赤木智弘
赤木 智弘(あかぎ ともひろ、1975年8月6日 - )は、日本のフリーライター。栃木県出身、東京都北区在住。
経歴・概要
高校(校名未詳)卒業後、コンピューターの専門学校に進学。卒業後、東京・豊島区の某社で正社員のプログラマーとして1年半近く勤めた後、コンビニエンスストアで非正規雇用の店員をしていた。
朝日新聞の記者が赤木のブログ『深夜のシマネコ』に注目し、月刊「論座」に「「丸山眞男」をひっぱたきたい--31歳、フリーター。希望は、戦争。」という記事を掲載し、メディアに注目された。
現在も、ツイッターやブログを中心に活動している。ブロガー一本での活動当時は「東天王ヨブ」のハンドルネームを用いていた。 父方の祖父は韓国籍であるとツイッターで発言していた。
論壇での実績、評価
プレカリアートに属するためか、原発再稼働に対し賛成を表明したり、労働組合や中高年労働者への嫌悪といった、既存左派と一線を引く発言が多々見られる。フェミニストを敵視し「タバコが迷惑なら、子育てだって迷惑だ!」というミソジニーといった発言も見られる。その一方で在日朝鮮・韓国人へのヘイトスピーチやおたく・フリーターへの蔑視感情といった、属性を原因とした批判や非難を批判することもある。フェミニズムへの嫌悪感を抱く層からは支持される傾向がある一方、二重規範ではないかという批判が存在する。
著作
単著
- 『若者を見殺しにする国-私を戦争に向かわせるものは何か』(双風舎 2007年10月) ISBN 9784902465129
- 『「当たり前」をひっぱたく 過ちを見過ごさないために』(河出書房新社 2009年3月) ISBN 9784309244723
- 『若者を見殺しにする国(朝日文庫)』(朝日新聞出版 2011年5月) ISBN 9784022646064
共著
- (飯田泰之、岡田靖、湯浅誠、芹沢一也、荻上チキ)『経済成長って何で必要なんだろう?』(SYNODOS READINGS 2009年6月) ISBN 9784334975746
- (速水健朗、常見陽平、おおたとしまさ)『アラフォー男子の憂鬱』(日本経済新聞出版社 2013年12月) ISBN 9784532262198
脚注
関連項目
外部リンク
- 赤木智弘 (@T_akagi) - X(旧Twitter)
- 深夜のシマネコ
- 「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。
- 深夜のシマネコBlog(最終更新2012年2月8日)
- 眼光紙背(毎週木曜更新)