防衛白書
防衛白書(ぼうえいはくしょ)とは、日本の防衛省(旧防衛庁)が毎年刊行している白書である。防衛政策の基本について日本国民の理解を求めるために作成されている。
概要
防衛省の防衛政策や、近隣諸国への認識を理解できる一次資料である。昭和45年10月に第1回が発行され、昭和51年の第2回以降毎年発行されている。
日本の防衛の根幹となる日米関係、近隣諸国(主に韓国、北朝鮮、中国、ロシア)などの軍事動向、イラクへの派遣など自衛隊の国内外の活動や隊員の声を記載したコラム、防衛政策の提言などを主に行っている。
なお、昭和45年版と、昭和51年から現在まで刊行されている白書は防衛省のサイトでも公開されているので、誰でも読むことが可能となっている。ただし、著作権上の理由から通信社・新聞社提供の写真は書籍のみの掲載となっているので注意が必要である。