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'''シマリス'''(縞栗鼠、{{Snamei||Tamias}})は、[[哺乳綱]][[ネズミ目]][[リス科]][[アラゲジリス亜科]]'''シマリス属'''に分類される[[リス]]の総称。
'''シマリス'''(縞栗鼠)は、[[ネズミ目]][[リス科]]シマリス属の[[動物]]の総称であり、[[日本]]ではその中でも特に[[アジア]]に分布し、日本国内にも生息する''Tamias sibiricus''('''シベリアシマリス''')を指して'''シマリス'''と呼ぶ。シマリス属には約23種が属しており、1種が北東アジア、1種が[[カナダ]]や[[アメリカ合衆国|アメリカ]]東部、残りは[[北アメリカ]]西部原産である。


[[日本]]では、その中でも特に[[アジア]]に分布し、亜種が日本国内にも生息する[[シベリアシマリス]] ({{Snamei||Tamias sibiricus}}) を指してシマリスと呼ぶ。
== 特徴 ==
シマリスは、前足を口のところへもっていって[[種実類|ナッツ]]を食べている姿や、頬袋を餌でふくらませている姿などが有名であるが、実際にはナッツばかりでなく、幅広い種類のものを食べている。彼らは[[雑食]]性で、ナッツのほか穀類、鳥の卵、キノコ、イモムシ、昆虫なども食べる。[[秋]]になると、多くの種のシマリスが[[冬]]のための蓄えとしてこれらの食料を巣穴に集め始める。別の種は、小さな食料の貯蔵庫を造る。巣穴に食料を集める種のシマリスは、たいてい[[春]]になるまで巣の中で過ごす。シマリスのこのような習性は苗木の定着に不可欠であり、[[森林|森]]の[[生態系]]に重要な役割を果たしている。<!--その役割から国営時代の[[郵便貯金]]のマスコット[[ユウちゃん]]はシマリスという設定であった。また、郵便貯金促進の[[記念切手]]の図柄になったこともある。-->


体に縞があり、頬袋をもつ小型のリスである。シマリス属には24-25種が属しており、アジアのシベリアシマリスを除き、すべての[[種 (分類学)|種]]が[[北アメリカ]]に分布する<ref name=ohno2005>{{Cite book|和書 |author = 大野瑞絵 |coauthors= 曽我玲子 監修 |title = ザ・リス―最新の飼育(エサ・住まい・接し方・医学)が全てわかる |year = 2005 |publisher = [[誠文堂新光社]] |ref=harv}}</ref>。
彼らは3.5メートルを超えることもある長い[[巣穴]]を造り、入口を巧妙に隠している。[[冬眠]]する期間は巣の内部は非常に清潔に保たれ、食べかすや糞は廃棄用のトンネルに捨てられている。


==分布==
シマリスはしばしば人の手から餌をとるほど大胆な性格になるが、つまみ上げたり撫でたりするべきではない。シマリスに噛まれると有害な[[バクテリア]]が感染する恐れがあるほか、日本ではその可能性は高くないと見られるが、[[狂犬病]]を媒介する可能性もある。
シマリス属の大部分が[[北米大陸]]に分布し、[[シベリアシマリス]](亜種[[チョウセンシマリス]]、[[エゾシマリス]])だけが、ユーラシア大陸から東アジアにかけて分布する{{Sfn|大野瑞絵|2005|pp=12}}。


==形態 ==
威嚇や警戒の際に、しっぽを振る動作(モビング)を行うときがある。
頭胴長12-19センチメートル、尾長8-11.5センチメートル、体重70-120グラム{{Sfn|大野瑞絵|2005|p=138}}。
背中と顔に縞がある{{Sfn|大野瑞絵|2005|pp=12}}。頬の内側には頬袋があり、木の実などたくさんの食糧を詰めて巣穴に運ぶことができる<ref name=WVDNR>{{cite web|url=http://www.wvdnr.gov/Wildlife/Magazine/Archive/04Fall/Eastern_Chipmunk.shtm |title=West Virginia Wildlife Magazine: Wildlife Diversity Notebook. Eastern chipmunk |publisher=Wvdnr.gov |accessdate=2012-12-07}}</ref>。


== 飼育 ==
==生態==
[[ファイル:Chipmunk-burrow (exits).jpg|thumb|巣穴の入り口の[[トウブシマリス]]]]
{{国際化|date=2013年11月|section=1}}
[[ファイル:Tamia striatus eating.jpg|thumb|頬袋に食物を入れようとする[[トウブシマリス]]]]
{{出典の明記|date=2013年11月|section=1}}
日本ではシマリスは昔からペットとして飼われている。日本に生息しているシマリスはエゾシマリスという。現在日本のペットショップで売られているのはチョウセンシマリスで種類が異なる。[[2005年]]からリスの輸入が禁止されたのを機に、それまでシマリス以外にペットショップで売られていたいろいろな種類のリスは動物園でしか見られなくなってしまった。シマリスやジリスなど日本で繁殖しているリスしかいない。


