英国アカデミー賞 監督賞

英国アカデミー賞 監督賞（BAFTA Award for Best Direction）は、英国映画テレビ芸術アカデミーが与える賞の一つである。

受賞とノミネートの一覧

1960年代

• 1968年 - マイク・ニコルズ - 『卒業』
  • キャロル・リード - 『オリバー!』
  • リンゼイ・アンダーソン - 『If もしも....』
  • フランコ・ゼフィレッリ - 『ロミオとジュリエット』

• 1969年 - ジョン・シュレシンジャー - 『真夜中のカーボーイ』
  • ピーター・イェーツ - 『ブリット』
  • リチャード・アッテンボロー - 『素晴らしき戦争』
  • ケン・ラッセル - 『恋する女たち』

1970年代

• 1970年 - ジョージ・ロイ・ヒル - 『明日に向って撃て!』
  • ケン・ローチ - 『ケス』
  • ロバート・アルトマン - 『M★A★S★H マッシュ』
  • デヴィッド・リーン - 『ライアンの娘』

• 1971年 - ジョン・シュレシンジャー - 『日曜日は別れの時』
  • ジョゼフ・ロージー - 『恋』
  • ルキノ・ヴィスコンティ - 『ベニスに死す』
  • ミロス・フォアマン - 『パパ/ずれてるゥ!』

• 1972年 - ボブ・フォッシー - 『キャバレー』
  • スタンリー・キューブリック - 『時計じかけのオレンジ』
  • ウィリアム・フリードキン - 『フレンチ・コネクション』
  • ピーター・ボグダノヴィッチ - 『ラスト・ショー』

• 1973年 - フランソワ・トリュフォー - 『アメリカの夜』
  • ルイス・ブニュエル - 『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』
  • フレッド・ジンネマン - 『ジャッカルの日』
  • ニコラス・ローグ - 『赤い影』

• 1974年 - ロマン・ポランスキー - 『チャイナタウン』
  • フランシス・フォード・コッポラ - 『カンバセーション…盗聴…』
  • ルイ・マル - 『ルシアンの青春』
  • シドニー・ルメット - 『オリエント急行殺人事件』
  • シドニー・ルメット - 『セルピコ』

• 1975年 - スタンリー・キューブリック - 『バリー・リンドン』
  • スティーヴン・スピルバーグ - 『ジョーズ』
  • シドニー・ルメット - 『狼たちの午後』
  • マーティン・スコセッシ - 『アリスの恋』

• 1976年 - ミロス・フォアマン - 『カッコーの巣の上で』
  • アラン・J・パクラ - 『大統領の陰謀』
  • マーティン・スコセッシ - 『タクシードライバー』
  • アラン・パーカー - 『ダウンタウン物語』

• 1977年 - ウディ・アレン - 『アニー・ホール』
  • ジョン・G・アヴィルドセン - 『ロッキー』
  • シドニー・ルメット - 『ネットワーク』
  • リチャード・アッテンボロー - 『遠すぎた橋』

• 1978年 - アラン・パーカー - 『ミッドナイト・エクスプレス』
  • スティーヴン・スピルバーグ - 『未知との遭遇』
  • フレッド・ジンネマン - 『ジュリア』
  • ロバート・アルトマン - 『ウエディング』

• 1979年 - フランシス・フォード・コッポラ - 『地獄の黙示録』
  • マイケル・チミノ - 『ディア・ハンター』
  • ウディ・アレン - 『マンハッタン』
  • ジョン・シュレシンジャー - 『ヤンクス』

1980年代

• 1980年 - 黒澤明 - 『影武者』
  • デヴィッド・リンチ - 『エレファント・マン』
  • アラン・パーカー - 『フェーム』
  • ロバート・ベントン - 『クレイマー、クレイマー』

• 1981年 - ルイ・マル - 『アトランティック・シティ』
  • ヒュー・ハドソン - 『炎のランナー』
  • カレル・ライス - 『フランス軍中尉の女』
  • ビル・フォーサイス - 『グレゴリーズ・ガール』

• 1982年 - リチャード・アッテンボロー - 『ガンジー』
  • スティーヴン・スピルバーグ - 『E.T.』
  • コスタ＝ガヴラス - 『ミッシング』
  • マーク・ライデル - 『黄昏』

• 1983年 - ビル・フォーサイス - 『ローカル・ヒーロー』
  • シドニー・ポラック - 『トッツィー』
  • マーティン・スコセッシ - 『キング・オブ・コメディ』
  • ジェームズ・アイヴォリー - 『熱砂の日』

• 1984年 - ヴィム・ヴェンダース - 『パリ、テキサス』
  • セルジオ・レオーネ - 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
  • ローランド・ジョフィ - 『キリング・フィールド』
  • ピーター・イェーツ - 『ドレッサー』

• 1985年 - 無し

• 1986年 - ウディ・アレン - 『ハンナとその姉妹』
  • ローランド・ジョフィ - 『ミッション』
  • ニール・ジョーダン - 『モナリザ』
  • ジェームズ・アイヴォリー - 『眺めのいい部屋』

• 1987年 - オリバー・ストーン - 『プラトーン』
  • クロード・ベリ - 『愛と宿命の泉 PARTI/フロレット家のジャン』
  • ジョン・ブアマン - 『戦場の小さな天使たち』
  • リチャード・アッテンボロー - 『遠い夜明け』

• 1988年 - ルイ・マル - 『さよなら子供たち』
  • ベルナルド・ベルトルッチ - 『ラストエンペラー』
  • チャールズ・クライトン - 『ワンダとダイヤと優しい奴ら』
  • ガブリエル・アクセル - 『バベットの晩餐会』

