京セラ

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京セラ株式会社
KYOCERA Corporation
Kyocera logo.svg
Kyocera HQ Building 20101106-001.jpg
京セラ本社ビル
種類 株式会社
機関設計 監査役設置会社[1]
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
612-8501
京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地
北緯34度56分48.2秒 東経135度45分3秒 / 北緯34.946722度 東経135.75083度 / 34.946722; 135.75083座標: 北緯34度56分48.2秒 東経135度45分3秒 / 北緯34.946722度 東経135.75083度 / 34.946722; 135.75083
設立 1959年4月1日
業種 電気機器
法人番号 4130001000049 ウィキデータを編集
事業内容 セラミックス製品
情報・通信機器
半導体及び環境製品
代表者 代表取締役会長 山口悟郎
代表取締役社長執行役員社長 谷本秀夫
資本金 1157億300万円(2020年3月期)
売上高 連結:1兆5990億5300万円
(2020年3月期)
営業利益 連結:1001億9300万円
(2020年3月期)
経常利益 連結:1488億2600万円
単体:983億5600万円
(2020年3月期)
純利益 連結:1077億2100万円
単体:884億6600万円
(2020年3月期)
純資産 連結:2兆4542億4200万円
単体:1兆8055億6800万円
(2020年3月31日現在)
総資産 連結:3兆2501億7500万円
単体:2兆5200億9600万円
(2020年3月31日現在)
従業員数 連結:76,411名(2020年3月31日現在)
決算期 毎年3月31日
会計監査人 PwC京都監査法人[1]
主要子会社 グループ関連会社参照
関係する人物 稲盛和夫(創業者、名誉会長)
外部リンク https://www.kyocera.co.jp/
特記事項:各種経営指標は2017年3月期[2]
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京セラ原宿ビル (東京都渋谷区)
長野岡谷工場(長野県岡谷市長地小萩)
鹿児島国分工場

京セラ株式会社(きょうセラ、: KYOCERA Corporation)は、京都市伏見区に本社を置く電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池セラミック宝飾、医療用製品などを製造する大手電子部品・電気機器メーカーである。

ブランドステートメントは「The New Value Frontier」。新たな価値をいつも最先端で創造し続ける、という意味である。

ブランドシンボルは、京セラのイニシャルである「K」がセラミックスの「C」を包み込む意匠である。これは、1982年に社名を変更した際から使用している。それ以前は「京都」の「K」を「セラミック」の「C」が囲む意匠であった[3]

UFJグループみどり会に加盟。

日経平均株価及びTOPIX 100の構成銘柄の一つである。

沿革[編集]

  • 1959年4月1日 - 稲盛和夫が京都市中京区西ノ京原町で、ファインセラミックスの専門メーカー「京都セラミツク株式会社」として設立
  • 1971年10月 - 大阪証券取引所第2部、京都証券取引所に株式を上場
  • 1972年7月 - 京都市山科区に新社屋を建設、本社を移転
  • 1972年9月 - 東京証券取引所市場第2部に株式を上場
  • 1974年2月 - 東京証券取引所および大阪証券取引所市場第1部に指定替え
  • 1982年10月1日 - サイバネット工業を合併
  • 1982年10月1日 - 「京セラ株式会社」へ商号変更
  • 1983年10月 - ヤシカを合併
  • 1984年6月 - 京セラを中心とする25社で第二電電企画を設立
  • 1986年3月 - タイトーに資本参加
  • 1994年1月 - 京セラを中心とする21社で京都パープルサンガを設立
  • 1998年8月 - 京都市伏見区に新本社ビルを建設し、本社を移転
  • 1999年10月5日 - 会社更生法適用を申請した三田工業の支援を表明
  • 2004年10月 - カーライルと共にKDDIよりDDIポケットを買収[4]
  • 2005年3月10日 - デジカメ事業から撤退を表明[5]
  • 2005年4月12日 - 銀塩カメラ事業から撤退を表明[6]
  • 2005年9月 - タイトーをスクウェア・エニックスに売却
  • 2006年3月2日 大阪ドーム命名権を取得し、2006年7月1日から「京セラドーム大阪」に改称
  • 2008年4月 - 三洋電機の携帯電話事業を継承
  • 2011年7月 - ユニメルコを買収[7]
  • 2012年2月 - オプトレックスを買収[8]
  • 2013年10月 トッパンNEC サーキットソリューションズを買収[9]
  • 2015年9月 - 日本インターを買収[10]
  • 2016年4月1日 - 子会社の京セラサーキットソリューションズ、京セラケミカル、京セラソーラーコーポレーション(太陽光発電機器の販売事業)を吸収合併
  • 2016年8月1日 - 子会社の日本インターを吸収合併
  • 2016年9月26日 - 子会社の京セラオプテックにメレスグリオを吸収合併
  • 2017年4月1日 - 子会社の京セラメディカル、京セラクリスタルデバイス、京セラコネクタプロダクツを吸収合併
  • 2018年1月10日 - リョービの電動工具事業の取得[11]
  • 2018年10月1日 - 子会社の京セラディスプレイ、京セラオプテックを吸収合併
  • 2019年4月 - 太陽光発電システムを活用した電力サービス事業を行う、京セラ関電エナジー合同会社を設立
  • 2021年4月1日 - 子会社の京セラ宇部RFテックを吸収合併

