋グランパス 33 68 20 8 5 +30 66 36
3 ガンバ大阪 33 67 20 7 6 +25 75 50

残留争い

一方、16位以下の3チームがJ2降格となる残留争いは、シーズンを通じて浮上のきっかけをつかめなかった2チーム、アビスパ福岡(福岡)が第30節で、山形が第31節で共に16位以下が確定。残る1チームについては第32節終了時点で、ゼリコ・ペトロビッチの采配が迷走を続け、ヤマザキナビスコカップ2011では準優勝したものの、リーグ戦では終始下位に沈んだ15位浦和と、守備力の向上を目指して三浦俊也の下でそれまでの攻撃重視のチームの方向性を大きく変えたことが完全に裏目に出た16位甲府の2チームによる争いが確定していた[注 2]

最終節前の第33節開始前の時点で浦和と甲府の勝ち点差は3、得失点差の差は16あった[1]。浦和は11月26日にアウェーで福岡と対戦、先制され苦しい試合展開ながらも福岡を逆転で下す。この時点で浦和が甲府の勝ち点を下回る可能性がなくなり、浦和は残留に大きく近づいた。逆に、残留のためには2試合で浦和に勝ち点で並び、かつ得失点差17をひっくり返す必要が生じて立場的に極めて厳しくなった甲府だが、11月27日のホーム最終戦でアルビレックス新潟(新潟)を3-0で下し、得失点差を縮めて一縷の望みをつないだ。


2011Jリーグ ディビジョン1 第33節第1日
2011年11月26日
17:33
アビスパ福岡 1 - 2 浦和レッズ
岡本英也 32分にゴール 32分 レポート 柏木陽介 45+2分にゴール 45+2分
マルシオ・リシャルデス 63分にゴール 63分 (PK)


2011Jリーグ ディビジョン1 第33節第2日
2011年11月27日
13:03
ヴァンフォーレ甲府 3 - 0 アルビレックス新潟
片桐淳至 37分にゴール 37分
養父雄仁 66分にゴール 66分
柏好文 82分にゴール 82分
レポート
山梨中銀スタジアム
観客数: 13,361人
主審: 吉田寿光


第33節終了時点での下位順位表[2]
順位 クラブ 試合 勝点 勝利 引分 敗戦 得失点差 得点 失点
15 浦和レッドダイヤモンズ 33 36 8 12 13 -5 35 40
16 ヴァンフォーレ甲府 33 33 9 6 18 -19 41 60
17 アビスパ福岡 33 22 6 4 23 -35 33 68
18 モンテディオ山形 33 21 5 6 22 -39 22 61

※福岡と山形は17位以下が決定。

最終節

概要

各チームの対戦カードは以下のとおり。優勝争いに絡む3チームはアウェーでの試合となった。

左側がホームチーム、太字は優勝争いに関係するチーム。柏と浦和の試合は、優勝争いと残留争いの両方に絡む試合となった。

柏は勝てば勝ち点72となり他の2チームは追いつけず文句なしの優勝であるものの、勝ち点が並んだ場合に優劣の要因となる得失点差では「名古屋 > G大阪 > 柏」となっていたため、柏が引き分けまたは負けの場合に優勝争いが複雑化することとなった。

柏が引き分けた場合(勝ち点70)の優勝チーム[3]
クラブ 名古屋グランパス
勝ち (71) 分け (69) 負け (68)
ガンバ大阪 勝ち (70) 名古屋 G大阪 G大阪
分け (68) 名古屋
負け (67) 名古屋
柏が負けた場合(勝ち点69)の優勝チーム[3]
クラブ 名古屋グランパス
勝ち (71) 分け (69) 負け (68)
ガンバ大阪 勝ち (70) 名古屋 G大阪 G大阪
分け (68) 名古屋 名古屋
負け (67) 名古屋 名古屋

