関口明

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関口 明(せきぐち あきら、1947年 - )は、日本歴史学者文学博士北海道大学)。札幌国際大学現代社会学部教授

北海道出身。1976年北海道教育大学札幌校卒。1980年北海道大学大学院文学研究科修了後、静修短期大学講師、同助教授、同教授を経て、現職。

研究領域

日本史を対象とするが、特に古代東北史や古代北海道史や蝦夷の歴史を専門とし、天慶の乱 (出羽国)では俘囚が率いていた「異類」を蝦夷とする独自の説を展開する。

著書

  • 『研究史 将門の乱』(吉川弘文館、1976年)
  • 『九世紀における国分寺の展開』(吉川弘文館、1983年)
  • 『蝦夷と古代国家』(吉川弘文館、1992年)
  • 『東北の蝦夷と北海道』(吉川弘文館、2003年)ほか多数。

恩師

北海道教育大学在籍中は坂口勉、北海道大学大学院在籍時は佐伯有清に師事した。同門に追塩千尋がいる。