忘却バッテリー
忘却バッテリー | |
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ジャンル | 野球、ギャグ、青春 |
漫画 | |
作者 | みかわ絵子 |
出版社 | 集英社 |
掲載サイト | 少年ジャンプ+ |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
発表期間 | 2018年4月26日 - |
巻数 | 既刊19巻(2024年9月現在) |
アニメ | |
原作 | みかわ絵子 |
監督 | 中園真登 |
シリーズ構成 | 横手美智子 |
キャラクターデザイン | 長谷川ひとみ |
音楽 | 菊谷知樹、山崎寛子 |
アニメーション制作 | MAPPA |
製作 | KADOKAWA、MAPPA |
放送局 | テレビ東京系列ほか |
放送期間 | 2024年4月10日 - 7月3日 |
話数 | 全12話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『忘却バッテリー』(ぼうきゃくバッテリー)は、みかわ絵子による日本の漫画作品[1]。ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』(集英社)にて、2018年4月26日より隔週木曜更新で連載中[2][3]。
概要
[編集]みかわにとって2作目の連載作品[4]。キャッチコピーは「天才たちは出会ってしまった…!」「気づいてしまった もう、逃げられない。」など。
みかわは前作『ブタイゼミ』で演劇をテーマとしていたが、読者の母数が多いジャンルに挑みたいと野球漫画を描くことした。野球の絵や漫画は好きだが、試合を観ることは少なかったこともあり、スポーツに興味のない人でも読みやすく作っているという。1度は他社で連載を試みるも企画が通らず、漫画家の二宮裕次にアドバイスを受けるなどをしていたが、最終的に修正を施さず『少年ジャンプ+』で連載することが決定した[4]。集英社新連載40連弾の第3弾[5]として『終末のハーレム ファンタジア』・『アビスレイジ』などとほぼ同時期に始まった。
取材先として高校野球の地方予選(千葉県や神宮球場など)を挙げている。また、野球を本格的にやっていた夫[注 1]に話を聞くこともあるという。そのほかの情報源として速報性に優れたTwitter・YouTubeなどを活用している[4]。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)2020年1号で出張掲載が行われた[7]。これによって単行本7巻の電子書籍版売上が前巻比で245%に急増した[8]。『SPY×FAMILY』・『地獄楽』などと共に『少年ジャンプ+』の代表的な作品として挙げられることもある[1]。次にくるマンガ大賞2019年Webマンガ部門で6位を受賞した[9]。2020年10月にはジャンプフェスタでオリジナルアニメが公開された[10]。
「本誌には連載されないかもしれないが「ジャンプ」を冠する媒体/作品としてどこか納得感のある」作品であり、その点で『少年ジャンプ+』らしさを体現した作品の一つとも評されている[11]。
あらすじ
[編集]かつて中学硬式野球界で誰もが恐れた天才バッテリー・清峰葉流火と要圭。中学時代に彼らと対戦した山田太郎は野球を辞める決意をし、野球部のない小手指高校に進学する。だがそこで出会ったのは、記憶喪失により野球素人となった要と、それにくっついて入学してきた清峰だった。さらに、かつて清峰-要に心を折られて野球を辞めた天才プレーヤー・藤堂葵と千早瞬平もまた、同じく小手指高校に入学していることが判明。出会うはずのない場所で出会ってしまった天才たちは、発足したばかりの野球部に入り、再び野球の道を歩み始める。
登場人物
[編集]この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
担当声優はOVA(ジャンプスペシャルアニメフェスタ2020)版 / テレビアニメ版の順に表記。一人しか記載がない場合はテレビアニメ版での配役。
都立小手指(こてさし)高校
[編集]勉学も部活も普通の都立高校。吉祥寺に近い位置にあり、高校野球では西東京地区に属する。これまで野球部は無く同好会だけだったが、要達が入部し部活動に。夏の地区大会は部員10人で進み4回戦で帝徳に敗れる。秋は部員8人で勝ちきれないとした監督の判断で棄権。2年目は部員20人で活動している。
名前の由来は作者が初めて上京した時に住んでいた埼玉県小手指町から。
- 清峰 葉流火(きよみね はるか)
- 声 - 細谷佳正[10]、川井田夏海(幼少期) / 増田俊樹[12]、いなせあおい(幼少期)
- 本作の主人公。宝谷シニア出身。1年生→2年生。投手、右投右打。背番号1。身長185cm。血液型B型。12月10日生。
- 中学時代、「完全無欠」と評された天才投手。1年にして最速148km/hの剛速球と鋭く曲がる高速スライダーが武器。持ち玉は他にスローカーブも存在。シニアで四番打者であり、打撃センスも非常に高く足も速いが、コミュニケーション能力に難がある。要に対しては従順だが、それ以外の人物に対しては終始冷淡かつ傲岸不遜。名門宝谷でエース兼4番であり1年目の夏大会も4番ピッチャー。2年からは疲労を少なくするため5番を打つ。
- 野球に関しては天性の素質を持つが、本人は極度の負けず嫌い(俊足を見せた千早に対して勝負を挑もうとするなど投手以外でも負けず嫌い)でこそあれ「圭と野球をすること」と「ピッチング」にしか興味がなく、トレーニングや体調管理、チーム内のコミュニケーション等はほぼ要に依存している。
- 要 圭(かなめ けい)
- 声 - 宮野真守[10]、松本沙羅(幼少期) / 宮野真守[12]、永瀬アンナ(幼少期)
- 本作のもう1人の主人公。宝谷シニア出身。1年生→2年生。捕手、右投左打。背番号2。身長172cm。血液型AB型。4月15日生。
- 清峰の幼馴染。かつては冷静沈着なリードで勝利に導く天才捕手だったが、記憶喪失により野球に関するあらゆる知識と興味を失い、性格も生来のお調子者キャラになっている。時折突発的に記憶が戻り、かつての冷静沈着な状態になることもあるが、後にこの変化は記憶の問題ではなく解離性同一性障害による人格交代であったことが判明する。
- アホ[13]/ 主人(マスター)