[[昼行性]]で、単独生活を営む。樹上性リスと地上性リス([[ジリス]])の中間のタイプで、樹上と地上の両方で生活する。木の上も地面の上も行動範囲で、樹洞や地下に巣を作る<ref name=ohno2005 />。巣穴の中では周囲に警戒する必要がないため、睡眠時間は1日平均15時間になると言われている<ref>{{Cite web |url= http://ngm.nationalgeographic.com/2011/07/visions-now-next#/now/1 |title="40 Winks?" National Geographic Vol. 220, No. 1. |author=Jennifer S. Holland |publisher=[[ナショナルジオグラフィック協会|National Geographic]] |date=2011-07 |accessdate=2014-04-11}}</ref>。
飼育ケージは鉄線が横並びの縦長のものを選ぶ。安心して寝るために木箱が必要である。大人になると殆ど懐かないが赤ちゃんの時から飼うと懐く個体もいる。比較的に雄が懐く傾向にあると言われている。寿命は野生下では平均的に3-4年ぐらいとされているが、大事に飼うと10年以上長生きするとされている。


さまざまな捕食性の哺乳類や鳥類に捕食される。威嚇や警戒、緊張の際に、尻尾を振る動作([[モビング]])を行うときがあり、これには体を大きく見せ、威嚇する意味もある{{Sfn|大野瑞絵|2005|p=94}}。
同じ属性のげっ歯類のハムスター類は繁殖が楽だがこれに比べてシマリスは、飼育下では繁殖期等、縄張り争いをも含め、かなり難しい部類に入る。

冬になると、トウブシマリスは[[冬眠]]するが、北アメリカ西部のシマリスは冬眠せず、巣穴の中の蓄えに頼る<ref>{{cite book|last=Kays|first=R. W.|first2=Don E.|last2=Wilson|year=2009|publisher=Princeton University Press|title=Mammals of North America|edition=2nd|isbn=978-0-691-14092-6|page=72}}</ref>。エゾシマリスは1年の半分近くを地下の巣穴で冬眠して過ごす{{Sfn|大野瑞絵|2005|p=16}}。

===食性===
前足でつかんで[[種実類|ナッツ]]を食べている姿や、頬袋を餌でふくらませている姿などが有名であるが、実際には幅広い種類のものを食べている。 [[雑食]]性で、主に[[種子]]、ナッツ、[[果実]]、[[芽]]を食べる<ref name=hazard>{{cite book | last = Hazard | first = Evan B. | title = The Mammals of Minnesota | publisher = University of Minnesota Press | year = 1982 | pages = 52–54 | url = http://books.google.co.uk/books?id=sjoQK1bedB0C&pg=PA53&dq=eastern+chipmunk+mate#PPA54,M1 | isbn = 0-8166-0952-7}}</ref><ref name=WVDNR />。ほかにも、草、根などの植物、[[キノコ]]、[[昆虫]]、その他の[[節足動物]]、[[イモムシ]]、小型の[[カエル]]、[[鳥]]の[[卵]]なども食べる<ref name=hazard /><ref name=WVDNR /><ref>{{cite web|url=http://www.nhptv.org/natureworks/chipmunk.htm |title=Eastern Chipmunk - Tamias striatus - NatureWorks |publisher=Nhptv.org |accessdate=2012-12-07}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.iucnredlist.org/details/42572/0|title=Tamias minimus |author=Linzey, A.V.; NatureServe |publisher=[[IUCN]] 2013 |work= IUCN Red List of Threatened Species |version=2012.1 |year=2008 |accessdate=29 August 2012}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.iucnredlist.org/details/21360/0|title=Tamias sibiricus |author=Linzey, A.V.; NatureServe |publisher=[[IUCN]] 2013 |work= IUCN Red List of Threatened Species|version=2012.1|year=2008|accessdate=29 August 2012}}</ref><ref>{{cite web|title=Tamias townsendi|url=http://www.iucnredlist.org/details/42584/0|author=Linzey, A.V.; NatureServe|publisher=[[IUCN]] 2013 |work= IUCN Red List of Threatened Species|version=2012.1|year=2008|accessdate=29 August 2012}}</ref>。
食物はほとんど地上で探すが、[[ヘーゼルナッツ]]や[[ドングリ]]などの木の実を得るために木にも登る<ref name=hazard /><ref>{{cite web|url=http://www.animalcorner.co.uk/wildlife/chipmunk.html |title=Chipmunk at Animal Corner |publisher=Animalcorner.co.uk |date=2004-01-01 |accessdate=2012-12-07}}</ref>。人間の周囲では、耕作された穀物や野菜、農地や庭の植物も食べるため、害獣とみなされることもある<ref name=hazard /><ref>{{cite web|url=http://www.massaudubon.org/Nature_Connection/wildlife/index.php?subject=Mammals&id=22 |title=Chipmunks &#124; Living With Wildlife |publisher=Mass Audubon |accessdate=2012-12-07}}</ref>。

[[秋]]になると、多くの種が[[冬]]のための蓄えとしてこれらの食料を巣穴に集め始める。巣穴の中の1か所の食糧置き場に食料を集める種は、たいてい[[春]]になるまで巣の中で過ごす<ref name=hazard />。その他の種は、多数の小さな食料貯蔵庫を造る。

