龍が如くシリーズの地理
龍が如くシリーズの地理では、セガゲームスのアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズに登場する地域や施設について解説する。シリーズ初作の「龍が如く」は『1』と表記する。
全国共通の施設
神室町(東京)
『クロヒョウ』を含む全シリーズに登場。新宿に存在する東京最大の歓楽街。モデルは新宿歌舞伎町[1]。
- ポッポ
- 神室町で最も多くチェーン展開をしているコンビニエンスストア。天下一通り・中道通り裏・昭和通りの3店舗が存在する。
- 赤牛丸
- 『0』『1』に登場する、牛丼チェーン店。天下一通りと泰平通りに1店舗ずつ店を構えている。『2』以降は2店舗共に実在する松屋に変わっている。
- ナオミの館
- 『4』『5』に登場。占い師であるナオミが営む占いの店で、店内ではナオミ以外に複数のボブ宇都宮が常勤している。『4』では天下一通りに店を構えていたが、『5』で中道通りに移転している。
- 神室地下街(カムチカ)
- 『4』の時期から登場。プールバー「Ques Bar」や衣料品店などの商業施設があり、地下駐車場と直結している。
天下一通り
神室町の入口とも呼べる南北に走る大通り。実在(歌舞伎町)の一番街通りに相当し、派手な電飾に彩られたゲートが存在する。
- セレナ
- 『0』『1』に登場。主人公・桐生一馬や錦山彰らの行きつけの高級クラブ。雑居ビルの2階に店を構える。麗奈がママを務めており、桐生・錦山の幼馴染である澤村由美も働いていた。『1』においては桐生の活動拠点となったが、麗奈の死亡により閉店された。
- 風堂会館
- 『0』『1』に登場。天下一通りの入口付近に構えている風間組の事務所。柏木が跡を継いだ『2』以降はミレニアムタワー内に事務所を移転している。
- スターダスト
- 『1』〜『5』に登場。セレナ及びニューセレナの斜め向かいに建つホストクラブ。一輝が風間新太郎の支援を受けて開店した。セレナ同様、桐生の活動拠点となっている。『2』以降は一輝はオーナーに転向し、ユウヤが店長を務めている。
- ニューセレナ
- 『3』〜『5』に登場。セレナの跡地となったテナントをニューセレナのママが買い取って開店。旧セレナ同様、桐生たちの重要な活動拠点となっている。『4』ではママが身内の不幸で不在だったために、伊達が替わりに切り盛りしていた。
- スカイファイナンス
- 『4』『5』に登場。秋山駿が社長を務める金融会社で、ニューセレナと同じビルに事務所を構えている。『5』では蒼天堀に支店も出している。
劇場前通り
天下一通りの北に存在する南北の大通り。劇場前には広場が存在する。『1』〜『5』では「Kamuro Stadium」という大劇場が建っていたが、『0』ではモデルとなった新宿コマ劇場そのものが建っている。
中道通り
天下一通りとピンク通りの間に存在するを南北に走る大通りで、実在の中央通り(セントラルロード)に相当する。南口にはモデル同様にシリーズを通してドン・キホーテが建っており、作中でも利用できる。
- 喫茶アルプス
- シリーズを通して登場する、中道通りにある喫茶店。『5』では、チェーン展開として月見野や錦栄町に支店を出している。
- スマイルバーガー
- シリーズを通して登場する、中道通りにあるハンバーガーチェーン店。『3』では、琉球街にも登場する。
- 六蘭荘
- 『0』『2』〜『5』に登場する、中道通り裏にある雀荘。
ピンク通り
中道通りと千両通りの間に存在する南北の通りで実在の桜通りに相当する。風俗店がひしめいている。
千両通り
ピンク通りの東に存在する南北の通りで実在の東通りに相当する。
- 将天
- 『0』『4』『5』に登場する、千両通りにある将棋センター。
- 桃源郷
- 『1』に登場する、会員制の超高級ソープランドで、最低でも100万円ほどの料金が必要と言われている。シンジが生前通い詰めていた店で、ナンバーワン嬢のアケミとは恋人関係にあった。シンジがアケミに託した風間の情報を聞きに桐生たちが訪れたが、桐生を狙う真島がダンプカーで店に突撃したため壊滅的な被害を受けた。
- ラブインハート
- 『1』〜『4』に登場する、千両通りにあるマッサージ店。
チャンピオン街
千両通り中程から東に進んだ所に存在する飲食店街。四方をビルに囲まれた区画で、長屋建ての店が所狭しとひしめいている。モデルは新宿ゴールデン街。
- シェラック
- シリーズを通して登場する、チャンピオン街で営業するバー。『5』ではほたるゲンジがアルバイトをしている。
- 亜天使
- 『0』『2』〜『5』に登場する、チャンピオン街で営業するオカマバー。
- 大女優
- 『4』に登場する、チャンピオン街で営業するキャバレー。ストーリー上で秋山が訪れる場所である。
