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藤原実茂(ふじわら の さねしげ、生没年不詳)は、平安時代後期の貴族。概ね11世紀前期頃において活動していた。山城国追捕使、備前国および能登国の国司を歴任するも、いずれも圧政により人民を苦しめていたことで評判は非常に悪く、朝廷へ上訴されたことによりまもなく配流されたらしい。その後の消息は不明。