これにより、名古屋は勝利をものに出来れば柏の引き分け以下で逆転優勝、G大阪は勝利が逆転優勝への最低条件となった。

柏の相手・浦和は甲府と勝ち点3差、得失点差14をキープして大敗しない限りJ1残留を確実にしているが、浦和のホーム最終戦でもあり、目の前での優勝を見たくない浦和にとっても負けられない一戦となった。一方、優勝を争う名古屋はビッグスワンでの勝利がなく鬼門としており、逆転優勝のためにはジンクスを破る必要がある。また、G大阪は10年にわたってクラブを率いてきた西野朗のラストゲーム[注 3]を勝って逆転優勝に望みをつなぎたいところであり、さらに甲府の相手である大宮はここまでホーム1勝にとどまりデータ的には甲府に有利な状況であるなど、各会場とも複雑な事情を絡ませながらの最終節となった。

試合展開

前半

午後3時半過ぎ、3会場ほぼ同時にキックオフ。最初に試合が動いたのは清水での試合だった。中盤のキープレーヤー・MF小野伸二とMFフレドリック・ユングベリをけがで欠いた清水だったが、序盤はそれを感じさせないほど攻撃陣が機能し、9分にDF辻尾真二の右からクロスに久々の先発となったFW伊藤翔が頭で合わせて清水が先制、G大阪がリードを許す展開となった。

浦和 0 - 0 柏
新潟 0 - 0 名古屋
清水 1 - 0 G大阪

次に試合が動いたのは埼玉の試合だった。前節・福岡戦で負傷した1トップのFWエスクデロ・セルヒオを欠く浦和は、オリンピック予選から戻ってきたMF山田直輝を最前線に置く「ゼロトップ」の奇策に出るがこれが機能せず、パスカットから幾度となく柏のカウンターを許す展開となり、29分にMFジョルジ・ワグネルのコーナーキックをDF近藤直也がヘディングシュート、浦和守備陣に跳ね返されたところをMFレアンドロ・ドミンゲスが押し込むもポストにはじかれるが、こぼれ球をジョルジ・ワグネルがたたき込んで、柏が待望の先制点を挙げる。これで柏に俄然有利な展開となった。

浦和 0 - 1 柏
新潟 0 - 0 名古屋
清水 1 - 0 G大阪

一方、先制を許したG大阪だったが、32分と37分にFWイ・グノが立て続けに得点し、一気に逆転、ペースを引き戻す。しかし、イ・グノの2点目とほぼ同時に、埼玉では38分にレアンドロの右コーナーキック後の混戦から、DF橋本和がゴールを背にしながらオーバーヘッド気味の左足ループシュート、これが決まって柏が2点のリードを奪う。前半はこれで終了し、柏が2点リード、G大阪が1点リード、名古屋はスコアレスで前半を終える。

浦和 0 - 2 柏
新潟 0 - 0 名古屋
清水 1 - 2 G大阪

一方の残留争いにからむ大宮での試合だが、大量得点のために「ボールを保有してイニシアティブを取って」[5]ゲームを進めようとしたがこれが裏目に出て、13分に大宮FW石原直樹に先制点を許す。25分にMF井澤惇のゴールで甲府が追いつくが、直後の29分に大宮MF東慶悟に勝ち越し点を許し、逆に1点ビハインドで前半終了。甲府はいよいよ苦しい立場に追い込まれた。

大宮 2 - 1 甲府
前半で試合が終了したと仮定した場合の上位順位表
順位 クラブ 試合 勝点 勝利 引分 敗戦 得失点差 得点 失点
1 柏レイソル 34 72 23 3 8 +23 64 41
2 ガンバ大阪 33 70 21 7 6 +26 77 51
3 名古屋グランパス 34 69 20 9 5 +30 66 36

後半

後半開始早々、大宮では東のこの日2点目が決まり、2点のビハインドを許した甲府の残留はこの時点で絶望的になった。それでも、勝って有終の美を飾りたい甲府は、まず同点に追いつくためにFWハーフナー・マイクにロングボールを集めるが、なかなかゴールを決めきれない。