- 「記憶喪失」後のお調子者の人格。女子が多いという理由から小手指高校へ進学した。野球に対する知識・技術は素人同然だが、打撃フォームや捕球態勢といった基本は体が覚えている。チームメイトからは「アホ」「何も考えていない」などと評され、いい加減で間の抜けた言動ばかりとるものの、どこか憎めないその性格は野球部のムード作りに貢献している。当初は野球に関わることさえ嫌がっていたが、様々な体験を経て野球の楽しさに目覚め、智将時代に自ら書き残していた「ぜったいノート」でキャッチャーとしての膨大な知識を習得していく。本人はあまり自覚していないが実は他人の感情の機微に敏く、鋭い発言で図星を突くこともしばしば。
- 作中の時系列上は後から出てきたような形だが、本来はこちらが主人格。後に「智将」人格と脳内で対話できるようになり、智将のアドバイスを受けながら智将を超えるプレーヤーになるべく奮闘している。
- 智将
- リトルシニア時代に肉体の主導権を握っていた、天才捕手としての人格。自信に溢れた冷静沈着な性格で、ある種のカリスマ性を持つ。尋常でない努力と執念により習得した技術と理論を武器とし、捕手としても打者としても超一流。だがその一方、非情までのストイックさゆえに周囲との軋轢を呼ぶことも多かった。
- 幼少時に葉流火の才能に触れたことを発端に「葉流火を一流のプロ野球選手にする」「そのために野球以外は全て捨てる」という決意で野球を続けて来た要圭が、野球を追求していく中で受けた精神的負荷を引き受ける形で生まれた人格と目されている。野球にしか興味を持てないが野球を楽しむこともできず、中学時代(詳細な時期は不明)に精神的疲労・脳の疲労が限界に達して休眠状態に陥ってしまう。代わりに主人格が表出し、その状態が周囲からは「記憶喪失」と解釈されていた。現在は時折人格交代できる程度には回復しており、主人格のことをからかい半分に「主人(マスター)」と呼びつつ、自身の消滅に向けて野球教育に勤しんでいる。
- 山田 太郎(やまだ たろう)
- 声 - 福山潤[10] / 梶裕貴[14]
- 秋津シニア出身。1年生→2年生。捕手→一塁手、右投右打。背番号3。身長164cm。血液型O型。3月3日生。
- 本作の主な語り部(モノローグによるナレーション担当)。プレイヤーとしては清峰ら四人組に劣るものの、リトルシニアリーグで「お山の大将」を張れる程度には実力者だった。清峰・要バッテリーとの対戦を経て野球を辞める決意をし、小手指高校に進学したが、再会した清峰に誘いをかけられ野球部に入部する。
- 癖の強い同学年の面々の中では常識人かつ温厚な性格。ただし内心では要のお調子者な言動に対して辛辣なツッコミを入れることも多い。リトルシニア時代は捕手、帝徳高校との練習試合ではセンターを務めていたが、藤堂のイップス克服練習を機に一塁手となる。チームメイトからの人望があり、現在は小手指野球部の主将を務める。
- 藤堂 葵(とうどう あおい)[注 2]
- 声 - 鈴木達央[10] / 阿座上洋平[14]
- 大泉シニア出身。1年生→2年生。遊撃手、右投右打。背番号6。身長181cm。血液型O型。8月31日生。
- 強肩強打の大型遊撃手。表面上は荒っぽい自信家だが根は真面目。リトルシニア時代に清峰・要のチームと対戦したが、その際のミスがきっかけで一塁への送球ができないイップスを発症。周囲からの扱いにも耐えられずグレてしまい、野球から退いて小手指に進学するが、野球を忘れることができず野球部に入部する。
- イップスの症状に対して要からワンバンでの返球を提案され、それにより一塁への返球が出来るようになっていく。帝徳戦ではワンバン送球が原因で内野安打を許してしまうが、試合途中でイップスを克服する。
- 対照的な性格の千早にはよくからかわれ対立することもあるが、野球経験者かつ清峰・要に負けた者として互いに通じるものがあり意見が合うことも少なくない。千早と1番打者の地位を争っていたが、2年時にはクリーンナップを揃えたい監督の意向もあり4番を務める。
- 千早 瞬平(ちはや しゅんぺい)
- 声 - 松岡禎丞[10] / 島﨑信長[14]
- 富士見シニア出身。1年生→2年生。二塁手、右投両打。背番号4。身長167cm。血液型A型。9月28日生。
- 優れた選球眼とバットコントロール、俊足を誇る二塁手。理論派で斜に構えた性格。リトルシニア時代は恵まれない体格を技術と理論で補うべく必死の努力をしていたが、「技術と理論を兼ね備えた天才」清峰・要との対戦をきっかけとして自身の心の弱さを突き付けられ野球を辞めていた。「野球は時間の無駄」と考え小手指高校に進学するも、本心では野球をやりたい気持ちが消えておらず野球部に入部する。
- リトルシニア時代は人に頼ることを内心良しとしておらず個人プレーを重視する傾向にあったが、氷河高校との練習試合を境にチームプレーを行うようになっていく。
- 藤堂とは1番打者の地位を争っていたが、2年目の夏からはトップバッター固定となる。夏大会は長打を狙うフォームになり、打率を落としつつも試行錯誤している。
- 土屋 和季(つちや かずき)
- 声 - 山谷祥生[14]
- 軟式野球部出身。2年生→3年生。中堅手、右投右打。背番号8。身長169cm。血液型A型。11月17日生。
- 体力はないが千早に負けず劣らずの瞬足を誇る中堅手。中学では「野球部」というシステムに馴染めず、高校ではゲームやアニメなどフィクションの「野球」に逃げ込んでいた。だが野球というスポーツ自体は好きであり、要たちに誘われ入部。打力はないため打順は9番だが、続く1番千早との連携で俊足を生かしたダブルスチールを成功させることも。
- オタク気質で要の記憶喪失について「二次元みたい」、智将モードの要を「圭様」と称する。オカルトにも詳しい。
- 楠田 竜樹(くすだ たつき)
- 声 - 下崎紘史 / 木村隼人
- 3年生→卒業。一塁手。右投右打。背番号10。
- 当初は野球を頑張る気はなく、部活も彼女がいないのにデートを名目にサボるなど、御手洗と並んで「クソみたいな先輩」と称されていた。要の誘い(煽り)により真面目に練習に参加するようになる。
- 御手洗 優作(みたらい ゆうさく)
- 声 - 三宅健太 /藤沼建人
- 3年生→卒業。三塁手。右投右打。背番号5。打順は6番。
- 無口。楠田同様最初はサボっていたが要に褒められてから練習に顔を出すようになる。当たれば飛ぶタイプ。表情が変わらないので気付かれにくいが内心ではエラーを気にするなど真面目な一面も。
- 鈴木(すずき)
