谷川哲朗

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谷川哲朗
選手情報
フルネーム 谷川哲朗
国籍 日本の旗 日本
泳法 フィンスイミング
所属 God Phoenix Team
生年月日 (1984-12-12) 1984年12月12日(39歳)
生誕地 大阪府豊中市
身長 167cm
体重 69kg
獲得メダル
男子 フィンスイミング
日本の旗 日本
フィンスイミングアジア選手権
2008年・煙台 100m BF
2008年・煙台 200m BF
2010年・高雄 200m BF
2010年・高雄 50m BF
2010年・高雄 100m BF
フィンスイミング日本選手権
2008年 50m CMASBF
2008年 100m CMASBF
2008年 200m CMASBF
2009年 50m CMASBF
2009年 100m CMASBF
2009年 200m CMASBF
2010年 50m CMASBF
2010年 100m CMASBF
2010年 200m CMASBF
2010年 100m SF
2011年 50m CMASBF
2011年 100m CMASBF
2011年 200m CMASBF
2012年 50m CMASBF
2012年 100m CMASBF
2012年 200m CMASBF
2013年 50m AP
2013年 50m SF
2013年 100m SF
2013年 200m SF
2014年 50m AP
2014年 50m SF
2014年 100m SF
2014年 200m SF
2015年 50m AP
2015年 50m SF
2015年 100m SF
2015年 200m SF
2016年 50m AP
2016年 50m SF
2016年 100m SF
2017年 50m SF
2017年 100m SF
2018年 50m AP
2018年 50m SF
2018年 100m SF
2019年 50m AP
2019年 50m SF
2019年 100m SF
2021年 50m AP
2021年 50m SF
2021年 100m SF
2022年 50m AP
2022年 50m SF
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谷川哲朗(たにがわ てつろう、1984年12月12日 - )は、日本の男子フィンスイミングの選手。血液型は0型。

来歴[編集]

大阪府豊中市出身、大阪教育大学教育学部卒。大学時代は水上競技部に所属し、バタフライ選手として、毎年のように日本選手権に出場、4年次には全国国公立大学選手権で優勝し、大阪府スポーツ賞を受賞。 フィンスイミングとの出会いは高校3年生の豊中市民水泳大会のデモンストレーション。更には、大学3年時の他大学水泳部との合同合宿で、他大学の先輩にも誘われ、運命を感じてフィンスイミングの取り組みをスタート。

大学卒業後は同大学院修士課程に進学。高校の保健体育の非常勤講師をしながら、競泳のコーチ学とバイオメカニクス研究を開始。尚、在学中は自ら競技を行い、教育、及び研究活動が優秀であると認められ、学長表彰を受賞。

大学院修士課程修了後は、京都工芸繊維大学大学院博士後期課程に進学。自らの競技力向上とコーチングに役立てられる知識を身につけるため、研究活動を継続し、2014年9月に博士の学位を取得。

目標は世界選手権で世界記録を樹立して優勝すること。

主な成績[編集]

2007年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mビーフィン=20秒23=第2位
    • 100mビーフィン=45秒05=優勝(日本新記録)
    • 1500mビーフィン=15分35秒90=優勝(日本新記録)
    • 4×100mビーフィンリレー=第2位 第1泳者の正式時間 44秒56(日本新記録)
  • 世界選手権(イタリア・バーリ)
    • 50mCMASビーフィン=21秒38=第11位(日本新記録)
    • 100mCMASビーフィン=47秒02=第8位
    • 200mCMASビーフィン=1分44秒00=第5位(日本新記録)
    • 4×100mサーフィスリレー=2分52秒63=第12位(第4泳者として出場)

2008年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mCMASビーフィン=21秒16=第2位
    • 100mCMASビーフィン=45秒69=優勝(日本新記録)
    • 200mCMASビーフィン=1分43秒70=優勝(日本新記録)
    • 4×100m ビーフィンリレー 第1泳者の正式時間=43秒89(日本新記録)
  • アジア選手権(中国・煙台)
    • 100mCMASビーフィン=45秒72=優勝
    • 200mCMASビーフィン=1分42秒14=優勝(日本新記録)

2009年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mCMASビーフィン=20秒89=優勝(大会新記録)
    • 100mCMASビーフィン=46秒36=優勝
    • 200mCMASビーフィン=1分44秒20=優勝
    • 100mサーフィス=42秒75=第6位
  • 世界選手権 (ロシア・サンクトペテルブルク)
    • 50mCMASビーフィン=20秒88=第9位
    • 100mCMASビーフィン=失格
    • 200mCMASビーフィン=1分41秒67=第6位(日本新記録・アジア新記録)
    • 50mアプニア=15秒96=第17位
    • 4x100mサーフィスリレー=2分46秒93=第8位 第4泳者
    • 4x200mサーフィスリレー=6分24秒66=第10位 第3泳者