シマリスの木の実を収穫し貯蔵する習性は、苗木の定着に不可欠であり、[[森林|森]]の[[生態系]]に重要な役割を果たしている。木と[[共生]]関係にある[[菌根]]を含むさまざまな種類のキノコを消費し、地下の[[胞子嚢果]]([[トリュフ]])の[[胞子]]の分散のための重要な媒介動物となっている<ref>{{cite book | last = Apostol | first = Dean | coauthors = Marcia Sinclair | title = Restoring the Pacific Northwest: The Art and Science of Ecological Restoration in Cascadia | publisher = Island Press | year = 2006 | page = 112 | url = http://books.google.co.uk/books?id=CsGyhzFBjyAC&pg=PA112&dq=chipmunk+sporocarps| isbn = 1-55963-078-7}} トリュフは、シマリスや他の菌食性の[[哺乳類]]と[[共進化]]した結果、空気中に胞子を分散させる能力を失った。</ref>。

=== 繁殖 ===
トウブシマリスは、年2回、春の初めと夏の初めに繁殖し、1回の出産で4-5子を生む<ref name=hazard />。 北アメリカ西部のシマリスは年1回繁殖する。子どもは生後6週間ほどで巣穴から出てきて、その後2週間以内に自立する<ref>{{cite book | last = Schwartz | first = Charles Walsh | coauthors = Elizabeth Reeder Schwartz, Jerry J. Conley | title = The Wild Mammals of Missouri | publisher = University of Missouri Press | year = 2001 | pages = 135–140 | url = http://books.google.co.uk/books?id=uEWl0ZM6DfUC&pg=PA140&dq=eastern+chipmunk+young#PPA140,M1 | isbn = 0-8262-1359-6}}</ref>。

== 分類 ==
[[ファイル:Tamias_sibiricus_lineatus.jpg|220px|thumb|[[エゾシマリス]]]]
[[ファイル:EasternChipmunk23.jpg|220px|thumb|[[トウブシマリス]]]]
[[ファイル:Least Chipmunk1com.jpg|220px|thumb|[[チビシマリス]]]]

通常シマリス属1属に分類されるが、{{Snamei||Tamias}}([[トウブシマリス]])、{{Snamei||Eutamias}}([[シベリアシマリス]])、{{Snamei||Neotamias}}(残りのシマリス23種すべて)の3属、または3[[亜属]]に分類されることもある。これらの分類は任意のもので、20世紀のほとんどの[[分類学]]はシマリスを1属と位置付けてきたが、[[ミトコンドリアDNA]]の研究によって、3つのシマリスのグループ間の分岐が、[[マーモット]]と[[ジリス]]の遺伝的不同性に匹敵することが示されている<ref>{{cite web | url = http://nmnhgoph.si.edu/msw/ | title = Mammal Species of the World | accessdate = 2007-06-27 | author = Wilson, D. E. | coauthors = D. M. Reeder | year = 2005 |archiveurl = http://web.archive.org/web/20070623030727/http://nmnhgoph.si.edu/msw/ |archivedate = 2007-06-23}}</ref><ref>{{cite journal|last=Piaggio|first= A. J. |last2= Spicer|first2= G. S.|year= 2001|title=Molecular phylogeny of the chipmunks inferred from mitochondrial cytochrome ''b'' and cytochrome oxidase II gene sequences|journal=Molecular Phylogenetics and Evolution|volume= 20|pages= 335–350|url=http://online.sfsu.edu/~gs/spicer/pages/spicerpdf/piaggio01.pdf|format=PDF|doi=10.1006/mpev.2001.0975}}</ref><ref>{{cite journal|journal=Journal of Mammalian Evolution|volume= 7|issue=3|year=2000|title=Molecular Phylogeny of the Chipmunk Genus ''Tamias'' Based on the Mitochondrial Cytochrome Oxidase Subunit II Gene|first=Antoinette J.|last=Piaggio|first2=Greg S. |last2=Spicer|url=http://userwww.sfsu.edu/~gs/spicer/pages/spicerpdf/piaggio00.pdf|format=PDF}}</ref><ref>{{cite journal|last=Musser|first= G. G.|last2=Durden|first2= L. A.|last3= Holden|first3= M. E.|last4= Light|first4= J. E.|year=2010|title=Systematic review of endemic Sulawesi squirrels (Rodentia, Sciuridae), with descriptions of new species of associated sucking lice (Insecta, Anoplura), and phylogenetic and zoogeographic assessments of sciurid lice|journal=Bulletin of the American Museum of Natural History|issue= 339|url=http://hdl.handle.net/2246/6067}}</ref>。

