よしたに

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
よしたに
生誕 (1978-03-27) 1978年3月27日(46歳)
日本の旗 長野県
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家イラストレーター
活動期間 2001年 -
ジャンル ギャグ漫画エッセイ漫画
代表作 ぼく、オタリーマン。
公式サイト よしたにの「大宇宙ひとりぼっち」
テンプレートを表示

よしたに1978年3月27日 - )は、日本の漫画家イラストレーター長野県須坂市出身。明治大学理工学部卒。代表作は『ぼく、オタリーマン。』。主に理系である自らの日常体験や、理系あるあるネタをテーマに執筆。

人物[編集]

少年時代から漫画やアニメを好んでおり、独学でイラストなどを描いていた。またライトノベル作家を志していた時期もある。

小中学校時代は理系(数学・理科など)が得意科目であった。中学では部活動でマイコンのプログラムに触れ、その後パソコンに興味が移行していった。

高校卒業後、明治大学理工学部で情報科学を専攻。在学中は映画サークルに属し、部室の雑記帳に漫画を描くなどしていた[1]2001年、大学を卒業し、IT企業にシステムエンジニアとして就職。就職直後に個人サイト「ダンシング☆カンパニヰ」を開設する。開設当時は文章による日記を主に公開していたが、1ヶ月に1回ほどのペースで執筆した漫画を公開すると、漫画への反響が大きかったため、徐々に漫画を主体とするようになった[2]。こうして日記にイラストを添える絵日記系サイトとなり、ゆみぞう「絵日記でも描いてみようか」と並ぶ人気を博した。テキストサイト管理人との交流が多く、2000年代初頭のテキストサイトブームの中心を担った大手サイトの1つであった。

2007年、プライベートで知り合った中経出版の女性編集者・源(みなもと)の勧めで、これまで公開してきた漫画と描き下ろしを合わせた『ぼく、オタリーマン。』の第1巻を中経出版から発売[2]。以降、IT企業の正社員を続けながら、勤務終了後や休日の時間を使って執筆活動を行っていたが、後に退職し、漫画家を専業として活動している[3]。なお、漫画作成にはペンタブレットを使用している[4]

となりの801ちゃん』の作者の小島アジコとは知り合いであり、小島の作品中によしたにが登場するシーンがある。

作品リスト[編集]

漫画単行本[編集]

OVA[編集]

ドラマCD[編集]

その他[編集]

  • 財務省 ―財政に関する映像資料―「大臣になった男」』 - イラストを担当
  • 『全国フードテーマパークガイドブック』(ブッキング
  • Yahoo!JAPAN CSR「CHALLENGE『課題解決エンジンレポート』[7]

など

メディア出演[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]