郡上八幡駅

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郡上八幡駅
駅舎
ぐじょうはちまん
Gujō-hachiman
相生 (3.9 km)
(4.0 km) 自然園前
所在地 岐阜県郡上市八幡町稲成
北緯35度44分30.95秒 東経136度56分50.63秒 / 北緯35.7419306度 東経136.9473972度 / 35.7419306; 136.9473972座標: 北緯35度44分30.95秒 東経136度56分50.63秒 / 北緯35.7419306度 東経136.9473972度 / 35.7419306; 136.9473972
所属事業者 長良川鉄道[1]
所属路線 越美南線[1]
キロ程 46.9 km(美濃太田起点)
電報略号 マン
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1929年12月8日[2]
備考 駅員配置駅自動券売機設置)
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ふるさとの鉄道館
北濃方面を見る駅構内の様子

郡上八幡駅(ぐじょうはちまんえき)は、岐阜県郡上市八幡町稲成にある、長良川鉄道越美南線。郡上市の代表駅であり、越美南線内においても列車運行上の要となっている。

2015年(平成27年)3月の文化審議会で、開設当初の姿を残している駅舎本屋などの建造物が有形文化財に登録するように答申された[1]

歴史

  • 1929年昭和4年)12月8日 - 国鉄越美南線 深戸駅 - 当駅間開通と同時に開業[2]。旅客および貨物の取扱を開始。
  • 1932年(昭和7年)7月9日 - 当駅 - 美濃弥富駅(現・郡上大和駅)間が延伸開業[2]
  • 1974年(昭和49年)10月1日 - 貨物の取扱を廃止[2]
  • 1986年(昭和61年)12月11日 - 国鉄越美南線の長良川鉄道への転換により同社の駅となる[2]
  • 1993年平成5年)12月11日 - 「ふるさとの鉄道館」開館。
  • 2015年(平成27年)3月 - 文化審議会で、駅舎本屋などの建造物の有形文化財への登録を答申[1]

駅構造

単式・島式2面3線ホーム地上駅で、トイレも改札内外にある。駅舎側が単式ホームで、二つのホームは跨線橋により結ばれている。 ホームの側面は玉石積みの構造が残されている[1]

駅舎は、開業当時の建物を数度の改修を経ながら使用している本屋の他、信号関連機器を保管していた灯室なども残されている[1]

駅舎内の「ふるさとの鉄道館」では越美南線時代に実際に使用した鉄道用品などが展示されている。駅舎には喫茶店「あじさいのはな」が隣接して営業している。

のりば

1 越美南線 美濃市美濃太田方面
2 越美南線 美濃白鳥白鳥高原北濃方面
3 予備ホーム

駅周辺

駅の北側で吉田川が長良川に注ぎ、吉田川沿いに郡上八幡の市街地が広がっている。当駅は市街地の南の長良川沿いに位置する。

バス路線

郡上市自主運行バス

  • 相生線

白鳥交通

  • 郡上八幡白鳥線
  • 荘川白川郷線
  • 白鳥ひるがの線
  • 白鳥荘川線

岐阜バス

  • 高速八幡線

隣の駅

長良川鉄道
越美南線
相生駅 - 郡上八幡駅 - 自然園前駅

脚注

  1. ^ a b c d e f 道永竜命(2015年3月14日). “文化審答申:国の文化財に登録 郡上・長瀧寺の2立像 瑞浪・丸形煙突と郡上八幡駅”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、10-11頁。 

関連項目

外部リンク