螺旋のオルフェ
『螺旋のオルフェ』(らせんのオルフェ)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。月組[1][2]公演。形式名は「ミュージカル[1][2]」。11場[1][2]。
作・演出は荻田浩一[1][2]。併演作品は『ノバ・ボサ・ノバ[1][2]』。
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[3]参考。
1950年代のパリ。ナチスの将校だったイヴは、レジスタンスのスパイであるアデルと恋に落ち、レジスタンスに協力してパリを戦火から救った。しかし、アデルは亡くなり、彼女の面影を追い続けるイヴの前に、アデルに生き写しの妹のルシルが現れて・・・。ギリシャ神話に名高いオルフェウスの伝説をベースに、冷戦下のパリを舞台にロマンティックでミステリアスな作品。
この作品より、檀れいが大劇場でトップ娘役として出演した。荻田浩一の大劇場デビュー作品。
公演期間と公演場所
- 1999年5月14日 - 6月21日 宝塚大劇場[1]
- 1999年8月20日 - 9月27日 TAKARAZUKA1000days劇場(東京公演)[2]
スタッフ
氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」の文字がなければ両劇場共通。
- 作曲・編曲:高橋城
- 音楽指揮:清川知己
- 振付:上島雪夫/伊賀裕子/川崎悦子
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:任田幾英
- 照明:勝柴次朗
- 仮面美術:清水千華
- 音響:加門清邦
- 小道具:万波一重
- 効果:木多美生
- 演出助手:川上正和
- 音楽助手:木川田新
- 装置補:新宮有紀
- 衣装補:河底美由紀
- 舞台進行:表原渉
- 舞台監督:藤村信一(東京)/林田勇吾(東京)/木村信也(東京)/宮脇学(東京)
- 舞台美術製作:株式会社宝塚舞台
- 演奏:宝塚管弦楽団(宝塚)
- 録音演奏:宝塚管弦楽団(東京)
- 衣装生地提供:日東紡績株式会社
- 制作:小野真哉/村上信夫
特別出演
※氏名の後ろの()は1998年当時の所属組。
主な配役
- イヴ・ブランシェ - 真琴つばさ
- アデル・ヴァレリ、ルシル・ヴァレリ - 檀れい
- アリオン - 紫吹淳
- ロジェ - 初風緑
- ベルジェス - 汐美真帆
- アントワーヌ - 大和悠河
- フランソワーズ - 矢代鴻
- ハヌッセン - 立ともみ