文音

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あやね
文音
本名 長渕 文音(ながぶち あやね)
別名義 長渕 文音(旧芸名)
生年月日 (1988-03-17) 1988年3月17日(36歳)
出生地 日本の旗 日本東京都世田谷区
身長 163 cm
血液型 A型[1]
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 2008年 -
著名な家族 長渕剛(父)
志穂美悦子(母)
WATARU(長渕航)(長弟)
長渕蓮(末弟)
公式サイト 文音 Official Web Site
主な作品
映画
三本木農業高校、馬術部
ばぁちゃんロード
 
受賞
日本アカデミー賞
新人俳優賞
2008年三本木農業高校、馬術部
その他の賞
報知映画賞
新人賞
2008年三本木農業高校、馬術部
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文音(あやね、1988年3月17日 - )は、日本女優東京都世田谷区出身。元プロダクション尾木所属。 楽映舎 walau所属

本名および旧芸名、長渕 文音(ながぶち あやね)。明治学院大学国際学部、ニューヨークフィルムアカデミーacting for filmコース卒業。父はシンガーソングライター俳優長渕剛、母は女優の志穂美悦子。弟はラッパーのWA航RU(航・わたる)と、元レーシングカードライバーで現在はシンガーソングライターのReN(長渕蓮)の2人。

来歴[編集]

4歳からクラシックバレエを習う一方、語学に興味を持ち中学、高校共に英語コースで学ぶ。高校は関東国際高校外国語英語コースに入学した。高校1年時にはスピーチコンテストで全国大会に出場した。2012年3月17日明治学院大学国際学部卒業。

2008年10月公開の映画『三本木農業高校、馬術部』(監督:佐々部清)の主役として女優デビューし、第33回報知映画賞新人賞、第32回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

2011年1月3日放送のWOWOWドラマ「堤幸彦×佐野元春『コヨーテ、海へ』」ではデイジーを演じた[2]

2012年9月、ニューヨークへ約1年半で演劇留学した[3]。2013年、ニューヨークフィルムアカデミーacting for filmコース卒業。

2014年5月、帰国。同年9月、芸名を「文音」に改名し、TBSドラマ『SAKURA〜事件を聞く女〜』で日本での女優業を再開させた。

人物[編集]

長渕剛志穂美悦子夫妻の第一子・長女[4]。「文音」命名の由来は、父・剛が「あやちゃん」と呼びたかったから[5]。長渕剛の「NEVER CHANGE」は彼女の誕生を歌った曲である。小学生の時に、父・剛のアルバム収録曲のコーラスに弟:WA航RUと参加したこともある。

3人姉弟の長女である(下に弟が2人いる)。父・長渕剛について、融通が利かないほど厳格で頑固であるが、時に的確に褒めてくれたり諭してくれることに感謝をしており、また父親として尊敬しており、カッコイイのようでもあると慕っている。志穂美に対しては非常に愛情深く自分たちを育ててくれた、強くて優しい母親であると語っている[6][要出典]

出演[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

ウェブドラマ[編集]

舞台[編集]

  • PU-PU-JUICE公演
    • 「結婚狂想曲」(2010年9月、シアターサンモール) - 大場恭子 役
    • 「兵士日記 タドル」(2015年12月、中目黒キンケロ・シアター) - 黒木アン 役
    • 「Fake News」(2017年11月、恵比寿エコー劇場) - 主演 泉川真琴 役
    • 「オジさん、劇団始めました。」(2020年10月、吉祥寺シアター) - 猫田明美 役
  • 琉球ロマネスク テンペスト(2011年2月 - 3月、赤坂ACTシアター / 新歌舞伎座)
  • 朗読劇「全員・片思い」(2015年、銀座みゆき館劇場)
  • ペコロスの母に会いに行く(2016年7月 - 8月、銀河劇場 / 中日劇場他) - 秀島さと 役
  • 熱海殺人事件 NEW GENERATION(2017年2月 - 3月、紀伊國屋ホール) - 水野朋子 役[12]
  • DisGOONie Presents
    • Vol.4 「From Three Sons of Mama Fratelli」(2017年6月9日 - 18日、Zeppブルーシアター六本木 / 6月30日 - 7月2日、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ) - 主演 ジャンヌ・ダルク(「GOOD-BYE-JOURNEY」) 役[13]
    • Vol.13 「Go back to Goon Docks」(2024年1月13日 - 20日、EX THEATER ROPPONGI) - オリヴィア(「十三夜」)、キサラギ(「桜の森の満開の下」)、八重(「チックジョ〜」) 役
  • TAIYO MAGIC FILM 第15回本公演「センチュリープラント2022」(2022年11月22日 - 27日、シアターサンモール主演 良美 役

CM[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 長渕文音のプロフィール”. 2022年5月2日閲覧。
  2. ^ WOWOW スペシャルドラマ 堤 幸彦×佐野元春「コヨーテ、海へ」”. WOWOWオンライン. 2011年7月22日閲覧。
  3. ^ これからが。”. 長渕文音. 2014年1月14日閲覧。
  4. ^ 「三本木農業高校、馬術部」出演に際してこの事実は積極的には述べられていない。同映画の公式サイトや公式文書でも一切触れられておらず、佐々部清監督も「長渕という姓がヒントですが、ある有名なご夫妻の娘さんです」(9月10日・九段会館試写会挨拶にて)という紹介に留めている。
  5. ^ JACファンクラブ会報
  6. ^ 2008年10月1日放送、はなまるマーケットゲスト出演の際に発言[出典無効]
  7. ^ “高島礼子、女性納棺師役「もっと知られていい」 「おみおくり」披露試写”. スポーツ報知. (2018年2月8日). https://hochi.news/articles/20180208-OHT1T50171.html 2018年2月9日閲覧。 
  8. ^ “文音、映画「テトリス」で世界デビュー…オーディション審査勝ち抜き「衝撃に近い強烈な喜び」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2023年2月25日). https://hochi.news/articles/20230224-OHT1T51219.html?page=1 2023年4月1日閲覧。 
  9. ^ 劇団ひとり×剛力彩芽『マーダー★ミステリー』映画化決定 犬飼貴丈、松村沙友理ら出演へ”. リアルサウンド映画部. blueprint (2023年11月22日). 2023年11月22日閲覧。
  10. ^ 「ジャンヌ&アギレラ」に高山侑子演じる凛子参戦、井桁弘恵もバルキリーの声で出演”. 映画ナタリー (2022年7月22日). 2022年7月22日閲覧。
  11. ^ デキる女は痛い女?!”. 【公式】MAPUTI. 2023年6月29日閲覧。
  12. ^ “味方良介らキャスト4人がタキシード姿に「熱海殺人事件」メインビジュアル”. ステージナタリー. (2016年12月22日). https://natalie.mu/stage/news/214274 2016年12月22日閲覧。 
  13. ^ “西田大輔率いるディスグーニー、3作品一挙上演に谷口賢志ら”. ステージナタリー. (2017年5月7日). https://natalie.mu/stage/news/231546 

外部リンク[編集]