- 声 - 鈴木崚汰
- 2年生→3年生。外野手。右投右打。背番号7。
- 真面目で優しい先輩。細い方。佐藤同様野球の実力は低く、清峰のことも知らずに勧誘した。小学校時代に控えの控えだが投手経験があり、低速ながら安定したサイドスローが投げられる。
- 佐藤(さとう)
- 声 - 佐藤元
- 2年生→3年生。外野手。右投右打。2年次背番号9→3年次10。
- 真面目でやや天然な先輩。太い方。3年夏大会ではスタメン落ちしたが、代打の機会に応えられるよう練習を積んでいる。
- 陽ノ本 照夜(ひのもと てるや)
- 宝谷シニア出身。新1年生。三塁手。右投左打。背番号5。帝徳高校の陽ノ本当の弟。
- 攻守共に真面目なプレースタイル。中学時代から清峰-要バッテリーを尊敬しており、腕試しの対戦を経てあえて帝徳ではなく小手指への入学を選択した。兄と同じく誠実な性格だが、陽気な兄と異なりクールなタイプ。要曰く「いい子」。
- 滝 正雪(たき まさゆき)
- 宝谷シニア出身。新1年生。左投左打。背番号11。投手。
- 球速は130km/h前半だが変幻自在の投球フォームと安定した精神力を併せ持ち、あらゆるフォームからストライクに入れる制球力を誇る。照夜同様、中学時代から清峰-要バッテリーを尊敬していた。
- 女性に対しても投球スタイルと同じく「相手に全て合わせていく」スタンスで接しており、全員合意の上で彼女が7人いる。
- 猿川 小立(さるかわ こたち)
- 新1年生。投手、外野手。背番号9。身長180長。
- 「小手指でならレギュラーを取れる」と考えて進学してきた野心家。土屋たち下位打線を下に見ていたが紅白戦で考えを改める。
- 投手として試合に出ることにこだわりを持っていたが、中学時代は外野のレギュラーとして定着していた。バッティング時に手首をこねてしまう癖を要に見抜かれる。夏大会は背番号9をもらい落胆するも、外された鈴木のことを考え、全力で尽くすことを決意する。打順は7番。
- 木下(きのした)
- 新1年生。捕手。背番号12。たらこ唇が特徴的。
- 智将曰くキャッチングのセンスがあり、あとはリードだけとのこと。智将に励まされた際は嬉しさをスクワットで発散していた。
- 佐古 優助(さこ ゆうすけ)
- 監督。従妹のレイラの勧めで就任した。「ゆるいオッサン」だが的確な判断でチームを導く。大学時代に怪我をして監督に見向きもされなくなり野球から離れていた。
- 佐古 レイラ
- マネージャー。3年生。野球経験者だが「女子は甲子園に行けない」ことで気力が抜けてしまい、辞めていた。クールな性格だが、優助に対しては親身に接する。
- 姫倉 清花(ひめくら さやか)
- マネージャー兼チアリーダー。3年生。
- 中学時代にチアリーダーをやっていたものの、彼女が応援したチームは負けるというジンクスがあり、他部員に責められチアを辞めた。内心では他人の言葉に流されて辞めたことを後悔しており、夏大会でチアリーダーとして復帰する。
- 投資業界のSNSでは買った銘柄が暴落する逆神・「億り姫(おくりひめ)」として有名。
- ポニーテールの女子(姓名不詳)
- 智将モードの圭に心を奪われた女子。アホモードの圭と同一人物だとは認識していない。のちに智将モードの圭を目当てにマネージャーとして入部し、チアリーダーも務める。
私立帝徳(ていとく)高校
[編集]西東京に存在する名門校。部員全員が寮。福岡や神奈川など県外から多くの部員を抱えており、3年間ベンチに入れない部員も多い。環境はかなり良く、争いの中でも空気は柔らかい。要達の1つ上の2年生の代は最強と呼ばれており、1年時のスタメンのほとんどが2年生。
作中1年目は夏の地区大会4回戦で小手指に勝ち、決勝では氷河を逆転で倒し西東京大会優勝、甲子園出場を決めるも一回戦で選抜王者の大阪陽盟館に13-0の惨敗を喫する。続く春の選抜は準決勝で横浜高校に敗れベスト4。2年目の夏は準決勝で小手指と再戦。
- 国都 英一郎(こくと えいいちろう)
- 声 - 大塚剛央[14]
- 1年生→2年生。一塁手。右投左打。身長184cm。血液型A型。5月23日生。
- 黒髪とタレ目が特徴。1年から帝徳の4番を担う長距離砲のエース。シニア時代に対戦した清峰・要の実力に感激し、二人と共に帝徳高校に入って甲子園を目指したいと考えていた。再会時に要が記憶喪失状態であることを知らなかったため野球を軽視するかのような要の言動に激怒・失望するも、夏の小手指との試合で認識を改め再戦を誓う。生真面目な性格で、面倒臭い飛高のことも先輩として本心から慕っている。
- 飛高 翔太(ひだか しょうた)
- 2年生→3年生。投手。右投右打。打順は8番。
- 150キロ代の直球を投げる長身のパワーピッチャー。すでにプロ野球のドラフト候補だが、明るい顔に反して卑屈すぎる性格ゆえに自己評価が異常に低く、褒められてもすぐ自虐的になる。その性格は監督も挫折しかけたほど。偏食気味でごまが大好物。
- 卑屈な性格ゆえに立ち上がりは悪いが、8回あたりになると脳がショートして開き直り最高のピッチングを見せる。常に自身の能力に満足しないため向上心も高い。打撃は陽ノ本と違いあまり良くない様子。
- 陽ノ本 当(ひのもと あたる)
- 2年生→3年生。投手。右投右打。身長195cm。打順は3番。背番号11。神奈川出身。
- 飛高に負けず劣らずの球威と精度を誇る本格派。頼りがいのあるポジティブな言動でチームメイトのメンタルを支える。その明るさから相手チームからでも良い人と評され、人望は「(同学年の選手が)全員陽ノ本と野球がしたくて帝徳に来た」と言われるほど。
- 打撃には興味がなく打者としては身体を全身使わずに軽く振るが、ムラはあるものの高身長とセンスにより長打を出せる。3年になると全身を使うスイングをするようになり、外・内に関係なく届くようになった。
- 小里 偲歩(こざと しのぶ)
- 2年生→3年生。遊撃手。打順は1番。右投左打。
- 帝徳一の出塁率を誇る俊足のトップバッター。短気でキレやすい性格で飛高との会話は不可能。炭酸が大好物で実家に帰省したときはガブ飲みしている。
- 1年目の小手指との試合では良いシーンがなかったが、決勝戦では二塁から一気にホームインし、帝徳のサヨナラ優勝を決めた。
- 千石 今日路(せんごく きょうじ)
- 2年生→3年生。二塁手。打順は2番。右投右打。
- よく後輩から「千石さん」と名前を連呼されている。表情を変えないクールさで口数も多くはないが、飛高に容赦なく暴言を吐いて悪質と評されることも。ミート力が高くバントが上手い。
