藤井仁子
ふじい じんし 藤井 仁子 | |
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| 生誕 |
1973年（50 - 51歳） 日本・大阪府 |
| 出身校 | 京都大学 |
| 職業 | 批評家 |
藤井 仁子（ふじい じんし、1973年 - ）は、日本の映画批評家である。早稲田大学文学部准教授、テアトル・オブリーク主宰。
京都大学法学部卒、同大学院人間・環境学研究科修士課程修了。立教大学文学部助手を経て、現職。京都映画祭専門委員。日本映像学会機関誌編集担当常任理事。
経歴
2008年、編著『入門・現代ハリウッド映画講義』を人文書院より刊行し、神戸映画資料館[1]や『週刊読書人』で取り上げられた[2]。2009年、記録映画アーカイブ・プロジェクトで岩波映画『佐久間ダム』についての報告を行う[3]。2011年、木村建哉と中村秀之との編著『甦る相米慎二』をインスクリプトより刊行した[4]。2012年、丹羽美之・吉見俊哉編『岩波映画の1億フレーム』に寄せた論考が管啓次郎から評価される[5]。同年、雑誌『MIRAGE』の『Playback』特集にて三宅唱と四宮秀俊との鼎談が行われた[6]。
著書
編著
- 入門・現代ハリウッド映画講義（2008年）
- 甦る相米慎二（2011年）
- 森崎東党宣言!（2013年）
共著
- 光と影の映画史 撮影監督・宮川一夫の世界（2000年）
- 映画の政治学（2003年）
- 映画と「大東亜共栄圏」（2004年）
- 日本映画とナショナリズム 1931-1945（2004年）
- 成瀬巳喜男の世界へ（2005年）
- スピルバーグ 宇宙と戦争の間（2005年）
- 映画と身体/性（2006年）
- ヴィジュアル・クリティシズム 表象と映画=機械の臨界点（2008年）
- 岩波映画の1億フレーム（2012年）
訳著
- わたしは邪魔された ニコラス・レイ映画講義録（2001年）
脚注
- ^ 田中, 範子 (2008年5月1日). “「入門・現代ハリウッド映画講義」”. 神戸映画資料館. 2013年6月30日閲覧。
- ^ 加藤, 幹郎 (2008年5月20日). “映画学入門書とはいかにあるべきか 藤井仁子編著『入門・現代ハリウッド映画講義』（人文書院、2008年）書評”. CineMagaziNet!. 2013年6月30日閲覧。
- ^ 松山, 秀明 (2009年5月23日). “「イメージとしての開発～岩波映画・佐久間ダムを見る～」終了”. 記録映画アーカイブ・プロジェクト. 2013年6月30日閲覧。
- ^ 木田, 紀生 (2011年11月11日). “編：木村建哉・中村秀之・藤井仁子『甦る相米慎二』（インスクリプト） 評：木田紀生（脚本家）”. 週刊読書人. 2013年6月30日閲覧。
- ^ 管, 啓次郎 (2012年8月19日). 『岩波映画の1億フレーム』 丹羽美之、吉見俊哉編. 読売新聞.
- ^ 藤原, 遼太郎 (2012年11月12日). “映画批評MIRAGE 第5号刊行”. MIRAGE. 2013年6月30日閲覧。