2010年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mCMASビーフィン=20秒60=優勝 (大会新記録)
    • 100mCMASビーフィン=45秒57=優勝 (日本新記録)
    • 200mCMASビーフィン=1分41秒38 優勝 (日本新記録)
    • 100mサーフィス=40秒60=第2位
  • ワールドカップ(フランス・エクサンプロバンス)
    • 50mCMAS ビーフィン=20秒75=第8位
    • 100mCMAS ビーフィン=46秒10=第7位
    • 200mCMAS ビーフィン=1分42秒56=第4位
  • アジア選手権(台湾・高雄)
    • 50mCMAS ビーフィン=20秒85=第2位
    • 100mCMAS ビーフィン=45秒99=第2位
    • 200mCMAS ビーフィン=1分43秒12=優勝
    • 4x100mサーフィスリレー=2分39秒63=第5位 第2泳者

2011年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mCMASビーフィン=20秒69=優勝
    • 100mCMASビーフィン=45秒85=優勝
    • 200mCMASビーフィン=1分43秒45 優勝
    • 100mサーフィス=41秒18=第5位
  • 世界選手権(ハンガリー・ホードメゼーバーシャルヘイ)
    • 50mCMASビーフィン=20秒87=第16位
    • 100mCMASビーフィン=46秒37=第16位
    • 200mCMASビーフィン=1分42秒62 第16位

2012年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mCMASビーフィン=20秒74=優勝
    • 100mCMASビーフィン=46秒23=第2位
    • 200mCMASビーフィン=1分43秒33 優勝
    • 100mサーフィス=40秒15=第3位
  • アジア選手権(ベトナム・ハノイ)
    • 100mサーフィス=39秒27=第6位
    • 50mCMASビーフィン = 20秒66=第5位
    • 200mCMASビーフィン = 1分43秒12=第4位
    • 4x100mサーフィスリレー = 2分33秒89=第4位 日本新記録

2013年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mアプニア=14秒93=優勝 (大会新記録)
    • 50mサーフィス =17秒18=第2位
    • 100mサーフィス=38秒85=第3位
    • 200mサーフィス=1分30秒95 優勝
  • ワールドカップ(スイス・ジュネーブ)
    • 50mアプニア=15秒70=第12位
    • 100mサーフィス=38秒17=第13位
    • 200mサーフィス=1分31秒04=第16位
  • 東海大会
    • 50mアプニア=15秒81=優勝
    • 50mサーフィス =17秒55=第2位
    • 100mサーフィス=39秒65=第3位
    • 200mサーフィス=1分30秒81 第2位(大会新記録)

2014年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mアプニア=15秒13=第2位
    • 50mサーフィス =17秒10=第3位
    • 100mサーフィス=38秒18=第3位 (大会新記録)
    • 200mサーフィス=1分29秒44 第2位(日本新記録)
    • 4x100mサーフィスリレー=2分59秒80=第5位 (第一泳者 38秒29)
  • アジア選手権(タイ・プーケット)
    • 50mアプニア=15秒17=第6位
    • 4x100mサーフィスリレー=2分32秒48=第4位=日本新記録
    • 4x200mサーフィスリレー=6分4秒74=第4位=日本新記録

2015年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mアプニア=15秒12=第2位
    • 50mサーフィス=16秒89=第2位
    • 100mサーフィス=38秒27=第2位=大会新記録
    • 200mサーフィス=1分28秒27=優勝=日本新記録
  • アジア選手権(台湾・台北)
    • 50mサーフィス=16秒93=第7位
    • 100mサーフィス=38秒62=第6位
    • 200mサーフィス=1分28秒82=第5位
    • 4x200mサーフィスリレー=5分58秒01=第4位=日本新記録

2016年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mアプニア=15秒06=第2位
    • 50mサーフィス=16秒79=優勝
    • 100mサーフィス=37秒88=優勝

*リオパラリンピック帯同のため、世界選手権辞退

2017年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mサーフィス=17秒02=第3位
    • 50mアプニア=15秒89=第4位
    • 100mサーフィス=38秒05=第2位
    • 混合4×100CMASビーフィンリレー=3分18秒01=第3位
  • アジア選手権(中国・煙台)
    • 100mサーフィス=37秒52=第6位
    • 4x100mサーフィスリレー=2分29秒81=第4位=日本新記録

