鶴見半島

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大分県道604号梶寄浦佐伯線から半島北側を望む

鶴見半島(つるみはんとう)は、大分県佐伯市にある半島

概要

大分県の南部に位置し、豊後水道に向かって東に突き出す、リアス式海岸が発達した半島である。半島の先端部の鶴御崎は、九州最東端のである。半島の先端付近には、北側に元の間海峡を挟んで大島、南側に横島が浮かぶ。

半島の北側は佐伯湾、南側は米水津湾となっている。2005年3月3日に合併により全域が佐伯市となる前は、半島の北半分が南海部郡鶴見町、南半分が米水津村であった。南側の米水津湾には間越海水浴場がある。

鶴見半島の名の由来には、

  • 半島を上空から見ると鶴の形に見える
  • 鶴御崎に大きな松の木があり、鶴が飛来していた
  • 半島にある池に、鶴が飛来していた

との諸説がある。

半島の北岸に沿って大分県道604号梶寄浦佐伯線が走る。リアス式海岸で出入りが多く、海岸まで急傾斜の山が迫る鶴見半島では、集落間の交通には連絡船が用いられており、佐伯市街地から半島の付け根の吹浦まで道路が開通したのが1958年(昭和33年),先端の梶寄浦まで通じたのは1982年(昭和57年)のことであった[1]。近年は稜線沿いに鶴見スカイラインも開通している。

脚注

外部リンク