野球評論家

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野球評論家(やきゅうひょうろんか)とは、野球を専門とする評論家日本においては主にプロ野球選手のOBが自身の経験に基づいて、実技・監督采配面についての評論を行うことが多く、統計学やスポーツ科学・経営学など学問的な観点、または文化的な観点から評論するものは少ない(実技・采配面以外を専門とする評論家については、後述参照)。

なお、放送メディア(テレビラジオ)において、解説を行うものについては野球解説者というが、野球評論家とは別に切り離した考えをする見方がある。

本項では、主に特定の印刷メディア(新聞雑誌)で活動している人物について記述していく。特定新聞(主にスポーツ新聞)に所属する人物については、#新聞別所属評論家一覧を参照。特定の放送メディアで活動する人物については、他の該当項を参照。

実技・采配面を専門とする評論家

  • 広岡達朗(元スポーツニッポン、サンケイスポーツ評論家)
  • 佐々木信也(元報知新聞評論家)
  • 米田哲也(元日刊スポーツ評論家)
  • 村上雅則(元デイリースポーツ、日刊スポーツ評論家)
  • 高橋直樹(元デイリースポーツ評論家)
  • 門田博光(元日刊スポーツ、スポーツニッポン評論家)
  • 江夏豊(元デイリースポーツ、東京中日スポーツ評論家)
  • 村田兆治(元日刊スポーツ評論家)
  • 角盈男(元スポーツニッポン、サンケイスポーツ評論家)
  • 石毛宏典(元スポーツニッポン評論家)
  • 長谷川滋利(元スポーツニッポン評論家)

新聞別所属評論家一覧

※各評論家の()内は所属年度を示す。

※2021年現在

スポーツ報知

  • 長嶋茂雄(1982 - '92、'02 -) ※客員評論家で「勝つ、勝つ、勝~つ!!」を随時執筆。
  • 安藤統男(1985 - '86、'90 - )
  • 福本豊(1992 - '97、2000 - )
  • 堀内恒夫(1986 - '92、'99 - '03、'06 - )
  • 掛布雅之(1989 - '15、'18 - ) ※2015年までは専属。2018年からは大阪版を中心に「ミスター・タイガース 掛布論」を随時執筆。2020年から正式に復帰。
  • 工藤一彦(2005 - 。サンケイスポーツで1991 - 2004)
  • 高木豊(2014 - )
  • 村田真一(2004 - '05、'19-)
  • 金村義明(2001 - )
  • 川相昌弘(2019 - )
  • 清水隆行(2010、2017 - )
  • 高橋尚成(2016 - )
  • 高橋由伸(2019 - ) ※「由伸フルスイング」というタイトルでコラムを執筆している。
  • 山村宏樹(2017 - ) ※主に東北版を中心に「一発解投」のコラムを随時担当している。
  • 藤川球児(2021 - )

日刊スポーツ

【東京】

【大阪・名古屋】

【福岡】

【札幌】

サンケイスポーツ

【東京】

【大阪】

スポーツニッポン

【東京】

【大阪】

【福岡】

デイリースポーツ

東京中日スポーツ・中日スポーツ

※各氏共、東京中日スポーツと中日スポーツの評論家を兼務。

中日新聞

中国新聞

西日本スポーツ

道新スポーツ

東京スポーツ

日刊ゲンダイ

夕刊フジ

実技・采配面以外を専門とする評論家

経営

プロ野球経営評論家。元西武球団代表、ダイエー球団代表。1995年より、雑誌・テレビなどで活躍。プロ野球球団経営者から経営専門評論家に転じた日本では数少ないケース。

文化

野球音楽評論家(野球文化評論家とも)。1998年の野球小僧創刊号を皮切りに本格的に野球音楽(応援歌など)を専門とする評論活動を行う。また、音楽以外の野球文化の評論も行う。
本名:竹中雪(たけなか きよむ)。医師1940年代頃 - 1950年代頃に野球評論家としても活躍。雑誌『ベースボールマガジン』などで背番号・球団のデザインに関するコラムなどを発表。1952年には、先述雑誌での同名連載をまとめた著書『背番号への愛着』(「竹中雪」名義)[1]を発表した[2]
コラムニスト、プロ野球意匠学研究家。1999年より、週刊ベースボールで連載開始した球団ユニフォームの歴史コラム(連載は2004年まで続いた後、不定期掲載・短期集中連載を経て、2011年に再開)など、プロ野球を意匠面から捉えたコラムを執筆。

脚注

  1. ^ 発行元:日本出版共同国立国会図書館の所蔵情報
  2. ^ 1978年6月には、あすなろ社より復刻。国立国会図書館の所蔵情報

関連項目