関電トンネル電気バス
関電トンネル電気バス | |
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黒部ダム駅に停車中の車両 | |
概要 | |
種別 | 無軌条電車 |
起終点 |
起点:扇沢駅 終点:黒部ダム駅 |
駅数 | 2駅 |
運営 | |
開業 | 1964年8月1日 |
所有者 | 関西電力 |
使用車両 | 車両の節を参照 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 6.1 km (3.8 mi) |
電化 | 直流600 V 架空電車線方式 |
停車場・施設・接続路線 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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関電トンネルトロリーバス(かんでんトンネルトロリーバス)は、扇沢駅(長野県大町市)と黒部ダム駅(富山県中新川郡立山町)間を関電トンネル (5.4 km) を介して結ぶ、関西電力の無軌条電車(トロリーバス)およびその路線である。関西電力においては、関電トンネル無軌条電車と呼称している。
概要
立山黒部アルペンルートの一部である。路線のほとんどが関電トンネル(大町トンネル)と呼ばれるトンネルで、関西電力黒部川第四発電所関連施設の建設のために建設され、1958年に貫通したもので、現在でもトロリーバスの運行のみならず、黒部ルートとともに工事用資材輸送にも使用されている。
トロリーバスの運営は関西電力(本社・大阪府大阪市)だが、長野県内に路線があるため送電区域の関係上、動力や駅施設への電気の供給は中部電力(本社・愛知県名古屋市)となっている。
路線データ
- 路線名:なし
- 路線距離(営業キロ):6.1 km
- 駅数:2駅(起終点駅含む)
- 複線区間:全線単線(関電トンネル中央部に行き違い設備あり)
- 電化方式:直流600 V
- 閉塞方式:カウンターチェック(台数確認)式・スタフ閉塞式併用
運行形態
所要時間16分。冬期(毎年12月1日 - 翌年4月中旬)は運休する。
車両
歴史
- 1963年(昭和38年)3月26日:「関西電力株式会社の上扇沢・ダム間の地方鉄道(無軌条電車)敷設免許申請について」運輸審議会へ諮問[1]
- 1963年(昭和38年)4月23日:運輸審議会が「関西電力株式会社申請の上扇沢・ダム間(5.9キロ)の地方鉄道(無軌条電車)の敷設は、免許することが適当である。」と答申[1]
- 1964年(昭和39年)8月1日:扇沢駅 - 黒部ダム駅間が開業
駅一覧
駅名 | 営業キロ | 接続路線 |
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扇沢駅 | 0.0 | 東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線信濃大町駅方面路線バス |
黒部ダム駅 | 6.1 | 立山黒部貫光黒部ケーブルカー …黒部湖駅(徒歩約15分) |
脚注
関連項目
外部リンク
- 関電トロリーバス - 立山黒部アルペンルート
- 黒部ダムオフィシャルサイト 電気で走る日本唯一のトロリーバス