属名の{{Snamei|Tamias}}は、[[ギリシャ語]]の会計係や執事、家政婦を意味しており<ref>{{cite book | author = Henry George Liddell | coauthors = Robert Scott. | title = A Greek-English Lexicon, revised and augmented throughout by Sir Henry Stuart Jones with the assistance of Roderick McKenzie | year = 1940 | publisher= Clarendon Press | location=Oxford}}</ref>、これは、冬に使用するために食糧を集めて貯蔵しておく習性による、植物の分散におけるリスの役割を指している<ref>{{cite web | url = http://0-www.jstor.org.innopac.library.unr.edu/stable/pdfplus/3503819.pdf?acceptTC=true | title = Tamias striatus | accessdate = 2013-03-05 | author = Snyder, D.P. | year = 1982 }}</ref>。

*{{Snamei||Eutamias}}
**シマリス([[シベリアシマリス]]){{Snamei||Tamias sibiricus}} – [[旧ソ連]]のヨーロッパ部北部と[[シベリア]]から[[中国]]、[[朝鮮]]、[[北海道]]
***[[チョウセンシマリス]] {{Snamei|Tamias sibiricus|Tamias sibiricus barberi}}
***[[エゾシマリス]] {{Snamei|Tamias sibiricus|Tamias sibiricus lineatus}} - [[北海道]]

*{{Snamei||Tamias}}
**[[トウブシマリス]] {{Snamei||Tamias striatus}} - [[カナダ]]、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]東部

*{{Snamei||Neotamias}} - [[北アメリカ]]西部
**[[タカネシマリス]] {{Snamei||Tamias alpinus}}
**[[キマツシマリス]] {{Snamei||Tamias amoenus}}
**[[ブラーシマリス]] {{Snamei||Tamias bulleri}}
**[[ハイアシシマリス]] {{Snamei||Tamias canipes}}
**[[クビワシマリス]] {{Snamei||Tamias cinereicollis}}
**[[デュランゴシマリス]] {{Snamei||Tamias durangae}}
**[[ガケシマリス]] {{Snamei||Tamias dorsalis}}
**[[メリアムシマリス]] {{Snamei||Tamias merriami}}
**[[チビシマリス]] {{Snamei||Tamias minimus}} - 体重42-53グラム、最小のシマリス{{Sfn|大野瑞絵|2005|p=13}}
**[[ススイロシマリス]] {{Snamei||Tamias obscures}}
**[[レッドウッドシマリス]] {{Snamei||Tamias ochrogenys}}
**[[パルマーシマリス]] {{Snamei||Tamias palmeri}}
**[[パナミントシマリス]] {{Snamei||Tamias panamintinus}}
**[[ミミナガシマリス]] {{Snamei||Tamias quadrimaculatus}}
**[[コロラドシマリス]] {{Snamei||Tamias quadrivittatus}}
**[[アカオシマリス]] {{Snamei||Tamias ruficaudus}}
**[[アカシマリス]] {{Snamei||Tamias rufus}}
**[[シエラネバダシマリス]] {{Snamei||Tamias senex}}
**[[クレーターレークシマリス]] {{Snamei||Tamias siskiyou}}
**[[ソノマシマリス]] {{Snamei||Tamias sonomae}}
**[[サンバーナディーノシマリス]] {{Snamei||Tamias speciosus}}
**[[タウンゼンドシマリス]] {{Snamei||Tamias townsendii}}
**[[ユインタシマリス]] {{Snamei||Tamias umbrinus}}


== 日本のシマリス ==
== 日本のシマリス ==
日本では、''Tamias sibiricus''の[[亜種]]である'''[[エゾシマリス]]''' ''T. s. lineatus''が[[北海道]]に生息しているほか、大陸から移動してきた'''チョウセンシマリス''' ''T. s. barberi''が[[本州]]から北海道にかけて分布し、北海道においては固有のエゾシマリスと交雑する恐れが出ている。
日本では、[[シベリアシマリス]] ({{Snamei||Tamias sibiricus}}) の[[亜種]]である[[エゾシマリス]]が[[北海道]]に生息している。


また、大陸から移入した[[チョウセンシマリス]] ({{Snamei|Tamias sibiricus|T. s. barberi}}) が[[本州]]から北海道にかけて定着し、北海道においては[[固有種]]のエゾシマリスと交雑する恐れが出ており、[[特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律|外来生物法]]で[[要注意外来生物]]に指定されている<ref>{{cite web |title= 要注意外来生物リスト:哺乳類・鳥類(詳細)- シマリス (Tamias sibiricus)に関する情報 |url= http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/caution/detail_ho.html#4 |publisher= 環境省 |accessdate=2014-04-11}}</ref>。
== シマリス属に属する種 ==
[[画像:Least Chipmunk1com.jpg|220px|thumb|チビシマリス]]
[[画像:EasternChipmunk23.jpg|220px|thumb|トウブシマリス]]
[[画像:Tamias_sibiricus_lineatus.jpg|220px|thumb|エゾシマリス]]
*タカネシマリス ''Tamias alpinus''
*キマツシマリス ''Tamias amoenus''
*ハイアシシマリス ''Tamias canipes''
*クビワシマリス ''Tamias cinereicollis''
*ガケシマリス ''Tamias dorsalis''
*メリアムシマリス ''Tamias merriami''
*チビシマリス ''Tamias minimus''
*ススイロシマリス ''Tamias obscurus''
*レッドウッドシマリス ''Tamias ochrogenys''
*パルマーシマリス ''Tamias palmeri''
*パナミントシマリス ''Tamias panamintinus''
*ミミナガシマリス ''Tamias quadrimaculatus''
*コロラドシマリス ''Tamias quadrivittatus''
*アカオシマリス ''Tamias ruficaudus''
*アカシマリス ''Tamias rufus''
*シエラネバダシマリス ''Tamias senex''
*シマリス(シベリアシマリス) ''Tamias sibiricus''
**チョウセンシマリス ''Tamias sibiricus barberi''
**[[エゾシマリス]] ''Tamias sibiricus lineatus''
*クレーターレークシマリス ''Tamias siskiyou''
*ソノマシマリス ''Tamias sonomae''
*サンバーナディーノシマリス ''Tamias speciosus''
*トウブシマリス ''Tamias striatus''
*タウンゼンドシマリス ''Tamias townsendii''
*ユインタシマリス ''Tamias umbrinus''


