通州

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通州(つうしゅう)は中国にかつて存在した

南北朝時代

536年大同2年)、により開巴、新寧、寧巴、寿陽、巴中の5郡に設置された万州を前身とする。 552年廃帝2年)、西魏により通州と改称された。576年建徳5年)に東関、三岡の2郡が移管され7郡を管轄した。

隋朝

隋朝が成立すると当初は通州が設置され下部に9郡、9県を管轄していた。584年開皇4年)に并州を、更に605年大業元年)には開州を統合し12郡、12県を管轄した。607年大業3年)に郡制に改められ通川郡と改編、7県を管轄するようになった。隋朝の行政区分に関しては下図を参照。

隋朝の行政区画変遷
区分 開皇元年 区分 大業3年
通州 并州 開州 通川郡
開巴 新寧 東関 寧巴 寿陽 巴中 三岡 臨清 三巴 永昌 周安 万世 通川 三岡
石鼓 東郷
宣漢 西流
万世
石城 三岡 蛇竜
新寧
- - - - 石鼓
臨清
東郷
下蒲
巴渠
宣漢 西流 万世

関連項目