大宮 3 - 1 甲府

一方、埼玉では前半1本もシュートも打てなかった浦和が後半開始時に山田に代えてFW原一樹を投入し、2列目のMF柏木陽介・MF原口元気の仕掛けを生かした攻撃を始めると、徐々に浦和にもチャンスが生まれる。53分、浦和MF平川忠亮の放ったクロスを飛び込んできた柏木が頭で合わせて、浦和が1点を返し、埼玉スタジアムは一気に盛り上がりを見せ浦和に勢いをもたらす。機を同じくして、新潟では名古屋がゴール右45度で得たフリーキックをFW玉田圭司が直接決めて名古屋に待望の先制点が入る。また、同じ頃、清水でもG大阪MF二川孝広のゴールが生まれて2点差とし、優勝争いの3会場は一気に緊迫の度合いを高めることになる。

浦和 1 - 2 柏
新潟 0 - 1 名古屋
清水 1 - 3 G大阪

埼玉ではその後も一進一退の攻防が続き、同点になってもおかしくない場面もあったが、76分、コーナーキックのこぼれ球を柏MF茨田陽生がミドルシュートを放つと、ゴール手前でワンバウンドしたボールを浦和GK加藤順大が後逸、そのままゴールに吸い込まれて柏が貴重な追加点を挙げる。浦和MF鈴木啓太が試合後に「あの失点で気持ちがガクッと来たところはあった」と語った[6]ように、このプレーで一気に意気消沈した浦和に、同点あるいは逆転の力は残っていなかった。

浦和 1 - 3 柏
新潟 0 - 1 名古屋
清水 1 - 3 G大阪

そしてこのまま4会場とも試合終了。柏の勝利により、柏はJリーグ史上初のJ2・J1連続優勝の快挙を成し遂げた。名古屋は新潟でのジンクスを破り、G大阪も西野体制での有終の美を飾ったものの、あと一歩及ばなかった。浦和はホーム最終戦を飾れなかったものの、甲府が敗戦したことにより何とか勝ち点差3をキープして残留決定、甲府の逆転残留は成らなかった。

Jリーグディビジョン1 最終順位表[7]
順位 クラブ 試合 勝点 勝利 引分 敗戦 得失点差 得点 失点
1 柏レイソル 34 72 23 3 8 +23 65 42
2 名古屋グランパス 34 71 21 8 5 +31 67 36
3 ガンバ大阪 33 70 21 7 6 +27 78 51
(この間略)
15 浦和レッドダイヤモンズ 34 36 8 12 14 -7 36 43
16 ヴァンフォーレ甲府 34 33 9 6 19 -21 42 63
17 アビスパ福岡 34 22 6 4 24 -41 34 75
18 モンテディオ山形 34 21 5 6 23 -41 23 64

試合データ

2011Jリーグ ディビジョン1 第34節第1日
2011年12月3日
15:35
浦和レッズ 1 - 3 柏レイソル
柏木陽介 53分にゴール 53分 レポート ジョルジ・ワグネル 29分にゴール 29分
橋本和 38分にゴール 38分
茨田陽生 76分にゴール 76分
埼玉スタジアム2002
観客数: 54,441人
主審: 吉田寿光
浦和レッドダイヤモンズ
GK 18 加藤順大
DF 14 平川忠亮
DF 02 坪井慶介
DF 17 永田充
DF 12 野田紘史
MF 13 鈴木啓太 87分に交代退場 87分
MF 07 梅崎司 61分に交代退場 61分
MF 10 マルシオ・リシャルデス
MF 08 柏木陽介 34分に警告 34分
MF 24 原口元気 83分に警告 83分
MF 22 山田直輝 46分に交代退場 46分
サブメンバー
GK 01 山岸範宏
DF 06 山田暢久
DF 04 スピラノビッチ
DF 26 濱田水輝 87分に交代出場 87分
DF 20 堀之内聖
FW 21 原一樹 46分に交代出場 46分
FW 29 マゾーラ 61分に交代出場 61分 89分に警告 89分
監督
堀孝史
柏レイソル
GK 21 菅野孝憲
DF 04 酒井宏樹 78分に警告 78分
DF 05 増嶋竜也
DF 03 近藤直也
DF 22 橋本和
MF 10 レアンドロ・ドミンゲス
MF 07 大谷秀和
MF 20 茨田陽生
MF 15 ジョルジ・ワグネル
FW 18 田中順也 81分に交代退場 81分
FW 19 工藤壮人 65分に交代退場 65分
サブメンバー
GK 16 稲田康志
DF 17 安英学
MF 28 栗澤僚一
MF 08 澤昌克 65分に交代出場 65分
MF 29 水野晃樹
FW 11 林陵平 81分に交代出場 81分
FW 09 北嶋秀朗
監督
ネルシーニョ

