阪本是丸

阪本 是丸（さかもと これまる、1950年 - ）は、日本の歴史学者・神道学者。國學院大學神道文化学部教授。専門は近代日本宗教史・政教関係史。

経歴

熊本県熊本市北区（旧：植木町）出身。1977年國學院大學文学部神道学科卒業。1979年同大学院修士課程修了。95年「国家神道形成過程の研究」で博士（神道学）。國學院大學日本文化研究所助手、講師、助教授を経て、文学部教授となり、現在、神道文化学部教授。

父・阪本健一も、神道学者（幕末維新期の神道・国学史）で研究の一面を継いでいる。

著書

単著

• 『明治維新と国学者』　（大明堂、1993年）
• 『国家神道形成過程の研究』　（岩波書店、1994年）
• 『近代の神社神道』　（弘文堂、2005年）
• 『近世・近代神道論考』 （弘文堂、2007年）
• 『神道と学問』 （神社新報社、2015年）
• 『東京大神宮百年のあゆみ』 （東京大神宮、1980年）
• 『角田忠行翁小伝』 （熱田神宮宮庁、1989年）

共著・編著

• 『国家神道再考―祭政一致国家の形成と展開』（弘文堂、2006年）
• 井上順孝共編著『日本型政教関係の誕生』（第一書房、1987年）
• 大原康男・百地章 『国家と宗教の間―政教分離の思想と現実』 （日本教文社〈教文選書〉、1989年）
• 葦津珍彦 『国家神道とは何だったのか』 （註解、神社新報社、旧版は1987年、新版は2006年）
• 『プレステップ神道学』（石井研士との共編、弘文堂、2011年）
• 宇野正人共編著『お伊勢さま百話』（財団法人神道文化会、1984年）　

参考

• [ISBN 978-4-335-16049-3]