警視長

警視長（けいしちょう、英称Chief Superintendent）とは、警察官の階級の一。上から3番目。警視監の下、警視正の上。

位置

警察法第62条において、警視総監、警視監に次ぐ第3位の階級として規定されている。ノンキャリアの最高階級である。

任官

キャリア（国家公務員採用試験I種に合格し警察庁に採用された警察官）は、採用22年目辺りで勤務成績優秀者から順次昇任する。被推薦者は、ほぼ全員昇任する。ノンキャリアで昇任することは稀であり、全国で年に数名程度である。

役職

• 警察庁内部部局

  課長、参事官、課長級職（国際捜査管理官など）、主要室長

• 警察庁地方機関

  管区警察局 主要部長、学校長、首席監察官

• 警察庁附属機関

  警察大学校 教務部長、各教養部長兼教授

  科学警察研究所 総務部長

• 警視庁

  生活安全・交通・地域・組織犯罪対策の各部長、学校長、主要参事官、1・4・8の各方面本部長

• 府及び指定県警察本部

  主要部長

• 北海道警察

  警務部長、総務部長、旭川・函館・釧路の各方面本部長

• 上記以外の警察本部

  本部長

外部リンク

• 警察庁