歴代社長[編集]

氏名 在任期間 備考
初代 宮木男也 1959年4月1日[12][13] - 1964年 出資をした宮木電機製作所社長

(稲盛は当時、取締役技術部長)

2代 青山政次 1964年4月[14] - 1966年 稲盛和夫の松風工業時代の上司

(稲盛は当時、専務)

3代 稲盛和夫 1966年5月 - 1985年10月 創業者。名誉会長
4代 安城欽寿 1986年10月 - 1989年6月
5代 伊藤謙介 1989年6月 - 1999年6月29日 稲盛和夫の松風工業時代の部下。創業時メンバーの一人。
6代 西口泰夫 1999年6月29日[15] - 2005年6月28日
7代 川村誠 2005年6月28日[16] - 2009年3月31日
8代 久芳徹夫 2009年4月1日[17] - 2013年3月31日
9代 山口悟郎 2013年4月1日[18] - 2017年3月31日 現・代表取締役会長
10代 谷本秀夫 2017年4月1日[19] -

主要な事業[編集]

産業・自動車用部品[編集]

ファインセラミック部品、ビューカメラモジュール、セラミックヒーター、グロープラグ、車載・産業用液晶ディスプレイなどを手掛ける。

半導体関連部品[編集]

セラミックパッケージ、有機多層パッケージ、有機化学材料などを手掛ける。

電子デバイス[編集]

電子部品、プリントヘッドや感光ドラムなどを手掛ける。

コミュニケーション[編集]

携帯電話、スマートフォン、タブレット、IoT機器などの開発製造販売、情報通信サービス(子会社の京セラコミュニケーションシステム)などを手掛ける。

  • 日本国内では、Android搭載スマートフォン、およびAndroidフィーチャーフォン(ガラホ)は一部を除き、「DIGNO」というブランドで展開している。
  • 2013年より販売するタフネススマホの「TORQUE」シリーズはアメリカ、カナダ、日本、コロンビア、欧州など多くの国で販売をしている[20]。これにより北米市場では高耐久モデルに強いメーカーというイメージが定着している[21]
  • PHSにおいては有力メーカーの一つで、中でも2004年に発売されたAH-K3001Vは「京ぽん」の愛称で大人気となった[22]

ドキュメントソリューション[編集]

プリンター、複合機の開発製造販売、ソリューションビジネスなどを子会社京セラドキュメントソリューションズが手掛ける。

生活・環境[編集]

ソーラーエネルギー事業、医療用製品、宝飾品・キッチングッズ、ホテル運営などを手掛ける。

  • 宝飾品、ジュエリー - 特に合成宝石の技術が知られる。CRESCENT VERT(クレサンベール)ブランドを展開。
  • 京都オパール - 合成宝石の技術を産業用に加工させたもの。
  • 医療用製品 - 人工関節の摺動面用のセラミックス材料「BIOCERAM」、人工股関節の長寿命化に貢献する表面処理技術「Aquala」、人工股関節表面に抗菌性、骨伝導性及び骨固定性を付与する表面処理技術「AG-PROTEX」、人工関節、デンタルインプラント等の完成品を展開。
  • 太陽光発電事業は、京セラと東京センチュリーリースが共同出資した京セラTCL ソーラー合同会社がおこなう
    • 千葉 · 山倉水上メガソーラー発電所
    • 北海道・北見メガソーラー発電所
    • 京都・伏見メガソーラー発電所
    • 滋賀・矢橋帰帆島メガソーラー発電所
    • 岡山・下山池メガソーラー発電所
    • 兵庫・高岡西水上メガソーラー発電所
    • 兵庫・高岡東水上メガソーラー発電所

過去の事業[編集]

光学機器[編集]

銀塩カメラ、デジタルカメラ

2005年に事業撤退

音響機器(ピュアオーディオ[編集]

パーソナルコンピュータ[編集]

1983年よりOEM出荷。日本ではNECよりPC-8201PC-100の商品名で販売された。

1984年にはIBM互換機をOEM出荷し、キヤノンカシオ計算機セイコーエプソンから販売された。

1989年には自社ブランドで「386AX Model A」を発売したが振るわず、その後、事業から撤退した。

研究開発拠点[編集]

日本国内に以下の研究開発拠点を設置している[23][24]

グループ関連会社[編集]

日本国内[編集]

日本国外[編集]

  • Kyocera International
  • 他多数

施設の命名権[編集]

スポーツ協賛事業[編集]

その他[編集]