== 飼育 ==
<!--== シマリスが登場する作品・シマリスのキャラクター ==
飼育ケージは十分な高さと底面積が必要で、最低でも50センチ四方、海外の文献には高さ1.2メートル以上のケージを推奨するものがある{{Sfn|大野瑞絵|2005|p=40}}。安心して寝る、危険を察した際に隠れる、餌を隠す、巣作りをするなどの本能的な行動のために巣箱を用意する<ref name=ohno2005 />。後方回転や反復運動など、同じ動きを繰り返し行うのは、[[ストレス]]が過度にかかっている際の異常行動のひとつ(常同行動)で、飼育環境を見直し、ストレスの原因を取り除くことが必要である<ref name=ohno2005 />。
*『[[グリックの冒険]]』([[斉藤惇夫]])

*『[[ぼのぼの]]』([[いがらしみきお]])
生後2か月以上の、[[離乳]]を終え十分に成長した子リスを迎える方が望ましい<ref name=ohno2005 />。大人のリスも時間をかけて根気よく接することでそれなりに慣れてくるが、もとは野生動物で、慣れやすさには個体差がある<ref name=ohno2005 />。性格も個体差が大きく、どちらの性別だから飼いやすい、飼いにくいとは一概には言えない<ref name=ohno2005 />。
*『[[愛少女ポリアンナ物語]]』([[エレナ・ホグマン・ポーター]]原作)

*『[[はりもぐハーリー]]』
寿命は、野生下ではおよそ3年ほどであるが、飼育下では9歳まで生きることが観察されている<ref>{{cite web|url=http://www.essortment.com/information-chipmunks-56048.html |title=Information on Chipmunks |publisher=Essortment.com |date=1986-05-16 |accessdate=2012-12-07}}</ref>。
*[[チップとデール]]([[ウォルト・ディズニー・カンパニー|ディズニー]])

*[[魔法にかけられて]]([[ウォルト・ディズニー・カンパニー|ディズニー]])
秋から冬にかけては、繁殖期や冬眠期の縄張り意識のために気が荒くなり、噛みつくなど攻撃的になるリスが多い{{Sfn|大野瑞絵|2005|pp=89-90}}。繁殖に関わる[[ホルモン]]は光の周期に関係があるため、室内飼いでは繁殖期のタイミングが合わないことがある<ref name=ohno2005 />。
*『[[Yes!プリキュア5]]』

*アルビンとチップマンクス、アルビン/歌うシマリス3兄弟-->
日本では、昭和40年頃から広く飼育されるようになった<ref name=ohno2005 />。北海道に生息している[[エゾシマリス]]は、[[鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律|鳥獣保護法]]により、[[1994年]]から一切の捕獲および飼育が禁止されており<ref>{{cite web|title=鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則(対象狩猟鳥獣の捕獲等の禁止又は制限)第十条 |url=http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14F18001000028.html|publisher= [[環境省]]|accessdate=2014-04-10}}</ref><ref>{{cite web|title=資料3-3 対象狩猟鳥獣の捕獲等の禁止の期間延長(規則第10条第1項)|url=http://www.env.go.jp/houdou/gazou/8362/9621/2662.pdf |publisher= 環境省 |accessdate=2014-04-10}}</ref>、ペットとして飼育されているのは輸入された[[チョウセンシマリス]]である。

[[2005年]]に[[感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律|感染症予防法]]第56条の2として「動物の輸入届出制度」が規定され、齧歯類の輸入規制が始まった<ref>{{cite web|publisher= [[厚生労働省]] |url= http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou12/ |title= 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 第56条の2 動物の輸入届出制度について|accessdate=2014-04-10}}</ref>。[[狂犬病]]や[[皮膚糸状菌症]]などの[[感染症]]([[人獣共通感染症]])を防ぐためにも、節度ある接し方を心がける、手洗いをする、飼育環境を衛生的に保つなどに気をつける<ref name=ohno2005 />。

