鈴木正崇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Viola822 (会話 | 投稿記録) による 2015年9月20日 (日) 23:55個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

鈴木 正崇(すずき まさたか、1949年11月21日 - )は、日本の文化人類学者、民俗学者、宗教学者。慶應義塾大学名誉教授。専門は、民俗宗教祭祀芸能民族生成の比較研究、民俗社会を中心とする日本文化論など。地域は、西南中国南インドスリランカ日本。文学博士(慶應義塾大学,1995年)。東京都出身。

経歴

慶應義塾大学経済学部卒業後、三菱銀行に勤務。その後、在学時のユーラシア放浪の体験を生かすためにアジア研究に転進し、慶應義塾大学大学院文学研究科東洋史専攻に進学。東京工業大学工学部人文社会群助手(1979年)、慶應義塾大学文学部専任講師(1986年)、同助教授(1988年)を経て、1996年より教授。2015年3月に定年退官し、同年4月より名誉教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科委員、慶應義塾大学地域研究センター副所長、東アジア研究所副所長を兼任。日本文化人類学会評議員、日本民俗学会理事、日本宗教学会常務理事、日本山岳修験学会会長、日本印度学仏教学会理事、民俗芸能学会理事、日本南アジア学会常務理事、第22期第23期日本学術会議連携会員を歴任。

主な業績

著書

編著

共編著

共著

監修

訳書

受賞歴

  • 1997年,『スリランカの宗教と社会─文化人類学的考察』で義塾賞を受賞
  • 2014年,『ミャオ族の歴史と文化の動態―中国南部山地民の想像力の変容―』で木村重信民族藝術学会賞を受賞

外部リンク