2011Jリーグ ディビジョン1 第34節第1日
2011年12月3日
15:31
アルビレックス新潟 0 - 1 名古屋グランパス
レポート 玉田圭司 54分にゴール 54分
アルビレックス新潟
GK 30 小澤英明
DF 25 村上佑介 22分に警告 22分
DF 04 鈴木大輔
DF 03 千葉和彦
DF 24 酒井高徳
MF 36 菊地直哉 60分に交代退場 60分 45+3分に警告 45+3分
MF 15 本間勲
MF 23 田中亜土夢 82分に交代退場 82分
MF 09 曺永哲 60分に交代退場 60分
FW 11 ブルーノ・ロペス 27分に警告 27分
FW 10 ミシェウ 15分に警告 15分警告Sent off after 86 minutes 86分
サブメンバー
GK 39 武田洋平
DF 20 増田繁人
DF 17 内田潤
MF 32 小林慶行 60分に交代出場 60分
MF 06 三門雄大 82分に交代出場 82分
FW 07 アンデルソン 60分に交代出場 60分
FW 18 川又堅碁
監督
黒崎久志
名古屋グランパス
GK 01 楢﨑正剛
DF 32 田中隼磨
DF 04 田中マルクス闘莉王
DF 05 増川隆洋
DF 06 阿部翔平
MF 07 中村直志 73分に交代退場 73分
MF 20 ダニルソン
MF 08 藤本淳吾 82分に交代退場 82分
FW 11 玉田圭司
FW 16 ケネディ
FW 10 小川佳純 88分に交代退場 88分
サブメンバー
GK 50 高木義成
DF 03 千代反田充
DF 38 三都主アレサンドロ
MF 14 吉村圭司 88分に交代出場 88分 90+3分に警告 90+3分
MF 33 磯村亮太
FW 18 永井謙佑 82分に交代出場 82分
FW 25 金崎夢生 73分に交代出場 73分
監督
ドラガン・ストイコビッチ

2011Jリーグ ディビジョン1 第34節第1日
2011年12月3日
15:33
清水エスパルス 1 - 3 ガンバ大阪
伊藤翔 9分にゴール 9分 レポート イ・グノ 32分にゴール 32分39分
二川孝広 52分にゴール 52分
アルビレックス新潟
GK 01 山本海人
DF 15 辻尾真二 61分に交代退場 61分
DF 05 岩下敬輔 24分に警告 24分
DF 17 ボスナー
DF 04 太田宏介 67分に交代退場 67分
MF 08 枝村匠馬 77分に交代退場 77分
MF 23 カルフィン・ヨン・ア・ピン
MF 30 アレックス 90+3分に警告 90+3分
FW 14 伊藤翔
FW 19 高原直泰
FW 11 大前元紀 34分に警告 34分
サブメンバー
GK 29 碓井健平
DF 03 平岡康裕
DF 26 村松大輔 61分に交代出場 61分
MF 06 杉山浩太 67分に交代出場 67分
FW 09 永井雄一郎
FW 13 高木俊幸 77分に交代出場 77分
FW 27 鍋田亜人夢
監督
アフシン・ゴトビ
ガンバ大阪
GK 01 藤ヶ谷陽介
DF 21 加地亮
DF 02 中澤聡太
DF 05 山口智
DF 15 藤春廣輝
MF 17 明神智和 35分に警告 35分
MF 23 武井択也
MF 07 遠藤保仁
MF 10 二川孝広 81分に交代退場 81分
FW 22 イ・グノ
FW 14 平井将生 46分に交代退場 46分
サブメンバー
GK 29 木村敦志
DF 03 金正也
DF 06 下平匠
MF 08 佐々木勇人
MF 13 キム・スンヨン 46分に交代出場 46分
MF 27 橋本英郎 81分に交代出場 81分
FW 16 大塚翔平
監督
西野朗