- 名前およびプロフィール情報から、作者の前作「ブタイゼミ」の主人公の息子であることが示唆されており、両親は回想シーンで一瞬登場している。
- 久我 歳行(くが としゆき)
- 2年生→3年生。三塁手、右翼手。打順は5番。右投右打。
- パワーもあるが努力で鍛えた小技もできる。強面だがボランティアに参加するなど性格はよく、迷子に話しかけた際号泣されたのが悩み。
- 2年時の小手指戦で8回裏にホームへの送球を外し得点を許すも、9回裏にそれまでノーヒットの清峰から逆転サヨナラスリーランを放ち号泣した。それから一皮剥けたとのこと。
- 益村 重光(ますむら しげみつ)
- 2年生→3年生。捕手、三塁手。打順は6番。右投右打。
- 飛高のバッテリー。2年時に正捕手の先輩が怪我をしたため背番号12でたまたまレギュラーになった。ミットはその先輩のもの。
- 正捕手になった経緯ゆえに自己評価は低く、選手として何もかも上の乗富が現れた際には「肩の荷が降りた」と感じていた。だが同時に諦めない気持ちにも気が付き、自分の捕手としてのこだわりを知る。その後、乗富と飛高の相性が悪かったために監督から引き続き飛高とのバッテリーを任される。
- 寺田
- 中堅手。打順は8番。右打。
- 一年目の夏大会のレギュラー。
- 片山
- 右翼手。打順は9番。右打。
- 一年目の夏大会のレギュラー。
- 乗冨 大善(のりとみ だいぜん)
- 新1年生。背番号12。右投右打。
- 佐賀県・神崎ボーイズ出身。自分のことをスーパールーキーと称する自信家。進学前に帝徳の監督へビデオメッセージを送り、その中で陽ノ本が本気を出していないこと、その球を取れるのは自分であることをアピールしてスカウトされた。
- キャッチング能力は高く、フレーミングや陽ノ本のフォークを唯一取れる実力者。体格に反して足が速く、打者としても良いスイングがあり頭脳面でも能力を発揮するなど全てがハイレベル。
- 内藤(ないとう)
- 中堅手。打順は8番。右投右打。
- 2年目の夏大会のレギュラー。
- 高木 (たかぎ)
- 声 - 柳田淳一
- 2年生。投手。
- 本人曰く中学時代は『福岡の狂犬』の異名を持っていた。小手指との練習試合に先発するも、上位打線から連打を浴びる。
- 岩崎(いわさき)
- 声 - 金尾哲夫
- 野球部の監督。
- 厳格かつ冷静な名将。試合では非情の采配を下すこともあるが、部員たちを強く愛している。1年目の甲子園で陽盟に完敗した際は部員に対するネット上の無思慮な批判に憤りを露わにしていた。
- かつて清峰・要・藤堂・千早をスカウトしたにもかかわらず獲得できなかったことに多大な未練を抱えており、全員が小手指高校に在籍していると知った時には大いに取り乱してコーチを困惑させた。その後も4人のことが絡むと人が変わるが、公式戦においては普段通りの冷静さを見せる。
- コーチ
- 声 - 杉田智和
- メガネを掛けた真面目そうな青年男性。野球部長としてベンチ入りもしている模様。岩崎監督の普段と違う情緒不安定な所を目撃してはリアクション要員になっている。
私立氷河(ひかわ)高校
[編集]帝徳に次ぐ西東京の強豪。春の都大会ではベスト4。1年目夏の西東京大会で準優勝。2年目の夏大会は先に決勝進出を決めている。
- 巻田 広伸(まきた ひろのぶ)
- 声 - 石井マーク[14]
- 1年生→2年生。投手、右投右打。身長183cm。血液型O型。7月14日生。背番号10。
- 直球勝負を信条とするパワーピッチャー。球種は直球のみだったが、練習試合で帝徳に打ち込まれて以降は落差のあるフォーク(本人曰くマキタロックボール)を習得した。千早と同じリトルシニアチーム出身で、千早の小技や頭を使うプレースタイルを「チマチマしていてつまらない」と評しつつも、その実力は認めておりライバル視している。
- 直情型の性格で思考回路が単純なため桐島が解説したプレーの意図や捕手のリードが理解出来ず、桐島からはゴリラ扱いされたりバナナを与えられたりといじられている。
- 桐島 秋斗(きりしま しゅうと)
- 声 - 河西健吾[14]
- 2年生→3年生。投手、左投左打。身長178cm。血液型AB型。1月24日生。背番号1。
- キレのある速球と多彩な変化球で打者を翻弄するエース左腕投手。見た目はクールだが、大阪からの野球留学生で笑いに厳しい。部内で「ダントツでオモンない」巻田をイジりまくっている。大阪陽盟館高校の桐島夏彦の兄。リトルシニア時代は兄弟で同じチームに属し、エースである弟の後ろでずっと控えだった模様。
- 舞原 正太郎(まいはら しょうたろう)
- 捕手。1年生。
- 雰囲気はほんわかしているが巻田を上手く扱うなど捕手としての能力は高く、小柄だが強力なパワーヒッター。
- 宇部 智也(うべ ともや)
- 一塁手。1年生。198cmの長身選手。
- 眼鏡を掛けている。同級生の舞原に敬語を使うなど礼儀正しいが包帯を巻いていると落ち着くなど厨二病めいたところがある。
横山高校
[編集]設立母体不明。なぜか全員同じ顔[注 3]で名前が「○路」(○はポジションや役職名)に統一されており、小手指をやたらと見下している。 作中では本作担当編集者の中路とは無関係とされているが、中路からは「担当が便利に使われている」との評が出ている[15]。
1年目夏の1回戦で小手指と対戦。2年目でも夏の1回戦で小手指と再戦している。
- 投路(とうじ)
- 投手。右投げ。
- 「松坂世代の草野球のおっさん」を思わせる見た目で、首回りの緩いタートルネックを着用するなど現役高校生とは考えづらい服装センスをしている。
- 速球が得意で体感速度160㎞を自称する。2年目に再登場した際も見た目や態度が全く変わっていない。
- 監路(かんじ)
- 監督。投路と全く同じ見た目で、2年目に再登場した際も全く変わっていない。
- 捕路、一路、セカン路、三路、遊路、左路、中路、右路(ほじ、いちじ、せかんじ、さんじ、ゆうじ、さじ、なかじ、うじ)
- 2年目から登場した新入生たち。全員投路と全く同じ見た目でコマやセリフもコピーが多用されている。セカン路のみ命名パターンが他と異なっており作中でも指摘されている。
- 中路は試合後に集英社への入社を志しており、のちにジャンプの制作にかかわるようになったとのこと。
星明(せいめい)学園
[編集]春ベスト16に入った中堅校。
- 高須(たかす)
- 藤堂と同じ大泉シニア出身。2年生→3年生。左翼手、右投左打。九番打者。