公園前通り
西公園(賽の河原)の南側を東西に走る通り。
ホテル街
七福通り北に存在。ラブホテルが多数存在する。
- 吉田バッティングセンター
- シリーズを通して登場。ミニゲームでバッティングが行える他、ストーリーにおいては特に真島吾朗絡みで重要な役割を果たす事が多い。
- 金村興業事務所
- 『4』に登場。コンビニ「Mストア」に隣接するアパートの最上階に事務所を構えている東城会系の極道組織。アパートの下階には右京姉弟も住んでいる。『5』でも存在が確認できるが入る事はできない。
七福通り
神室町北部を東西に貫く大通り。実在の花道通りに相当する。
- 児童公園
- 七福パーク
- 駐車場。敷地が広いためか、ここで"攻撃を当てたりダウンさせたりするなど特定条件を満たすと賞金を支払い、失敗すれば挑戦料を貰う"という商売をする人間が『0』『2』~『4』に登場する。
- MEB
- 『1』の時代から登場する風俗案内所。『1』では「水野増辰」という人物が案内をしており、メインストーリーにも関わってくる。
- 韓来
- 『0』『2』〜『5』に登場する、七福通り沿いにある焼肉店(『2』のみ韓国料理店)。冴島大河がお気に入りの店で『5』の収監前最後の食事の場に選んでいる。
- JEWEL(ジュエル)
- 『1』から登場する七福通り中央にあるキャバクラ。内装と価格をカットし、キャストの質で勝負している。
泰平通り
神室町中央部を東西に走る通り。
- 神室商店街
- 『0』に登場する、泰平通り沿いにある商店街。堂島組が神室町再開発計画のために根こそぎ土地を買収しているため、すでに廃れておりシャッター通りの相をなしている。所有者不明の「カラの一坪」と呼ばれる空き地が『0』のストーリーの鍵となる。
- ミレニアムタワー
- 『1』〜『5』に登場する、泰平通り沿いに建てられた超高層ビル。神室商店街の土地を東城会が買収、再開発して建設された。『1』では澤村美月(由美)がクラブ「アレス」をタワー内に構えている他、100億円事件を巡る最終決戦の場となった。『2』でサイの花屋が、一時50階に拠点を移し、『2』〜『3』まで風間組が事務所を構える。『4』以降は真島組が事務所をタワー内に移している。『5』では近江連合会長の黒澤が桐生たちをおびき寄せるために真島を人質に立てこもり騒ぎを起こし、冴島と真島の決戦の場となった。
- バッカス
- 『1』に登場する、ミレニアムタワー東で営業しているバー。神室町の飲み屋を取り仕切っていたが、美月の情報を求めた嶋野組の襲撃でマスターが惨殺され、閉店。桐生と澤村遥が初めて出会った場所である。
- バンタム
- 『1』〜『5』に登場。バッカスの跡地をそのまま利用して開店したバー。戸部がマスターを務めている。『3』以降はダーツが楽しめる。
- エリーゼ
- 『4』『5』に登場。泰平通りのミレニアムタワー前に位置するキャバクラ。秋山がオーナーを務めている。
昭和通り
神室町南端を東西に貫く通り。実在の靖国通りに相当する。
- ドン・キホーテ神室町店
- 通りの中央、中道通りと交差する点に存在。近くを通ると店舗のテーマソングが漏れ聞こえてくる。
- 寿司吟
- 『0』『2』〜『5』に登場する、昭和通り西にある寿司屋。『4』で元ヒットマンのコータローが就職した。
賽の河原(西公園)
シリーズを通して登場。神室町北端[3]に存在する公園で、ホームレスの巣窟となっている。『0』では一般人も自由に立ち入りできたが、『1』ではホームレスが武装蜂起している上に周囲はさながらバリケードのようになっており、警察やヤクザも迂闊には立ち入りできない事実上の無法地帯となっており、通称「賽の河原」と呼ばれている。公園内はサイの花屋が取り仕切る一大コミュニティとなっており、公衆トイレを通して限られた者だけが出入り可能となっている。その真の顔は、地下鉄の廃駅と下水道を改修して作られた大遊郭で、サイの花屋の根城やカジノ、闘技場が存在する。『2』以降は「真島組」主導のもと神室町ヒルズとして再開発される事となり、地下施設のみが残っており、『5』では児童公園のマンホールから下水道を経由して辿り着かなければならない。
- 神室町ヒルズ
- 西公園を再開発し建設された複合商業施設。『2』で開発計画が始まり、『4』ではその利権がストーリーの鍵となった。『5』では施設の運用が始まっており、桐生・冴島・渡瀬・勝矢らの決戦の場となった。
蒼天堀(大阪)
『0』『2』『5』及び『クロヒョウ2』に登場する大阪の歓楽街。蒼天堀川を南北から挟むような形になっている。作中では芸能事業が特に発達しており、大手芸能事務所が存在する他、ストリートダンサーで溢れている。モデルは道頓堀[1]で実在とは方角が南北逆になっている他、周辺地域をモデルとした地域・施設も組み込まれている。