==脚注==
{{Reflist|2}}


== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* Baack, Jessica K. and Paul V. Switzer. "Alarm Calls Affect Foraging Behavior in Eastern Chipmunks (Tamias Striatus, Rodentia: Sciuridae)." ''Ethology.'' Vol. 106. Dec. 2003. 1057–1066.
<!--*Nichols, John D. and Earl Nyholm (1995). ''A Concise Dictionary of Minnesota Ojibwe''. Minneapolis: University of Minnesota Press.-->
* Gordon, Kenneth Llewellyn. ''The Natural History and Behavior of the Western Chipmunk and the Mantled Ground Squirrel.'' Oregon: 1943


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
{{Commons|Tamias|シマリス属}}
{{Commons|Tamias|シマリス属}}
{{Wikispecies|Tamias|シマリス属}}

* {{Wayback |date=20080424111229 |url=http://www.britishcolumbia.com/Wildlife/wildlife/landmammals/cw/cw_chipmunk.html |title=Wildlife and Nature – Chipmunk}}
* [http://tcnweb.ne.jp/~siva/amuamu/gairaishu/ 日本に侵入したシマリスたち]
* [http://tcnweb.ne.jp/~siva/amuamu/gairaishu/ 日本に侵入したシマリスたち]
* {{Cite web |url=http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program104.html |title=まるでイソップ?札幌リス物語 |publisher=[[日本放送協会|NHK]]・[[ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜]] |accessdate=2011-08-06}}
* {{Cite web |url=http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program104.html |title=まるでイソップ?札幌リス物語 |publisher=[[日本放送協会|NHK]]・[[ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜]] |accessdate=2011-08-06}}
* {{Cite web |url=http://www.nhk.or.jp/animal/zukan/zukansi070.html |title=シマリス(動物大図鑑) |publisher=NHK・[[ダーウィンの動物大図鑑 はろ〜!あにまる]] |accessdate=2011-08-06}}
* {{Cite web |url=http://www.nhk.or.jp/animal/zukan/zukansi070.html |title=シマリス(動物大図鑑) |publisher=NHK・[[ダーウィンの動物大図鑑 はろ〜!あにまる]] |accessdate=2011-08-06}}{{リンク切れ|date=2014年3月}}


== 関連項目 ==
* [[ジリス]]
* [[特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律]]
* [[鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律]]
* [[感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律]]


{{DEFAULTSORT:しまりす}}
{{DEFAULTSORT:しまりす}}

2014年4月22日 (火) 12:24時点における版

シマリス
シマリス Tamias sibiricus
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネズミ目(齧歯目) Rodentia
亜目 : リス亜目 Sciuromorpha
: リス科 Sciuridae
亜科 : アラゲジリス亜科 Xerinae
: マーモット族 Marmotini
: シマリス属 Tamias
学名
Tamias
Illiger1811
和名
シマリス
英名
Chipmunk

シマリス(縞栗鼠、Tamias)は、哺乳綱ネズミ目リス科アラゲジリス亜科シマリス属に分類されるリスの総称。

日本では、その中でも特にアジアに分布し、亜種が日本国内にも生息するシベリアシマリス (Tamias sibiricus) を指してシマリスと呼ぶ。

体に縞があり、頬袋をもつ小型のリスである。シマリス属には24-25種が属しており、アジアのシベリアシマリスを除き、すべての北アメリカに分布する[1]

分布

シマリス属の大部分が北米大陸に分布し、シベリアシマリス(亜種チョウセンシマリスエゾシマリス)だけが、ユーラシア大陸から東アジアにかけて分布する[2]

形態

頭胴長12-19センチメートル、尾長8-11.5センチメートル、体重70-120グラム[3]。 背中と顔に縞がある[2]。頬の内側には頬袋があり、木の実などたくさんの食糧を詰めて巣穴に運ぶことができる[4]

生態

巣穴の入り口のトウブシマリス
頬袋に食物を入れようとするトウブシマリス

昼行性で、単独生活を営む。樹上性リスと地上性リス(ジリス)の中間のタイプで、樹上と地上の両方で生活する。木の上も地面の上も行動範囲で、樹洞や地下に巣を作る[1]。巣穴の中では周囲に警戒する必要がないため、睡眠時間は1日平均15時間になると言われている[5]

さまざまな捕食性の哺乳類や鳥類に捕食される。威嚇や警戒、緊張の際に、尻尾を振る動作(モビング)を行うときがあり、これには体を大きく見せ、威嚇する意味もある[6]

冬になると、トウブシマリスは冬眠するが、北アメリカ西部のシマリスは冬眠せず、巣穴の中の蓄えに頼る[7]。エゾシマリスは1年の半分近くを地下の巣穴で冬眠して過ごす[8]

食性

前足でつかんでナッツを食べている姿や、頬袋を餌でふくらませている姿などが有名であるが、実際には幅広い種類のものを食べている。 雑食性で、主に種子、ナッツ、果実を食べる[9][4]。ほかにも、草、根などの植物、キノコ昆虫、その他の節足動物イモムシ、小型のカエルなども食べる[9][4][10][11][12][13]。 食物はほとんど地上で探すが、ヘーゼルナッツドングリなどの木の実を得るために木にも登る[9][14]。人間の周囲では、耕作された穀物や野菜、農地や庭の植物も食べるため、害獣とみなされることもある[9][15]

