車軸式

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車軸式(しゃじくしき)とは、トーションビーム式サスペンションのひとつ[要出典]。ただし、一般的な呼び名とはなっていない。

車軸式サスペンションとは、車軸懸架の事[1]

概要

鋼製のビームを捻ったときに発生する弾性を、サスペンションに利用するものである。後部に使用されることが多い。

このサスペンションのメリットは、構造自体が単純でコスト重量を削減できること、サスペンションのスペースがコンパクトになることで、室内空間を広くする事が出来ることである。このため軽自動車に使われることが多いが、インサイトなどでもコストカットのために使用されている。

対するデメリットは、両側のタイヤが一本の軸で繋がれている為、一方のタイヤに荷重が加わったとき、その荷重は他方のタイヤにも伝わりその動きに影響を与えるため、荒れた路面での追従性は、独立式サスペンションに劣ることが挙げられる。

出典

  1. ^ し行”. お客様相談センター カタログ用語辞典. 本田技研工業. ‎2014-‎07-‎19閲覧。