2011Jリーグ ディビジョン1 第34節第1日
2011年12月3日
15:33
大宮アルディージャ 3 - 1 ヴァンフォーレ甲府
石原直樹 13分にゴール 13分
東慶悟 29分にゴール 29分47分
レポート 井澤惇 25分にゴール 25分
NACK5スタジアム大宮
観客数: 10,628人
主審: 扇谷健司
大宮アルディージャ
GK 01 北野貴之
DF 32 杉山新
DF 04 深谷友基
DF 20 金英權 90+2分に警告 90+2分
DF 26 村上和弘
MF 06 青木拓矢
MF 17 上田康太 64分に交代退場 64分
MF 13 渡邉大剛
MF 18 橋本早十 80分に交代退場 80分
MF 08 東慶悟
FW 09 石原直樹 87分に交代退場 87分
サブメンバー
GK 21 江角浩司
DF 14 坪内秀介
DF 24 鈴木規郎
MF 23 金澤慎 80分に交代出場 80分
MF 16 金久保順
MF 11 藤本主税 64分に交代出場 64分 83分に警告 83分
FW 29 清水慎太郎 87分に交代出場 87分
監督
鈴木淳
ヴァンフォーレ甲府
GK 01 荻晃太
DF 07 石原克哉 58分に警告 58分
DF 05 ダニエル 26分に警告 26分
DF 04 山本英臣 31分に警告 31分
DF 06 吉田豊
MF 30 保坂一成 46分に交代退場 46分
MF 28 井澤惇
MF 18 柏好文 46分に交代退場 46分
MF 10 パウリーニョ
FW 20 片桐淳至 77分に交代退場 77分
FW 14 ハーフナー・マイク 78分に警告 78分
サブメンバー
DF 03 冨田大介 46分に交代出場 46分
DF 17 津田琢磨
MF 08 養父雄仁
MF 24 堀米勇輝
MF 27 伊東輝悦
FW 23 小池悠貴 77分に交代出場 77分
FW 26 阿部吉朗 46分に交代出場 46分
監督
佐久間悟

エピソード

  • 柏はこれが初優勝だが、「年間最多勝ち点」であれば2000年シーズンに次ぐ11年振り2回目であった。2000年当時は2シーズン制で、1stステージが4位、2ndステージ2位にとどまったためサントリーチャンピオンシップへの出場を逃しており、年間順位としてはチャンピオンシップ出場の鹿島・横浜FMに次ぐ3位だった。
  • 浦和にとっては、2009年シーズン最終戦(鹿島に0-1で敗戦)に続いて、最終戦のホームで目の前での優勝決定を見せつけられる結果となった。試合後、浦和のシーズンを通じての不甲斐ない戦い振りに激怒した一部のサポーターがゴール裏スタンドに居残り、橋本光夫代表の辞任を要求。約4時間半にわたって押し問答が続く事態となった[8][9]

備考

  1. ^ 第33節で柏が勝って名古屋が引き分け以下、もしくは柏が引き分けて名古屋が敗れG大阪が引き分け以下の場合、勝ち点差の関係でこの時点で柏の優勝が決まっていた[1]
  2. ^ 甲府の三浦は第21節終了後に、浦和のペドロビッチは第29節終了後に、いずれもシーズン途中で監督を解任されている。
  3. ^ G大阪は第91回天皇杯の3回戦でJ2・水戸ホーリーホックに敗れており、リーグ優勝してFIFAクラブワールドカップ2011に出場しない限りこの試合がシーズン最終戦となることが決まっていた[4]

参考資料

関連項目