那覇バス新川営業所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。るなあるてみす (会話 | 投稿記録) による 2015年10月9日 (金) 04:19個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

那覇バス新川営業所

那覇バス新川営業所(なはバスあらかわえいぎょうしょ)は、沖縄県南風原町新川にある那覇バス営業所である。2006年9月25日に、那覇市西にあった三重城営業所から移転してきた。

また、ここを発着しないが、10番・牧志新都心線、13番・石嶺おもろまち線や、97番・琉大(首里)線の車庫にもなっている。

歴史

  • 2006年9月25日 三重城営業所から新川営業所に移転。当時の発着路線は5路線、管轄路線は7路線であった。
  • 2007年8月1日 12番・国場線が新設され、発着路線が6路線、管轄路線が8路線になった。
  • 2008年8月1日 本社機能が那覇市泉崎(那覇バスターミナル内)に移転。同時に事務部門が豊見城市の琉球バス交通豊崎営業所内に豊崎事務センターとして移転。
  • 2009年3月16日 13番・石嶺おもろまち線、16番・新川首里駅線が新設され、発着路線が7路線、管轄路線が10路線になった。
  • 2010年3月23日 14番・繁多川開南線が新設され、発着路線が8路線、管轄路線が11路線になった。
  • 2013年4月15日から那覇市実証実験バスの運用が開始された。
  • 2013年8月18日那覇市実証実験バスの実証運行の終了。
  • 2013年8月19日からは実証実験バスが、4番 新川おもろまち線として本格運用がスタートされた。

構造

事務所や整備工場があり、事務所内には構内食堂もある。降車ホームは事務所前にある。開設当初は、乗車ホームと降車ホームは兼用であったが、後に乗車ホームは最近医療センター寄りに新設された。

周辺

接続している路線

  • 1番・首里牧志線
    新川営業所-県立医療センター-首里駅前-首里城公園入口-メディカルプラザ大道中央-三越前-久米-三重城-久米-三越前-メディカルプラザ大道中央-首里城公園入口-首里駅前-県立医療センター-新川営業所
  • 2番・識名開南線
    新川営業所-県立医療センター-真和志高校前-識名園前-識名-真和志小学校前-開南-商業高校前-三重城-商業高校前-開南-真和志小学校前-識名-識名園前-真和志高校前-県立医療センター-新川営業所
  • 3番・松川新都心線
    新川営業所-真和志高校前-識名園前-寄宮-真和志支所前-工業高校前-メディカルプラザ大道中央-おもろまち一丁目-泊高橋-若狭-三重城-若狭-泊高橋-おもろまち一丁目-メディカルプラザ大道中央-工業高校前-真和志支所前-寄宮-識名園前-真和志高校前-新川営業所
  • 4番・新川おもろまち線
    新川営業所-県立医療センター-真和志高校前-識名園前-識名-真和志小学校前-開南-バスターミナル前-三越前-安里-ハローワーク前(新川方面のみ)-メインプレイス東口-おもろまち駅前広場
  • 5番・識名牧志線
    新川営業所-県立医療センター-真和志高校前-識名園前-繁多川-メディカルプラザ大道中央-三越前-商業高校前-三重城-商業高校前-三越前-メディカルプラザ大道中央-繁多川-識名園前-真和志高校前-県立医療センター-新川営業所
  • 12番・国場線
    新川営業所-真和志高校前-一日橋-国場-古波蔵-壺川-県庁前-那覇バスターミナル
  • 14番・牧志開南循環線
    開南廻り:新川営業所-県立医療センター-真和志高校前-識名園前-繁多川-真和志支所前-開南-県庁前-バスターミナル前-旭橋駅前-牧志-メディカルプラザ大道中央-首里城公園入口-首里駅前-那覇インター前-県立医療センター前-新川営業所
    牧志廻り:新川営業所-県立医療センター-那覇インター前-首里駅前-首里城公園入口-メディカルプラザ大道中央-牧志-旭橋駅前-バスターミナル前-県庁前-開南-真和志支所前-繁多川-識名園前-真和志高校前-県立医療センター-新川営業所
  • 15番・寒川線
    新川営業所-真和志高校前-一日橋-真地団地-真和志高校前-県立医療センター前-石畳前-寒川-メディカルプラザ大道中央-三越前-商業高校前-三重城-商業高校前-三越前-メディカルプラザ大道中央-寒川-石畳前-県立医療センター前-真和志高校前-一日橋-真地団地-真和志高校前-新川営業所
  • 16番・新川首里駅線
    新川営業所-県立医療センター-首里駅前

隣のバス停

  • 新川営業所 - 県立医療センター
    • 1番・首里牧志線
    • 2番・識名開南線
    • 4番・新川おもろまち線
    • 5番・識名牧志線
    • 16番・新川首里駅線
  • 新川営業所 - 真和志高校前
    • 3番・松川新都心線
    • 12番・国場線
    • 14番・牧志開南循環線
    • 15番・寒川線

その他

乗継券制度
以前は前述の三重城営業所を起点とした循環路線を運行していたが、当営業所への移転によりそれらの循環路線が全て分断され、従来は直通で行けたものが乗り継ぎが必要となる場合が発生した。沖縄本島内のバスにおいては乗り継ぎ割引制度がないため、乗り継ぎにより単純に2倍の運賃が必要となる。そのため、本島内では初めての乗継券の制度が導入され、当営業所での乗り換えに限り乗継券を使用することで、次回の乗車が無料になり、従来の循環路線での利用と同じ運賃で利用できるようになった。
なお、循環路線の分断により導入された制度であるため、導入当初は那覇市内線(当時の当営業所を発着していた市内線は循環路線からの派生路線であったため、実質循環路線に関わる路線)のみの利用であった。後に、那覇市外線1路線が那覇市内線に変更されたり、新規に市内線が新設されたりしたが、それらの路線では使用不可能である(具体的には系統番号12番、14番、15番、16番では使用不可能)。
那覇市内線と市外線
従来、那覇市内線は全ての経路において那覇市内のみを運行し、1ヶ所でも那覇市外のバス停に停車する路線の場合は市外線となっていた(首里小禄を結ぶ那覇市内線9番・小禄石嶺線11番・安岡宇栄原線17番・石嶺(開南)線は小禄側の起点となる営業所(具志営業所)から次のバス停(松川入口バス停)に行くまでに那覇市外を経由するが、その区間において那覇市外の既存のバス停に停車すると市外線となってしまうため、全て通過するという方法をとっている)。しかし、当営業所は所在地自体が那覇市ではなく南風原町であり、起点地の時点で那覇市外となってしまっている。これに対して、起点は市外ではあるがほぼ全ての運行区間は那覇市内であるとして、市内線として運行されており、後に一部市外に出るため市外線として運行されていた15番・寒川線が市内線に変更されるなど、以前ほどの厳密な線引きが行われなくなっている。

座標: 北緯26度12分13.9秒 東経127度43分34.2秒 / 北緯26.203861度 東経127.726167度 / 26.203861; 127.726167