2018年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mサーフィス=16秒36=第2位
    • 50mアプニア=14秒78=優勝=大会新
    • 100mサーフィス=37秒24=第2位
    • 混合4×100CMASビーフィンリレー=3分14秒31=優勝=大会新
    • 混合4×50サーフィスリレー=1分11秒34=優勝=大会新
  • 世界選手権(セルビア・ベオグラード)
    • 50mサーフィス=16秒39=第10位
    • 50mアプニア=14秒99=第10位
    • 100mサーフィス=38秒02=第21位
    • 混合4×50サーフィスリレー=予選=1分08秒05=日本新記録=5位通過=第2泳者として出場=15秒80
    • 混合4×50サーフィスリレー=決勝=1分08秒70=第6位=第2泳者として出場=15秒85
    • 男子4×100サーフィスリレー=2分30秒58=第11位=第2泳者として出場=36秒63

2019年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mサーフィス=16秒72=第3位
    • 50mアプニア=14秒96=第3位
    • 100mサーフィス=37秒64=第2位
    • 混合4×50サーフィスリレー=1分11秒12=優勝=大会新=第2泳者として出場=16秒14
    • 男子4×100サーフィスリレー=2分46秒42=第6位=第1泳者として出場=37秒61
  • アジア選手権(日本・長野)
    • 台風の影響により中止

2020年度[編集]

  • 日本選手権  新型コロナウイルス感染症の影響で中止

2021年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mサーフィス=16秒52=優勝
    • 50mアプニア=14秒89=優勝
    • 100mサーフィス=37秒51=第2位
    • 混合4×50サーフィスリレー=1分12秒12=第2位
    • 混合4×100CMASビーフィンリレー=3分19秒22=第2位

2022年度[編集]

  • 日本選手権
    • 50mサーフィス=16秒80=第3位
    • 50mアプニア=15秒06=第3位
    • 100mサーフィス=40秒13=第9位
    • 混合4×50サーフィスリレー=1分13秒94=優勝
    • 混合4×100CMASビーフィンリレー=3分21秒09=第4位

受賞歴[編集]

  • 2009年度 フィンスイミング最優秀選手賞受賞
  • 2010年度 日本選手権最優秀選手賞受賞

メディア出演[編集]

  • 朝日放送『おはよう朝日土曜日です「水中エクササイズ」』2008年7月21日放送
  • Tarzan No.572 「日本のフィンスイミングに注目」2011年1月6日発売
  • 大阪日日新聞「初心者でも泳げます.フィンスイミング競技普及目指す」2011年3月14日掲載
  • 京都新聞「フィンスイミングで世界へ」2011年5月7日掲載
  • 毎日放送「VOICE デモンストレーションの取り組みを紹介」2011年8月26日放送
  • 週刊SPA! 3291号「知られざる偉大な日本人王者」2011年9月6日発売
  • J:COMチャンネル『8時です!生放送!!月曜日「ガチスポ」』2011年11月7日放送
  • 関西テレビ放送『関ジャニ∞のジャニ勉「週刊ジャニマガ」』2011年11月10日,17日放送

普及活動・フィンスイミングデモンストレーション[編集]

  • わかとり国体記念水泳大会2010(鳥取県米子市の米子市東山水泳場)
  • わかとり国体記念水泳大会2011(鳥取県米子市の米子市東山水泳場)
  • 西日本私立小学校連合会主催・小学生水泳記録会(大阪府門真市のなみはやドーム)

外部資金の受け入れ[編集]

  • 2008年度 ヤマハ発動機スポーツ振興財団 第2期生
  • 2009年度 ヤマハ発動機スポーツ振興財団 第3期生

自己ベスト[編集]

泳法 距離 水路 記録 樹立日 大会名 備考
CMAS BF 50m 長水路 20秒60 2011年5月 日本選手権2011
CMAS BF 100m 長水路 45秒57 2011年5月 日本選手権2011
CMAS BF 200m 長水路 1分41秒38 2011年5月 日本選手権2011
アプニア 50m 長水路 14秒78 2018年5月 日本選手権2018
サーフィス 50m 長水路 16秒36 2018年5月 日本選手権2018
サーフィス 100m 長水路 37秒24 2018年5月 日本選手権2018
サーフィス 200m 長水路 1分28秒27 2015年5月 日本選手権2015

脚注[編集]

外部リンク[編集]