になると、多くの種がのための蓄えとしてこれらの食料を巣穴に集め始める。巣穴の中の1か所の食糧置き場に食料を集める種は、たいていになるまで巣の中で過ごす[9]。その他の種は、多数の小さな食料貯蔵庫を造る。

シマリスの木の実を収穫し貯蔵する習性は、苗木の定着に不可欠であり、生態系に重要な役割を果たしている。木と共生関係にある菌根を含むさまざまな種類のキノコを消費し、地下の胞子嚢果トリュフ)の胞子の分散のための重要な媒介動物となっている[16]

繁殖

トウブシマリスは、年2回、春の初めと夏の初めに繁殖し、1回の出産で4-5子を生む[9]。 北アメリカ西部のシマリスは年1回繁殖する。子どもは生後6週間ほどで巣穴から出てきて、その後2週間以内に自立する[17]

分類

エゾシマリス
トウブシマリス
チビシマリス

通常シマリス属1属に分類されるが、Tamiasトウブシマリス)、Eutamiasシベリアシマリス)、Neotamias(残りのシマリス23種すべて)の3属、または3亜属に分類されることもある。これらの分類は任意のもので、20世紀のほとんどの分類学はシマリスを1属と位置付けてきたが、ミトコンドリアDNAの研究によって、3つのシマリスのグループ間の分岐が、マーモットジリスの遺伝的不同性に匹敵することが示されている[18][19][20][21]

属名のTamiasは、ギリシャ語の会計係や執事、家政婦を意味しており[22]、これは、冬に使用するために食糧を集めて貯蔵しておく習性による、植物の分散におけるリスの役割を指している[23]

日本のシマリス

日本では、シベリアシマリス (Tamias sibiricus) の亜種であるエゾシマリス北海道に生息している。

また、大陸から移入したチョウセンシマリス (T. s. barberi) が本州から北海道にかけて定着し、北海道においては固有種のエゾシマリスと交雑する恐れが出ており、外来生物法要注意外来生物に指定されている[25]

飼育

飼育ケージは十分な高さと底面積が必要で、最低でも50センチ四方、海外の文献には高さ1.2メートル以上のケージを推奨するものがある[26]。安心して寝る、危険を察した際に隠れる、餌を隠す、巣作りをするなどの本能的な行動のために巣箱を用意する[1]。後方回転や反復運動など、同じ動きを繰り返し行うのは、ストレスが過度にかかっている際の異常行動のひとつ(常同行動)で、飼育環境を見直し、ストレスの原因を取り除くことが必要である[1]

生後2か月以上の、離乳を終え十分に成長した子リスを迎える方が望ましい[1]。大人のリスも時間をかけて根気よく接することでそれなりに慣れてくるが、もとは野生動物で、慣れやすさには個体差がある[1]。性格も個体差が大きく、どちらの性別だから飼いやすい、飼いにくいとは一概には言えない[1]

寿命は、野生下ではおよそ3年ほどであるが、飼育下では9歳まで生きることが観察されている[27]

秋から冬にかけては、繁殖期や冬眠期の縄張り意識のために気が荒くなり、噛みつくなど攻撃的になるリスが多い[28]。繁殖に関わるホルモンは光の周期に関係があるため、室内飼いでは繁殖期のタイミングが合わないことがある[1]

日本では、昭和40年頃から広く飼育されるようになった[1]。北海道に生息しているエゾシマリスは、鳥獣保護法により、1994年から一切の捕獲および飼育が禁止されており[29][30]、ペットとして飼育されているのは輸入されたチョウセンシマリスである。

