飛行管理隊
飛行管理隊（ひこうかんりたい、Flight Service Squadron）とは、航空自衛隊航空支援集団航空保安管制群隷下の、自衛隊の航空機の運航情報及び移動情報を取り扱う部隊である。部隊は埼玉県狭山市の入間基地。略称は「飛管隊」。
沿革
- 1958年12月1日 - 飛行管理隊編成完結
- 1960年3月15日 - 飛行管理業務（FS業務）および航空機移動情報業務（AMIS業務）を米空軍から移管
- 1966年3月6日 - 西部地区のFS・AMIS業務を春日管制隊に移管
- 1969年4月13日 - 北部地区のFS業務を千歳管制隊に移管
- 1978年8月1日 - 新飛行管理局舎落成、飛行管理情報処理システム（FADP,1号機）試験運用開始
使用システム
飛行管理情報処理システム（FADP：Flight Service & AMIS Data Processing System） 以後、FADPと略す 飛行管理隊はFADPを中心として、航空警戒管制部隊、航空交通管制機関及び各飛行場との間にネットワークを構成し、飛行情報及び移動情報を提供している。
- 航空警戒管制部隊
- BASGEシステム
- 各DC
- 関連システム
- FDP・IDP・DTAX・AFTAX等
- 指揮中枢・飛行部隊
- 航空自衛隊・海上自衛隊・米軍のベースオペレーション
- 航空管制システム
- 航空自衛隊・海上自衛隊ARTS・GCA・TWR
- 飛行情報中枢等
- 千歳・春日・那覇各管制隊の飛行管理班
- ノータムセンター - 府中基地
- 教育
- 航空自衛隊第5術科学校 - 小牧基地
隊長
| 代数 | 着任時階級 | 氏名 | 在任期間 |
|---|---|---|---|
| 第1代 | 3等空佐 | 宮里 泰治 | 33.12.1～35.6.16 |
| 第2代 | 2等空佐 | 佐々 敏夫 | 35.6.16～39.8.1 |
| 第3代 | 3等空佐 | 中尾 周作 | 39.8.1～43.3.16 |
| 第4代 | 3等空佐 | 伊藤 昌司 | 43.3.16～46.12.16 |
| 第5代 | 2等空佐 | 中津 成俊 | 46.12.16～48.11.1 |
| 第6代 | 2等空佐 | 橋富 量弥 | 48.11.1～50.8.1 |
| 第7代 | 2等空佐 | 常松 尊輝 | 50.8.1～53.8.1 |
| 第8代 | 2等空佐 | 入江 俊英 | 53.8.1～55.8.1 |
| 第9代 | 2等空佐 | 小林 靖夫 | 55.8.1～58.8.1 |
| 第10代 | 2等空佐 | 烏山 哲男 | 58.8.1～60.12.1 |
| 第11代 | 2等空佐 | 大郷 悟 | 60.12.1～63.9.1 |
| 第12代 | 2等空佐 | 増田 晉英 | 63.9.1～2.8.1 |
| 第13代 | 2等空佐 | 臼杵 久雄 | 2.8.1～4.5.13 |
| 第14代 | 3等空佐 | 廣瀬 猛 | 4.5.13～5.10.15 |
| 第15代 | 3等空佐 | 嶋田 知行 | 5.10.15～7.6.1 |
| 第16代 | 2等空佐 | 布袋 満男 | 7.6.1～9.8.1 |
| 第17代 | 3等空佐 | 鶴見 國雄 | 9.8.1～ . . |
