鵜戸神社 (鹿屋市)

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鵜戸神社
所在地 鹿児島県鹿屋市吾平町麓字宮ノ前3574番地
位置 北緯31度19分50.5秒 東経130度53分51.4秒 / 北緯31.330694度 東経130.897611度 / 31.330694; 130.897611 (鵜戸神社 (鹿屋市))座標: 北緯31度19分50.5秒 東経130度53分51.4秒 / 北緯31.330694度 東経130.897611度 / 31.330694; 130.897611 (鵜戸神社 (鹿屋市))
主祭神 彦波瀲武鵜茅草葺不合尊他5柱
社格 旧郷社
創建 不明
本殿の様式 流造
例祭 10月19日
地図
鵜戸神社の位置(鹿児島県内)
鵜戸神社
鵜戸神社
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鵜戸神社(うどじんじゃ)は、鹿児島県鹿屋市吾平町麓の吾平総合支所(旧吾平町役場)の南隣にある神社社格旧郷社

祭神

彦波瀲武鵜茅草葺不合尊玉依姫命彦五瀬命稲飯命三毛入野命神日本磐余彦尊(神武天皇)の6柱(鵜戸六所権現)を祀る。

歴史

江戸時代の鵜戸神社(『三国名勝図会』)。現在地とは別位置。

彦波瀲武鵜茅草葺不合尊の陵墓が村内鵜戸山上にあったため、尊を祀ったという。当初は吾平山上陵の東側に位置し、かつては鵜戸六所権現鵜殿神社などと称されており、天平19年(747年)に「六所大権現と号した」という記録がある。

宝殿(本殿)は長久4年(1043年)建立とされ、社殿は寛文年間(1660年代)に島津綱貴が、宝殿と拝殿は明和5年(1768年)に島津重豪がそれぞれ造営した。『三国名勝図会』にはこの頃の様子が挿絵とともに紹介されている。

鳥居

明治4年(1871年)に災害により八幡神社(現在地)へ「仮」遷座したが帰社せず(八幡神社は同年中に別場所に遷座)、同6年郷社に列した。昭和39年(1964年)に本殿・舞殿を新築し現在に至る。

参考資料