2005年感染症予防法第56条の2として「動物の輸入届出制度」が規定され、齧歯類の輸入規制が始まった[31]狂犬病皮膚糸状菌症などの感染症人獣共通感染症)を防ぐためにも、節度ある接し方を心がける、手洗いをする、飼育環境を衛生的に保つなどに気をつける[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j 大野瑞絵、曽我玲子 監修『ザ・リス―最新の飼育(エサ・住まい・接し方・医学)が全てわかる』誠文堂新光社、2005年。 
  2. ^ a b 大野瑞絵 2005, pp. 12.
  3. ^ 大野瑞絵 2005, p. 138.
  4. ^ a b c West Virginia Wildlife Magazine: Wildlife Diversity Notebook. Eastern chipmunk”. Wvdnr.gov. 2012年12月7日閲覧。
  5. ^ Jennifer S. Holland (2011年7月). “"40 Winks?" National Geographic Vol. 220, No. 1.”. National Geographic. 2014年4月11日閲覧。
  6. ^ 大野瑞絵 2005, p. 94.
  7. ^ Kays, R. W.; Wilson, Don E. (2009). Mammals of North America (2nd ed.). Princeton University Press. p. 72. ISBN 978-0-691-14092-6 
  8. ^ 大野瑞絵 2005, p. 16.
  9. ^ a b c d e f Hazard, Evan B. (1982). The Mammals of Minnesota. University of Minnesota Press. pp. 52–54. ISBN 0-8166-0952-7. http://books.google.co.uk/books?id=sjoQK1bedB0C&pg=PA53&dq=eastern+chipmunk+mate#PPA54,M1 
  10. ^ Eastern Chipmunk - Tamias striatus - NatureWorks”. Nhptv.org. 2012年12月7日閲覧。
  11. ^ Linzey, A.V.; NatureServe (2008年). “Tamias minimus”. IUCN Red List of Threatened Species. IUCN 2013. 2012年8月29日閲覧。
  12. ^ Linzey, A.V.; NatureServe (2008年). “Tamias sibiricus”. IUCN Red List of Threatened Species. IUCN 2013. 2012年8月29日閲覧。
  13. ^ Linzey, A.V.; NatureServe (2008年). “Tamias townsendi”. IUCN Red List of Threatened Species. IUCN 2013. 2012年8月29日閲覧。
  14. ^ Chipmunk at Animal Corner”. Animalcorner.co.uk (2004年1月1日). 2012年12月7日閲覧。
  15. ^ Chipmunks | Living With Wildlife”. Mass Audubon. 2012年12月7日閲覧。
  16. ^ Apostol, Dean; Marcia Sinclair (2006). Restoring the Pacific Northwest: The Art and Science of Ecological Restoration in Cascadia. Island Press. p. 112. ISBN 1-55963-078-7. http://books.google.co.uk/books?id=CsGyhzFBjyAC&pg=PA112&dq=chipmunk+sporocarps  トリュフは、シマリスや他の菌食性の哺乳類共進化した結果、空気中に胞子を分散させる能力を失った。
  17. ^ Schwartz, Charles Walsh; Elizabeth Reeder Schwartz, Jerry J. Conley (2001). The Wild Mammals of Missouri. University of Missouri Press. pp. 135–140. ISBN 0-8262-1359-6. http://books.google.co.uk/books?id=uEWl0ZM6DfUC&pg=PA140&dq=eastern+chipmunk+young#PPA140,M1 
  18. ^ Wilson, D. E.; D. M. Reeder (2005年). “Mammal Species of the World”. 2007年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年6月27日閲覧。
  19. ^ Piaggio, A. J.; Spicer, G. S. (2001). “Molecular phylogeny of the chipmunks inferred from mitochondrial cytochrome b and cytochrome oxidase II gene sequences” (PDF). Molecular Phylogenetics and Evolution 20: 335–350. doi:10.1006/mpev.2001.0975. http://online.sfsu.edu/~gs/spicer/pages/spicerpdf/piaggio01.pdf. 
  20. ^ Piaggio, Antoinette J.; Spicer, Greg S. (2000). “Molecular Phylogeny of the Chipmunk Genus Tamias Based on the Mitochondrial Cytochrome Oxidase Subunit II Gene” (PDF). Journal of Mammalian Evolution 7 (3). http://userwww.sfsu.edu/~gs/spicer/pages/spicerpdf/piaggio00.pdf. 
  21. ^ Musser, G. G.; Durden, L. A.; Holden, M. E.; Light, J. E. (2010). “Systematic review of endemic Sulawesi squirrels (Rodentia, Sciuridae), with descriptions of new species of associated sucking lice (Insecta, Anoplura), and phylogenetic and zoogeographic assessments of sciurid lice”. Bulletin of the American Museum of Natural History (339). http://hdl.handle.net/2246/6067. 
  22. ^ Henry George Liddell; Robert Scott. (1940). A Greek-English Lexicon, revised and augmented throughout by Sir Henry Stuart Jones with the assistance of Roderick McKenzie. Oxford: Clarendon Press 
  23. ^ Snyder, D.P. (1982年). “Tamias striatus”. 2013年3月5日閲覧。
  24. ^ 大野瑞絵 2005, p. 13.
  25. ^ 要注意外来生物リスト:哺乳類・鳥類(詳細)- シマリス (Tamias sibiricus)に関する情報”. 環境省. 2014年4月11日閲覧。
  26. ^ 大野瑞絵 2005, p. 40.
  27. ^ Information on Chipmunks”. Essortment.com (1986年5月16日). 2012年12月7日閲覧。
  28. ^ 大野瑞絵 2005, pp. 89–90.
  29. ^ 鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律施行規則(対象狩猟鳥獣の捕獲等の禁止又は制限)第十条”. 環境省. 2014年4月10日閲覧。
  30. ^ 資料3-3 対象狩猟鳥獣の捕獲等の禁止の期間延長(規則第10条第1項)”. 環境省. 2014年4月10日閲覧。
  31. ^ 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律 第56条の2 動物の輸入届出制度について”. 厚生労働省. 2014年4月10日閲覧。

参考文献

  • Baack, Jessica K. and Paul V. Switzer. "Alarm Calls Affect Foraging Behavior in Eastern Chipmunks (Tamias Striatus, Rodentia: Sciuridae)." Ethology. Vol. 106. Dec. 2003. 1057–1066.
  • Gordon, Kenneth Llewellyn. The Natural History and Behavior of the Western Chipmunk and the Mantled Ground Squirrel. Oregon: 1943

外部リンク

関連項目


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