長野県高等学校一覧

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長野県高等学校概要(令和2年度)
総数 97校・3分校
国立 (1校)
公立 80校・3分校
私立 17校
教育委員会所在地 380-8570
長野市大字南長野字幅下692-2
公式サイト 長野県教育委員会
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長野県高等学校一覧(ながのけん こうとうがっこう いちらん)は、長野県高等学校および中等教育学校の一覧。

注意:長野県の県立高等学校の正式名称は、高等学校設置条例(昭和39年3月30日長野県条例第64号)第2条の定める学校名により、北海道の公立高等学校や宮城県の県立高等学校同様に「」が付かない「長野県○○高等学校」であることに注意されたい。

全日制課程の存在しない高等学校については、定時制は「○○高等学校{定時制}」通信制は「○○高等学校{通信制}」定時制・通信制共に存在する場合は、定時制表記で記載する。

県立高等学校[編集]

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以下の通学区域は全て、長野県立高等学校の通学区域に関する規則(昭和48年11月15日教育委員会規則第10号)第2条の定めによる。

同条の特別の定めにより、総合学科を置く高等学校の通学区は県内全域である。また3条の定めにより、隣接学区の高校も志願可能なため、総合学科以外で学区制限を受けるのは実質第1学区と第3学区の学区間相互のみである。

かつては12学区あったが、2004年(平成16年)度入試より4学区に再編された[1][2]

第1学区[編集]

飯山市中野市長野市須坂市千曲市などの北信地方が該当する。(旧1 - 4学区)

第2学区[編集]

上田市東御市小諸市佐久市などの東信地方が該当する。(旧5、6学区)

第3学区[編集]

諏訪市茅野市岡谷市伊那市駒ヶ根市飯田市などの南信地方が該当する。(旧7 - 9学区)

第4学区[編集]

松本市塩尻市大町市安曇野市木曽郡などの中信地方が該当する。(旧10 - 12学区)

全県区(総合学科設置校)[編集]

「県立」ではない理由[編集]

長野県の県立高等学校の正式名称は、上述のように「県立」ではない「長野県○○高等学校」である[3]

明治時代には「県立」を名乗っていたが、1920年大正9年)の県令第38号によって県立学校から「立」の字を削除すると命令された[3]

この理由について、長野県教育委員会によれば当時の経緯は定かではないという[3]

同県で教育長を務めた山口利幸は「確たる理由は分からないが、公私立ともに公教育を担う中で、官製の権威付けともとられかねない『県立』という呼び方を排したのだろう」と語った[3]

また同県教育委員会高校教育課の担当者も「当時は市町村立や組合立の高校もあり、それが順々に県立に編入されていった経過がある。県独自の高校ではなく、県民と協働して高校をつくっていくといった意味合いがあったのではないか」と推測した[3]

市立高等学校[編集]

国立高等専門学校[編集]

私立高等学校および私立中等教育学校[編集]

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長野市[編集]

松本市[編集]

上田市[編集]

飯田市[編集]

伊那市[編集]

茅野市[編集]

塩尻市[編集]

佐久市[編集]

東御市[編集]

北佐久郡[編集]

軽井沢町[編集]

上伊那郡[編集]

辰野町[編集]

下伊那郡[編集]

天龍村[編集]

東筑摩郡[編集]

筑北村[編集]

木曽郡[編集]

南木曽町[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 通学区”. 長野県教育委員会. 2003年10月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月3日閲覧。
  2. ^ 新しい通学区”. 長野県教育委員会. 2003年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e “「県立高校なのに『県高校』」なぜ? 100年の歴史 意義深い由来”. 信濃毎日新聞. (2021年4月20日). https://www.shinmai.co.jp/corporate/henshu/koechika/2021/04/20/kenritsu.html 2021年8月19日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]