- プレーはさほど上手くないが仲間を想う熱意は人一倍。藤堂の「いい先輩」でありたいと思い、野球に復帰した藤堂との試合を楽しみにしていた。
- 津田(つだ)
- 大泉シニア出身。2年生→3年生。投手、左投左打。
- 一見クールでロボットのような動きをする。努力を怠らない堅実な選手で、継続の神であるこち亀の両さんを尊敬している。
花木高校
[編集]都立高。2年目夏の地区大会で星明に勝利し、小手指と対戦。
- 金城(きんじょう)
- 清峰・要と同じ宝谷シニア出身。捕手。2年生。右投右打。冷静な理論派。自身の適正や能力を考えたうえで捕手を選んでいる。
- 「捕手は優秀な投手と組めると高評価されやすい」という持論を持ち、宝谷シニア時代の要を「自身と能力差はないが運よく清峰と組めたので評価されている」と評し妬んでいた。それゆえ、要が陽盟のスカウトを蹴ったことを「幸運を無駄にした」と考え、要を憎悪するようになる。
- 小手指戦では全打者でカット打法を連発し清峰の早期交代を狙う戦略をとるが、人を強権的に従える姿勢ゆえにバッテリーの渡辺をはじめチームメイトの実力を発揮させられず劣勢になる。しかし劣勢の中で奮起した渡辺の投球に触れたことにより、心の重要性とそれを軽視していた自身が要より劣っていることを認識し、精神的な成長を果たす。
- 渡辺(わたなべ)
- 投手。1年生。左投左打。清峰・要と同じ宝谷シニア出身。粘着質な性格。
- シニア時代は要に憧れていたが、相談に対し辛辣な指摘をされたため逆恨みするようになる。腰の動きを見てサイドスローを薦めてきた要に反発し、威力ある投球ができる上手投げとなっている。
- 小手指戦では金城の強権的な姿勢に逆らえず、望む投球ができないまま劣勢になる。しかし、敗北に抗い投球する姿が金城の心を動かし、また渡辺自身も過去の要の指摘の真意を理解し始め、互いに一皮むける。
大阪陽盟館(ようめいかん)高校
[編集]全国一の実力を誇る激戦区大阪の名門校。入部はスカウト制で、身長180cm以上しか取っていない。甲子園出場ではなく甲子園優勝を目標に活動しており、プロも数多く輩出している。部員になることは中学野球時点で考えうるプロ野球への道として最上であり、中学時代にスカウトを受けた要は心の底から喜んでいた。プロ野球の世界を地続きの世界と考える部員も多い。 監督曰く今の1年生が歴代No.1世代。1年目の夏は1回戦で帝徳を大差で破り、危なげなく優勝し春夏連覇。2年目の春も選抜優勝している。
大阪桐蔭中学校・高等学校がモデルと読者に誤解されることがあるが、指導方針・校則・プレースタイルは完全に創作であると作者は語っている[16]。
- 桐島 夏彦(きりしま なつひこ)
- 投手。1年生。左投。背番号1。
- 大阪陽盟館のエース。氷河高校の桐島秋斗の弟。実力主義者で兄を含む陽盟館以外の野球部員を見下している。負けた相手に辛辣な言葉を浴びせるなど非常に口が悪く、自由奔放な言動を見せる。その一方で、白旗の考えに対し視野の不足を指摘した上で反論するなど思考は論理的。
- 白旗 孝史(しらはた たかふみ)
- 投手。1年生。右投。背番号10。
- 黒髪の坊主頭。実家は地主でかなりの金持ち。常に丁寧語で礼儀正しく、品位を気にしている。桐島の言動に対して品がないことをよく指摘する。
- 凪 薫(なぎ かおる)
- 捕手。1年生。右投。身長188cm。背番号2。
- 肌黒で白髪(はくはつ)。天性の肩力、高校生離れのフィジカル、リード力を併せ持つメジャー的捕手。要曰く「大阪の壁」。普段は無表情で、野球以外に興味がなく、大柄だが食欲はあまりなくもさもさ食べる。
- 亀田(かめだ)
- 大阪陽盟館監督。禿頭でコミカルな人柄だが全国から才能を集める目利きは本物。そのコーチング力で大阪陽盟館を甲子園優勝に導いている。本人曰く安月給だが、部員たちが安月給で終わるのは耐えられないと言い、毎年甲子園に導いてはプロ野球選手を毎年のように育成している。逆にサッカーの事は血涙を流すほど敵視している。
- 彼が中学時代の清峰に行ったスカウトとその際の要の扱いが契機となり、要の精神が限界を超えて人格交代が生じることとなった。
- 夏の甲子園優勝後に行われた佐古の取材では、心底欲しかった清峰のことははっきり覚えていたものの要については全く覚えていなかった。
その他の登場人物
[編集]- 清峰 葉流馬(きよみね はるま)
- 清峰の兄。サラリーマン。社会人らしく礼儀正しいが、野球以外駄目な弟・葉流火の扱いは厳しく本人から恐れられている。
- アダルトビデオを七千本所有しており、野球のプレイを見るだけで相手のAVの趣味がわかるという特殊技能を持ち、野球部入部を渋る藤堂らにAVを提供した。
- シャイで初対面の人に会うと上手く話せないらしく山田たちが清峰家を訪れた際には馬のかぶりものを被っており、試合観戦のときはマスクとグラサンと帽子をかけている。葉流火同様の短髪だが素顔は不明。
- 要の母
- 声 - 愛河里花子
- のほほんとしたおせっかい焼きで息子の思春期な部分にも遠慮なく踏み込むオカン。思春期の圭からはババアと呼ばれているが特に気にしていない。息子の記憶喪失については「アホになった」程度に捉えている。高校時代はチアリーダーをしていた。
- 藤堂姉妹
- 声 - 上田瞳(姉);井上ほの花(妹)
- 美人の姉と幼児の妹。藤堂が野球を再開したことを喜んでいる。
- 安藤(あんどう)
- 吉祥寺のスポーツ用品店の店長。岩崎とは旧知の仲。山田のことを気に入っている。
- 佐古(さこ)
- 新聞記者。佐古レイラの父親で佐古監督の叔父。
書誌情報
[編集]- みかわ絵子『忘却バッテリー』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊19巻(2024年9月4日現在)
- 2018年9月4日発売[17][18]、ISBN 978-4-08-881603-6
- 2018年12月4日発売[19]、ISBN 978-4-08-881688-3
- 2019年3月4日発売[20]、ISBN 978-4-08-881765-1
- 2019年6月4日発売[21]、ISBN 978-4-08-882013-2
- 2019年8月2日発売[22]、ISBN 978-4-08-882026-2
- 2019年12月4日発売[23]、ISBN 978-4-08-882147-4
- 2020年5月13日発売[24]、ISBN 978-4-08-882308-9
