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『蛾蟇』(がま)は、日本のバンド、ガゼットの通算7作目のアルバムとして発売。ガゼット6枚目のミニアルバム。
概要
- シングル「reila」の発売した後に発表されたミニアルバム。全体的にライブの中でメンバー自身が求めているライブ作りに必要な雰囲気を持った曲、全弦1音半下げ+6弦のみをもう1弦下げたいわゆる”ドロップBチューニング”を用いたハードで重いサウンドなど、すでに構想自体は早い段階から固まっていた。
- 作品全体のイメージとして「薄汚い感じ」「下水道」といったダーティーな雰囲気を持たせたかったと語っている。またタイトルの「蛾蟇」とはそういったイメージとして似合う言葉を幾つか挙げていた中でれいたが発した「がま」という言葉がいい、ということでルキが決めた。
- このミニアルバムのリードトラックともいえる「COCKROACH」では後にミュージッククリップが制作された。
- これを引っ下げて行なわれた全国ツアー「the underground red cockrotch」が行われた。
- ツアーファイナルはバンド初となる東京国際フォーラムで行なわれた。
- これがインディーズラスト作品となる
収録曲
- anagra[SE] - (アナグラ)
- タイトルの由来はアルバムのイメージから連想されたもの。
- COCKROACH - (コックローチ)
(作詞:流鬼. 作曲:大日本異端芸者の皆様)
- ルキ原曲。COCKROACHとはゴキブリのこと。れいたが数少ないスラップ奏法を行っている曲でもある。ライブでは頻繁に演奏されている。
- Last bouquet - (ラスト・ブーケ)
(作詞:流鬼. 作曲:大日本異端芸者の皆様)
- 麗原曲。今作の中で唯一の歌モノの曲になっている。
- Katherine in the trunk - (キャサリン・イン・ザ・トランク)
(作詞:流鬼. 作曲:大日本異端芸者の皆様)
- 麗原曲。女性言葉で描かれた、自分の愛する猫との顛末を描いている。
- Sugar Pain - (シュガー・ペイン)
(作詞:流鬼. 作曲:大日本異端芸者の皆様)
- 葵原曲。題材として親子の性愛描写が生々しく描かれている。
脚注