齋藤俊雄
オリックス・バファローズ #45 | |
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2013年7月3日今津総合グラウンド | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛知県岡崎市 |
生年月日 | 1983年12月23日(40歳) |
身長 体重 |
180 cm 85 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2004年 ドラフト10巡目 |
初出場 | 2008年3月30日 |
年俸 | 980万円(2016年) |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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齋藤 俊雄(さいとう としお、1983年12月23日 - )は、オリックス・バファローズに所属するプロ野球選手(捕手)。
経歴
プロ入り前
高校時代は強打の捕手として知られ、通算47本塁打を放つ。卒業後は三菱自動車岡崎に就職するも、2004年に発覚した三菱リコール隠し問題の余波で野球部の活動が休止する憂き目に遭う。
2004年のドラフト会議において、横浜ベイスターズから10巡目で指名され、入団。
横浜時代
2006年にはプロの二軍選手と大学生を中心に編成されるプレオリンピックの野球日本代表に選出された。2007年には北京プレオリンピック野球日本代表に選出され、正捕手として全勝・金メダル獲得に貢献した。
2008年3月30日の対阪神タイガース戦(京セラドーム大阪)に途中出場で一軍初出場を果たす。4月2日の対東京ヤクルトスワローズ戦(明治神宮野球場)でも途中出場を果たし、一軍初打席に立つ。4月6日の対広島東洋カープ戦(広島市民球場)に先発出場し、初安打・初得点・初猛打賞と活躍した。この年、正捕手の相川亮二が故障続きだったこともあってチームの若手起用も増え、シーズン終盤からスタメン出場の機会が与えられるようになった。
2009年は野口寿浩・細山田武史と共に開幕一軍に名を連ねるも20試合の出場に留まり、相川移籍後の正捕手争いでは細山田の他に新沼慎二・武山真吾に一歩後れる結果となった。シーズン終了後の11月9日、清水直行との交換トレードで、那須野巧と共に千葉ロッテマリーンズへ移籍した。
ロッテ時代
2010年は主に的場直樹のバックアップを務める形で21試合に出場。21試合は正捕手格の里崎智也と的場に次ぐ数字で、クライマックスシリーズでも1試合ながらベンチ入りを果たし、日本シリーズでも出場有資格者選手の40名枠に食い込んだ。
2011年1月22日、光原逸裕との交換トレードでオリックス・バファローズへ移籍した[1]。
オリックス時代
2011年は正捕手不在状態の状態で捕手陣の一翼を担い、35試合に出場。打撃でも前年までの通算安打数と同数である17安打、打率.243を記録した。なお、社会人時代とマリーンズでチームメイトだった竹原直隆も4月29日にトレードで加入してきたため、同選手とは2チーム続けて同じユニフォームを着ることとなった。
2012年は開幕一軍入りを果たし、伊藤光と共にスタメンマスクを被り続けた。しかし、8月19日の対ソフトバンク戦で投手陣の崩壊を招いた事で岡田彰布監督の不興を買い、翌日に伊藤と共に登録抹消され、その後は再昇格することなくシーズンを終えた。それでも、自己最多の51試合に出場し、19安打・6打点を記録した。
2013年も開幕一軍入りを果たしたものの、移籍後ワーストのシーズン成績だった。
2014年は2007年以来の一軍出場なしに終わり、翌年の2015年も一軍出場なしに終わった。
プレースタイル
二塁送球タイムは1秒79と球界トップクラスの強肩を誇る[2]。二軍では盗塁阻止率4割を記録したこともある。
打率こそ安定しないものの、打撃にも意外性と一発長打を秘めている。反面、2011年には35試合で7捕逸とキャッチング面に少なからぬ課題を残した。
二軍では本職の捕手の他、肩を生かして三塁手として出場することもある。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2008 | 横浜 | 25 | 44 | 39 | 2 | 7 | 0 | 0 | 0 | 7 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 13 | 0 | .179 | .200 | .179 | .379 |
2009 | 20 | 26 | 24 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | 6 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 9 | 0 | .208 | .240 | .250 | .490 | |
2010 | ロッテ | 21 | 31 | 27 | 1 | 5 | 1 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 11 | 1 | .185 | .214 | .222 | .437 |
2011 | オリックス | 35 | 81 | 70 | 5 | 17 | 1 | 0 | 0 | 18 | 2 | 0 | 0 | 5 | 0 | 3 | 0 | 3 | 30 | 0 | .243 | .303 | .257 | .560 |
2012 | 51 | 107 | 92 | 5 | 19 | 3 | 0 | 0 | 22 | 6 | 1 | 0 | 13 | 0 | 1 | 0 | 1 | 34 | 2 | .207 | .223 | .239 | .463 | |
2013 | 22 | 23 | 21 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | .095 | .095 | .095 | .190 | |
NPB:6年 | 174 | 312 | 273 | 15 | 55 | 6 | 0 | 0 | 61 | 12 | 1 | 0 | 28 | 0 | 7 | 0 | 4 | 107 | 3 | .201 | .232 | .223 | .456 |
- 2015年度シーズン終了時
年度別守備成績
年度 | 捕手 | ||||||||||
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試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 捕逸 | 守備率 | 企図数 | 許盗塁 | 盗塁刺 | 阻止率 | |
2008 | 20 | 96 | 9 | 1 | 0 | 1 | .991 | 17 | 13 | 4 | .235 |
2009 | 14 | 52 | 4 | 1 | 0 | 2 | .982 | 4 | 4 | 0 | .000 |
2010 | 21 | 69 | 1 | 2 | 0 | 2 | .972 | 2 | 2 | 0 | .000 |
2011 | 35 | 160 | 12 | 2 | 1 | 7 | .989 | 28 | 20 | 8 | .386 |
2012 | 50 | 224 | 27 | 3 | 2 | 2 | .988 | 36 | 23 | 13 | .361 |
2013 | 20 | 52 | 7 | 1 | 0 | 0 | .983 | 7 | 6 | 1 | .143 |
通算:6年 | 160 | 653 | 60 | 10 | 3 | 14 | .986 | 94 | 68 | 26 | .277 |
- 2013年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- 初出場:2008年3月30日、対阪神タイガース3回戦(京セラドーム大阪)、8回裏に捕手で出場
- 初打席:2008年4月2日、対東京ヤクルトスワローズ2回戦(横浜スタジアム)、8回裏に押本健彦から一塁ゴロ
- 初先発出場:2008年4月4日、対広島東洋カープ1回戦(広島市民球場)、8番・捕手で先発出場
- 初安打:2008年4月6日、対広島東洋カープ3回戦(広島市民球場)、3回表に長谷川昌幸から二塁内野安打
- 初打点:2008年4月12日、対阪神タイガース6回戦(横浜スタジアム)、2回裏に岩田稔から遊撃ゴロの間に記録
- 初盗塁:2012年6月3日、対読売ジャイアンツ4回戦(京セラドーム大阪)、3回裏に二盗(投手:D.J.ホールトン、捕手:阿部慎之助)
背番号
- 49 (2005年 - 2009年)
- 43 (2010年)
- 45 (2011年 - )
脚注
- ^ 斉藤選手とオリックス・バファローズ光原投手のトレードについて - 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト
- ^ 小豆畑が“球界最速”二塁送球タイム1・71秒マーク スポニチ 2013年11月20日
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 齋藤俊雄 - NPB.jp 日本野球機構