長ぐつをはいたネコ (2011年の映画)

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長ぐつをはいたネコ
Puss in Boots
監督 クリス・ミラー英語版
脚本 トム・ウィーラー
デヴィッド・H・ステインバーグ
原案 ブライアン・リンチ
ウィリアム・デイヴィス
トム・ウィーラー
製作 ラティファ・ワウ
ジョー・M・アギラー
製作総指揮 アンドリュー・アダムソン
ミシェル・レイモ
ギレルモ・デル・トロ
出演者 アントニオ・バンデラス
サルマ・ハエック
ザック・ガリフィアナキス
ビリー・ボブ・ソーントン
音楽 ヘンリー・ジャックマン
編集 エリック・ダプケウィクツ
製作会社 ドリームワークス・アニメーション
配給 パラマウント映画
公開 アメリカ合衆国の旗 2011年10月28日
日本の旗 2012年3月17日
上映時間 90分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $130,000,000[1]
興行収入 $554,709,226[1]
11.7億円日本の旗[2]
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長ぐつをはいたネコ』(ながぐつをはいたネコ、Puss in Boots)は、ドリームワークス・アニメーション製作によるコンピュータアニメーション映画である。

シュレック』シリーズの前日譚であり、同シリーズ2作目『シュレック2』(2004年)のキャラクターである長ぐつをはいたネコを主役[3] としたスピンオフ作品である。監督は『シュレック3』(2007年)のクリス・ミラー英語版である。

北米公開日は2011年10月28日であり[4]RealD 3D及びIMAX 3Dで上映された[5]

ストーリー

長ぐつをはいたネコことプスは孤児院でイメルダによって育てられたが「無実の罪」で街を追われ賞金首になっていた。ある日街の酒場で魔法の豆の話を耳にする。魔法の豆とはプスが自身の半生を費やして遂には見つけることが叶わなかったものであるが、ジャックとジルがその魔法の豆を持っているという情報を聞いてその豆を盗もうと行動に移す。

しかし、その場で謎の覆面ネコと居合わせ、覆面のネコも魔法の豆を盗もうとしており口論の末にジャックとジルに見つかってしまい豆を盗むのに失敗してしまう。プスは覆面のネコと対決してこのネコがメスのキティだと分かる。そしてこの場で旧友のハンプティ・ダンプティと7年ぶりに再会する。ハンプティとは前述の「無実の罪」の元凶となっており、プスに魔法の豆の木を登って雲の上にある巨人の城へ行き伝説のアヒルが産む金の卵を探し当てようと持ちかける。

プスは、ハンプティ達を信用できないと一旦は拒否するも、再び街の人々の信頼を取り戻して自分へかかった無実の罪を相殺できるのではないかと考え話を受け入れる。しかし、その裏にはプスの想像を超えるような罠が待ち受けていた。

キャスト

役名 俳優 日本語吹き替え
長ぐつをはいたネコ(プス) アントニオ・バンデラス 竹中直人
キティ・フワフワーテ サルマ・ハエック 本田貴子
ハンプティ・アレクサンダー・ダンプティ ザック・ガリフィアナキス 勝俣州和
ジャック ビリー・ボブ・ソーントン 辻親八
ジル エイミー・セダリス 津田真澄
イメルダ コンスタンス・マリー 山像かおり
署長 ギレルモ・デル・トロ 中村浩太郎
ラウル コンラッド・バーノン 立木文彦
ジュゼッペ ボブ・ジョーレス 乃村健次
ルイス ライアン・クレゴー 駒谷昌男
マメノキ マイク・ミッチェル 斎藤志郎
ローサ 羽飼まり
ボーイブルー 木村昴
BB子分 内山昴輝
バー男1 ゼウス・メンドーサ 大川透
バー男2 鳥海勝美
バーテンダー トム・ホイーラー 仲野裕
看守 クリス・ミラー英語版 田中正彦
賞金ハンター リッチ・ディートル 北川勝博
町の男 高瀬右光
町の女 定岡小百合
笹森亜希
下田レイ
フロント 居谷四郎
警官隊 山口りゅう
少年 ラヴェルヌ拓海
男子1 大江哉徹
男子2 大根田岳
女子1 中西夢乃
女子2 児玉萌々

製作

シュレック2』が公開された2004年より本作の企画が始動した[6]。『シュレック2』のスピンオフとして、元々は2008年にビデオ映画としての公開を予定されていたが[7]、2006年に劇場公開の企画へと変更された[8]。製作は2010年の『シュレック フォーエバー』公開後に開始された。バンデラスは2010年初めのインタビューで自分のキャラクターの最初のレコーディングを終えたと述べた[9]。2010年末、ギレルモ・デル・トロが製作総指揮として参加することが決まった[10]。 また、ギレルモ・デル・トロは声の出演もしている。

参考文献

  1. ^ a b Puss in Boots” (英語). Box Office Mojo. 2012年7月1日閲覧。
  2. ^ 2012年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  3. ^ 長ぐつをはいたネコ、ついに主役で映画化!『シュレック』シリーズ竹中直人が声優続投!「やったねっ!」”. シネマトゥデイ (2011年8月31日). 2011年10月15日閲覧。
  4. ^ “Holiday Movie Release Date Moves: A Recap”. Deadline. (2011年9月30日). http://www.deadline.com/2011/09/release-date-moves-a-recap/ 2011年10月2日閲覧。 
  5. ^ "DreamWorks Animation Announces Plans to Release Five Feature Films Every Two Years". DreamWorks Animation SKG (Press release). 28 May 2009. 2010年12月9日閲覧
  6. ^ Australian Associated Press (2004年6月10日). “Banderas walks Shrek's green carpet”. The Sydney Morning Herald. http://www.smh.com.au/articles/2004/06/09/1086749781669.html 2010年12月9日閲覧。 
  7. ^ Fritz, Ben (2005年9月14日). “D'Works will rely on animal instinct”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1117929100 2010年12月9日閲覧。 
  8. ^ "DreamWorks Animation Reports Third Quarter 2006 Financial Results". DreamWorks Animation SKG (Press release). 31 October 2006. 2010年12月9日閲覧
  9. ^ Banderas confirms Puss spin-off”. Daily Mirror (2010年4月19日). 2010年5月30日閲覧。
  10. ^ Kit, Borys (2009年9月27日). “Guillermo del Toro, DreamWorks Ani strike deal”. The Hollywood Reporter. 2010年9月27日閲覧。

外部リンク

  • 公式ウェブサイト(英語)
  • 公式ウェブサイト(日本語)
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