- 2020年9月4日発売[25]、ISBN 978-4-08-882451-2
- 2021年3月4日発売[26]、ISBN 978-4-08-882617-2
- 2021年6月4日発売[27]、ISBN 978-4-08-882699-8
- 2021年8月4日発売[28]、ISBN 978-4-08-882739-1
- 2022年1月4日発売[29]、ISBN 978-4-08-882887-9
- 2022年5月2日発売[30]、ISBN 978-4-08-883123-7
- 2022年9月2日発売[31]、ISBN 978-4-08-883252-4
- 2023年3月3日発売[32]、ISBN 978-4-08-883442-9
- 2023年8月4日発売[33]、ISBN 978-4-08-883617-1
- 2024年1月4日発売[34]、ISBN 978-4-08-883760-4
- 2024年6月4日発売[35]、ISBN 978-4-08-884055-0
- 2024年9月4日発売[36]、ISBN 978-4-08-884184-7
OVA
[編集]2020年10月11日にYouTubeのジャンプチャンネルで配信された『ジャンプスペシャルアニメフェスタ2020』にて、オリジナルアニメが公開された[10][37]。 原作第1話と第2話を元にした内容となっている。
スタッフ(OVA)
[編集]- 原作 - みかわ絵子[37]
- 監督・絵コンテ・演出 - 篠原ぱらこ[37]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 伊藤憲子[37]
- 美術監督 - 赤木寿子[37]
- 脚本 - 藤原ちぼり[37]
- 演出 - 青島昂希[37]
- 色彩設計 - 徳田智瑛子[37]
- 撮影監督 - 八木まどか[37]
- 編集 - 寶藏旬也[37]
- 音響監督 - 小泉紀介[37]
- 音響制作 - dugout[37]
- 制作 - MAPPA[37]
テレビアニメ
[編集]2020年に公開されたOVAに続き、MAPPAの制作でテレビアニメ化[14]。2024年4月から7月まで、テレビ東京系列ほかにて放送された[14][38]。
第8話「3次元の野球はちょっと…」では、登場人物が遊んでいる野球ゲームとして、コナミデジタルエンタテインメントによるスマートフォン用野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」のゲーム映像が使用された[39]。
スタッフ(テレビアニメ)
[編集]- 原作 - みかわ絵子[14]
- 試合制作 - 高嶋栄充[14]
- 監督 - 中園真登[14]
- 副監督 - 飯田剛士[14]
- シリーズ構成 - 横手美智子[14]
- キャラクターデザイン - 長谷川ひとみ[14]
- アクション作画監督 - 立中順平[14]、徳丸昌大[14]
- プロップデザイン - 日向正樹、川元まりこ
- 美術監督 - 船隠雄貴[14]
- 美術設定 - 中島美佳、イノセユキエ、飯田剛士、徳丸昌大、真村躍、船隠雄貴(番外編 - 第12話)
- 色彩設計 - 中野尚美[14]
- 撮影監督 - 川下裕樹[14]
- 3DCG監督 - 小川耕平[14]
- 編集 - 吉武将人[14]
- 音響監督 - 名倉靖[14]
- 音響効果 - 長谷川卓也[14]
- 音響制作 - dugout
- 音楽 - 菊谷知樹[14]、山崎寛子[14]
- 音楽制作 - 村上葉子、木村誠、松﨑崇
- 音楽プロデューサー - 水鳥智栄子
- 製作プロデューサー - 田中翔、木村誠
- プロデューサー - 河本紗知、中井友佑
- アニメーションプロデューサー - 長谷川博哉、岡村耕也
- 制作 - MAPPA[14]
- 製作[注 4] - KADOKAWA、MAPPA
主題歌
[編集]- 「ライラック」[40]
- Mrs. GREEN APPLEによるオープニングテーマ。作詞・作曲は大森元貴、編曲は久保田真悟と大森元貴。
- 「忘レナ唄」[40]
- マカロニえんぴつによるエンディングテーマ。作詞・作曲は はっとり、編曲はマカロニえんぴつ。
各話リスト
[編集]話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
#01 | 思い出させてやるよ | 横手美智子 | 中園真登 |
|
| 長谷川ひとみ | 2024年 4月10日 |
#02 | 一緒にやる? | 飯田剛士 |
|
| 4月17日 | ||
#03 | だから、なんだ | 川尻健太郎 |
| 4月24日 | |||
#04 | 容赦しないよ | 立中順平 | 永松一誠 |
| 5月1日 | ||
#05 | 辞めたきっかけの | 森本育郎 | 横山和基 |
| 5月8日 | ||
#06 | やる!! | 飯田剛士 |
|
| 島袋奈津希 | 5月15日 | |
#07 | 面白いやつら | 川尻健太郎 |
|
| 長谷川ひとみ | 5月22日 | |
- | 番外編 ハイライト! | 髙橋明峰 | - | 5月29日 | |||
#08 | 3次元の野球はちょっと… | 池田臨太郎 | 鈴木勇真 |
| 島袋奈津希 | 6月5日 | |
#09 | 誰に向かって口きいてんだ | 横手美智子 | 津曲大介 |
| 長谷川ひとみ | 6月12日 | |
#10 | 逃れられない | 池田臨太郎 | 立中順平 |
|
|
| 6月19日 |
#11 | 俺は嘘つきだ | 徳丸昌大 |
|
|
| 6月26日 | |
#12 | 嫌だったか | 横手美智子 |
|
|
|
| 7月3日 |
放送局
[編集]放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [41] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2024年4月10日 - 7月3日 | 水曜 0:00 - 0:30(火曜深夜) | テレビ東京系列全6局 | 北海道・関東広域圏・愛知県・ 大阪府・岡山県・香川県・福岡県 | 字幕放送[42] |
2024年4月12日 - 7月5日 | 金曜 20:00 - 20:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送[43] / リピート放送あり |