1998年、社会貢献活動の一環として、本社ビル(京都市)に 京セラギャラリー京セラファインセラミック館ショールームを開設した。

提供番組[編集]

2021年4月時点

現在はスポットCMが中心であり、レギュラーでの提供番組が少なく、期間限定で提供する程度となっている。

過去

不祥事[編集]

秦野工場社員による横領事件

秦野工場の経理責任者を務めていた51歳の男性社員が、2012年9月から2017年6月に、支払根拠資料を偽造するなどの手口で計約1億2,600万円を横領していた。2017年8月30日付でこの社員を懲戒解雇処分とした。2018年2月神奈川県警察業務上横領容疑で告訴した[27]。約6000万円は返還済み[28]。同年11月7日に約3700万円詐取の疑いで逮捕[29]、同年11月28日に約2900万円をだまし取ったとして再逮捕[30]

関連項目[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b コーポレートガバナンス報告書 京セラ株式会社 2021年1月7日閲覧
  2. ^ 平成29年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結) 京セラ株式会社 2017年5月1日
  3. ^ 『本間之英 有名企業 社名とまーくの秘密』株式会社学習研究所、2008年4月22日。ISBN 978-4-05-403709-0
  4. ^ DDIポケット、カーライルと京セラが買収”. k-tai.watch.impress.co.jp. 2020年4月25日閲覧。
  5. ^ 京セラ、デジカメ事業から撤退”. dc.watch.impress.co.jp. 2020年4月25日閲覧。
  6. ^ 京セラ、CONTAX事業を2005年中に終了”. dc.watch.impress.co.jp. 2020年4月25日閲覧。
  7. ^ 京セラ、欧州の超硬工具企業を買収 200億円” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年4月25日閲覧。
  8. ^ 京セラ、オプトレックス買収を発表 買収額は約200億円” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年4月25日閲覧。
  9. ^ 京セラが凸版・NEC合弁プリント基板メーカーを買収” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年4月25日閲覧。
  10. ^ 京セラ、日本インターを買収へ 総額106億円でTOB” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年4月25日閲覧。
  11. ^ 京セラ、リョービの電動工具事業の承継と子会社化が完了” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年4月25日閲覧。
  12. ^ 徐方啓「稲盛和夫経営哲学に関する一考察 (北門達男先生 退任記念号)」『商経学叢』第66巻第1号、近畿大学商経学会、2019年7月、 129-142頁、 ISSN 0450-2825NAID 1200068209012020年7月22日閲覧。
  13. ^ 京セラ 創業者 稲盛和夫ものがたり”. 2020年5月2日閲覧。
  14. ^ 工場移転―「アメーバ経営」の原点・京セラ稲盛氏” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年5月2日閲覧。
  15. ^ 役員人事の件” (2002年6月12日). 2002年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月2日閲覧。
  16. ^ 京セラ社長交代、稲盛氏は取締役退任” (日本語). ITmedia NEWS. 2020年5月2日閲覧。
  17. ^ 京セラ新社長に久芳専務が昇格、川村社長は会長に」『Reuters』、2009年2月17日。2020年5月2日閲覧。
  18. ^ 京セラ社長に山口氏 久芳社長は会長に” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年5月2日閲覧。
  19. ^ 京セラ社長に谷本氏 成長路線への転換めざす” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年5月2日閲覧。
  20. ^ 京セラが欧州のスマートフォン市場に参入、「TORQUE」を投入” (日本語). ITmedia Mobile. 2020年4月25日閲覧。
  21. ^ 株式会社インプレス (2019年7月4日). “京セラのタフネススマホ・ケータイ、累計出荷数が1000万台を突破” (日本語). ケータイ Watch. 2020年4月25日閲覧。
  22. ^ さよならPHS。往年の名機「京ぽん」をいま使ってみた 11万画素のカメラで写す、2018年の東京 (1/4) - ねとらぼ
  23. ^ オープンイノベーションアリーナ(京セラ株式会社)
  24. ^ 京セラ国内拠点:研究所(京セラ株式会社)
  25. ^ 笠りつ子、森美穂が京セラグループと所属契約”. ゴルフ情報 ALBA.Net. 2020年4月30日閲覧。
  26. ^ 笠りつ子プロと森美穂プロをサポート | トピックス | 京セラ株式会社” (日本語). in-web-production.kcweb (2012年4月5日). 2020年4月30日閲覧。
  27. ^ 当社元従業員に対する刑事告訴について 京セラニュースリリース 2018年2月19日
  28. ^ 元経理担当が1億円超着服 京セラが刑事告訴” (日本語). 日本経済新聞 電子版. 2020年4月26日閲覧。
  29. ^ 京セラ元社員 約3700万円詐取の疑いで逮捕 | NHKニュース” (2018年11月11日). 2018年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月26日閲覧。
  30. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年11月28日). “京セラ元社員 2900万円詐欺容疑で再逮捕” (日本語). 産経ニュース. 2020年4月26日閲覧。

外部リンク[編集]