- 巌橋
- 蒼天堀川の東側にかかる橋。ナンパのメッカとして知られる。『0』では改修前であったが、『2』以降は改修された形で登場する。モデルは戎橋。
- 毘沙門橋
- 蒼天堀川の西側にかかる橋。モデルは太左衛門橋。
蒼天堀通り
蒼天堀川の北側を構成する地域。作中で利用できる飲食店のほとんどがこちら側に集中している。
- クラブセガ蒼天堀店
- 『2』等で登場。
- グランド
- 『0』『2』に登場。『0』では蒼天堀通り西にある真島が支配人を務めていたキャバレー。『2』では、桐生と郷田龍司が対面し、戦闘している。
- まぐたこ
- 『0』『2』『5』に登場する、蒼天堀通り東にあるたこ焼き屋の屋台。
- オースミ薬局
- 『2』に登場する、蒼天堀通りにある薬局。『0』『5』では実在するダイコクドラッグになっているが、『5』では錦栄町に登場する。
- 横堀ゴルフセンター
- 有名人も利用し、通りの中央側にある。
- SHOT BAR STIJL(ステイル)
- 『0』の時代から蒼天堀通り西にあるバー。『2』では危険ドラッグの売買も行ってる。
- かに道楽
- 通りの東にある。
- がんこ寿司
- 通りの中央にある。
- 第三並木ビル
- 『0』『5』に登場する、蒼天堀通り東にあるオフィスビル。『0』では近江連合系の鬼仁会が事務所を構えており、『5』では秋山がスカイファイナンスの蒼天堀支店として事務所を構えている。
- 龍虎飯店
- 『0』に登場。蒼天堀通りにある中華料理店で、料理店以外に武器屋としても活動している。神室町にも支店を出している。
招福町
蒼天堀川の南側を構成する地域。実在の宗右衛門町に相当する。
- あしたば公園
- 招福町に存在する公園で、敷地が三角形状になっているのが特徴。モデルは心斎橋の三角公園。
- インフォメン
- 案内所。蒼天堀川通側・招福町中央にある。
- PRIME
- 蒼天堀で名高いキャバクラ。インフォメンを背にした通りの奥、あしたば公園を左にして通り過ぎ右側に見えてくる。
- ドン・キホーテ蒼天堀店
- 毘沙門橋側・蒼天堀川通側にある。
- 法眼寺横町
- 招福町の中央部に存在する細い飲食店通り。通りには『0』では真島が経営するキャバクラ「サンシャイン」、『5』ではバー「クレスト」が登場する。モデルは法善寺横丁。
- 神味庵
- 毘沙門橋側にある割烹店。
- 雀薔薇屋
- 『0』に登場する、招福町西にある雀荘。
- リーチ楼
- 『2』『5』に登場する、雀薔薇屋の後にできた雀荘。『5』では隣接するアパートに遥が住んでいる。
- フュージョン
- 『2』に登場する個室ビデオ店。
- スナック「葵」
- 『2』に登場し、『2』の重要人物に関係がある。巌橋にある。
- ダイナチェア芸能事務所
- 『5』に登場、PRIMEの前にある。朴美麗が社長で澤村遥が属する事になる。
- オデッセイ
- 『0』に登場。グランドと人気を二分するキャバレーだったが後に閉店。
三途の川底
- 『0』に登場。蒼天堀川の底に存在する地下闘技場。法では裁けない悪を裁くためビリケンが建設した。闘技場の戦士は犯罪者で構成されており、1年間戦い抜く事で自由が保証されるが、中には快楽殺人などの目的で自らの意志で闘技場に残り続けている者もいる。施設には屋形船で川の中程まで行き、船を地下エレベーターに直結させる事で行き来する。
椿園
新星町(大阪)
琉球街(沖縄)
『3』に登場する沖縄最大の歓楽街。モデルは国際通り周辺地域。
永洲街(福岡)
『5』に登場する九州最大の歓楽街。2本の川が東西から挟むような形になっている。モデルは中洲で、実在とは方角が90度異なる。
月見野(札幌)
『5』に登場する北海道最大の歓楽街。モデルはすすきの。
- 北小路
- 中央部に存在する商店街。モデルは狸小路。
- 居酒屋はなこ 月見野店
- 中月通り東にある。実在するチェーン店。
錦栄町(名古屋)
『5』に登場する中部地方最大の歓楽街。モデルは栄および錦三丁目。
銀杏通
- ふと桃Club
- 銀杏通東にある、品田辰雄が通い詰める風俗店。
熊野大通
- Club EDEN
- キャバクラ。本陣町通中央との交差点にある。
- FIRST SHOT
- 通の南と五色通東との交差点にある、ビリヤードも出来るバー。
帯板通
- 宇野鍼灸院
- 帯板通にある、品田の古くからの知り合いである宇野が経営する鍼灸院。
- メ〜ナビ
- 帯板通にある、宇野鍼灸院の前に位置する風俗案内所。
- 山本屋本店
- 味噌煮込みうどんを売っている。実在し、東側にある。
紬通
- 錦栄バッティングセンター
- 紬通北にあるバッティングセンター。金欠となった品田が商品券目当てによく訪れる場所である。
- 世界の山ちゃん
- 北にある。