2024年4月26日 - 7月12日 | 金曜 1:29 - 1:59(木曜深夜) | 熊本県民テレビ | 熊本県 | |
2024年5月3日 - 7月19日 | 金曜 17:00 - 17:30 | テレビ和歌山 | 和歌山県 | |
2024年6月3日 - 8月26日 | 月曜 19:00 - 19:30 | アニマックス | 日本全域 | BS/CS放送 / リピート放送あり |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2024年4月10日 | 水曜 0:30(火曜深夜) 更新 | Amazon Prime Video | 見放題配信 |
2024年4月11日 | 木曜 0:30(水曜深夜) 以降順次更新 |
| 見放題配信 |
レンタル配信 | |||
最新話期間限定無料配信 |
BD / DVD
[編集]巻 | 発売日[44] | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
1 | 2024年6月26日 | 第1話 - 第3話 | ZMXZ-17461 | ZMBZ-17471 |
2 | 2024年7月24日 | 第4話 - 第6話 | ZMXZ-17462 | ZMBZ-17472 |
3 | 2024年8月28日 | 第7話 - 第9話 | ZMXZ-17463 | ZMBZ-17473 |
4 | 2024年9月25日予定 | 第10話 - 第12話 | ZMXZ-17464 | ZMBZ-17474 |
テレビ東京系列 水曜 0:00 - 0:30(火曜深夜) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
SHAMAN KING FLOWERS
(2024年1月10日 - 4月3日) |
忘却バッテリー
(2024年4月10日 - 7月3日) |
モノノ怪
(2024年7月10日 - ) |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b SYO (2020年4月17日). “短時間・無料で楽しめる“おうちエンタメ”は? 動画からマンガまで、楽しめるガジェットと共に紹介”. Real Soundテック. blueprint. p. 2. 2020年6月11日閲覧。
- ^ “2018年4月の新連載!!”. 少年ジャンプ+. 集英社. 2023年8月3日閲覧。
- ^ “怪物バッテリーがなぜか野球部のない高校に進学、ジャンプ+の野球マンガ”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年4月27日). 2023年8月4日閲覧。
- ^ a b c 二宮裕次; みかわ絵子(インタビュー)「二宮裕次先生×みかわ絵子先生スペシャル対談」『となりのヤングジャンプ』、集英社、2020年2月19日 。2021年2月6日閲覧。
- ^ “5/31 更新! 新連載40連弾!!”. 少年ジャンプ+. 集英社. 2020年6月11日閲覧。
- ^ みかわ絵子の2020年4月1日のツイート、2021年2月6日閲覧。
- ^ “「ヨアケモノ」の芝田優作が描くロボットアクションがジャンプで始動”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年12月2日). 2023年8月4日閲覧。
- ^ 中路(ジャンプ+・ゼブラック)の2019年12月11日のツイート、2020年6月11日閲覧。
- ^ “キャラの濃い作家登壇で沸いた次にくるマンガ大賞、担当編集も「若手芸人のよう」”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年8月22日). 2020年6月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g “「忘却バッテリー」に細谷佳正、宮野真守、松岡禎丞、鈴木達央、福山潤が出演”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年10月5日). 2023年8月3日閲覧。
- ^ 飯田一史 (2020年10月23日). “『とんかつDJアゲ太郎』テーマは文化の継承? ”伝統と革新”を体現するオールドスクールな魅力”. Real Soundブック. blueprint. p. 2. 2020年11月11日閲覧。
- ^ a b “漫画『忘却バッテリー』テレビアニメ化 出演は増田俊樹・宮野真守”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年8月3日). 2023年8月4日閲覧。
- ^ 81話などでの表現より。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa “忘却バッテリー:テレビアニメが2024年4月スタート MAPPA制作 追加キャストに阿座上洋平、島崎信長、梶裕貴、大塚剛央”. まんたんウェブ. MANTAN (2023年12月17日). 2023年12月17日閲覧。
- ^ @nakaji2017 (2019年8月29日). "小手指高校、緊張の初戦開始!". X(旧Twitter)より2024年6月6日閲覧。
- ^ 第12巻、p180
- ^ “野球部のない高校に集った天才球児たち描く「忘却バッテリー」1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年9月4日). 2023年8月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 1/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2019年5月17日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 2/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2019年5月17日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 3/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2019年5月17日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 4/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2019年6月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 5/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2019年8月2日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 6/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2019年12月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 7/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2020年5月13日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 8/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2020年9月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 9/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2021年3月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 10/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2021年6月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 11/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2021年8月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 12/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2022年1月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 13/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2022年5月2日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 14/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2022年9月2日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 15/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2023年3月3日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 16/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2023年8月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 17/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2024年1月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 18/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2024年6月4日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー 19/みかわ 絵子”. 集英社コミック公式 S-MANGA. 集英社. 2024年9月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “忘却バッテリー”. 株式会社MAPPA. 2020年10月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月4日閲覧。
- ^ a b c “On Air”. TVアニメ『忘却バッテリー』公式サイト. 2024年5月16日閲覧。
- ^ “TVアニメ「忘却バッテリー」第8話に「パワプロ」が登場。コナミの協力のもとアニメに登場”. GAME Watch. インプレス (2024年6月5日). 2024年6月5日閲覧。
- ^ a b “アニメ「忘却バッテリー」OPはMrs. GREEN APPLE、EDはマカロニえんぴつ”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月3日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “忘却バッテリー「思い出させてやるよ」(テレ東、2024/4/9 24:00 OA)の番組情報ページ”. テレビ東京・BSテレ東 7ch(公式). テレビ東京. 2024年5月3日閲覧。
- ^ “週間番組表(2024/05/13~2024/05/19)”. AT-X. 2024年5月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月19日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD”. TVアニメ『忘却バッテリー』公式サイト. 2024年4月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 忘却バッテリー - みかわ絵子 | 少年ジャンプ+
- TVアニメ『忘却バッテリー』公式サイト
- 『忘却バッテリー』公式 (@boukyakubattery) - X(旧Twitter)