• 1989年 - ケネス・ブラナー - 『ヘンリー五世』
  • スティーヴン・フリアーズ - 『危険な関係』
  • ピーター・ウィアー - 『いまを生きる』
  • アラン・パーカー - 『ミシシッピー・バーニング』

1990年代

• 1990年 - マーティン・スコセッシ - 『グッドフェローズ』
  • ウディ・アレン - 『ウディ・アレンの重罪と軽罪』
  • ブルース・ベレスフォード - 『ドライビング Miss デイジー』
  • ジュゼッペ・トルナトーレ - 『ニュー・シネマ・パラダイス』

• 1991年 - アラン・パーカー - 『ザ・コミットメンツ』
  • ジョナサン・デミ - 『羊たちの沈黙』
  • リドリー・スコット - 『テルマ&ルイーズ』
  • ケビン・コスナー - 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』

• 1992年 - ロバート・アルトマン - 『ザ・プレイヤー』
  • クリント・イーストウッド - 『許されざる者』
  • ニール・ジョーダン - 『クライング・ゲーム』
  • ジェームズ・アイヴォリー - 『ハワーズ・エンド』

• 1993年 - スティーヴン・スピルバーグ - 『シンドラーのリスト』
  • ジェーン・カンピオン - 『ピアノ・レッスン』
  • ジェームズ・アイヴォリー - 『日の名残り』
  • リチャード・アッテンボロー - 『永遠の愛に生きて』

• 1994年 - マイク・ニューウェル - 『フォー・ウェディング』
  • ロバート・ゼメキス - 『フォレスト・ガンプ/一期一会』
  • クエンティン・タランティーノ - 『パルプ・フィクション』
  • クシシュトフ・キェシロフスキ - 『トリコロール/赤の愛』

• 1995年 - マイケル・ラドフォード - 『イル・ポスティーノ』
  • メル・ギブソン - 『ブレイブハート』
  • アン・リー - 『いつか晴れた日に』
  • ニコラス・ハイトナー - 『英国万歳!』

• 1996年 - ジョエル・コーエン - 『ファーゴ』
  • アンソニー・ミンゲラ - 『イングリッシュ・ペイシェント』
  • スコット・ヒックス - 『シャイン』
  • マイク・リー - 『秘密と嘘』

• 1997年 - バズ・ラーマン - 『ロミオ+ジュリエット』
  • ジェームズ・キャメロン - 『タイタニック』
  • カーティス・ハンソン - 『L.A.コンフィデンシャル』
  • ピーター・カッタネオ - 『フル・モンティ』

• 1998年 - ピーター・ウィアー - 『トゥルーマン・ショー』
  • ジョン・マッデン - 『恋におちたシェイクスピア』
  • シェーカル・カプール - 『エリザベス』
  • スティーヴン・スピルバーグ - 『プライベート・ライアン』

• 1999年 - ペドロ・アルモドバル - 『オール・アバウト・マイ・マザー』
  • サム・メンデス - 『アメリカン・ビューティー』
  • M・ナイト・シャマラン - 『シックス・センス』
  • アンソニー・ミンゲラ - 『リプリー』
  • ニール・ジョーダン - 『ことの終わり』

2000年代

• 2000年 - アン・リー - 『グリーン・デスティニー』
  • スティーブン・ソダーバーグ - 『トラフィック』
  • スティーブン・ソダーバーグ - 『エリン・ブロコビッチ』
  • リドリー・スコット - 『グラディエーター』
  • スティーブン・ダルドリー - 『リトル・ダンサー』

• 2001年 - ピーター・ジャクソン - 『ロード・オブ・ザ・リング』
  • ロン・ハワード - 『ビューティフル・マインド』
  • バズ・ラーマン - 『ムーラン・ルージュ』
  • ロバート・アルトマン - 『ゴスフォード・パーク』
  • ジャン＝ピエール・ジュネ - 『アメリ』

• 2002年 - ロマン・ポランスキー - 『戦場のピアニスト』
  • ロブ・マーシャル - 『シカゴ』
  • スティーブン・ダルドリー - 『めぐりあう時間たち』
  • ピーター・ジャクソン - 『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』
  • マーティン・スコセッシ - 『ギャング・オブ・ニューヨーク』

• 2003年 - ピーター・ウィアー - 『マスター・アンド・コマンダー』
  • ピーター・ジャクソン - 『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』
  • ソフィア・コッポラ - 『ロスト・イン・トランスレーション』
  • アンソニー・ミンゲラ - 『コールド マウンテン』
  • ティム・バートン - 『ビッグ・フィッシュ』

• 2004年 - マイク・リー - 『ヴェラ・ドレイク』
  • マーティン・スコセッシ - 『アビエイター』
  • マーク・フォースター - 『ネバーランド』
  • マイケル・マン - 『コラテラル』
  • ミシェル・ゴンドリー - 『エターナル・サンシャイン』

• 2005年 - アン・リー - 『ブロークバック・マウンテン』
  • ジョージ・クルーニー - 『グッドナイト&グッドラック』
  • ポール・ハギス - 『クラッシュ』
  • フェルナンド・メイレレス - 『ナイロビの蜂』
  • ベネット・ミラー - 『カポーティ』

• 2006年 - ポール・グリーングラス - 『ユナイテッド93』
  • マーティン・スコセッシ - 『ディパーテッド』
  • スティーヴン・フリアーズ - 『クィーン』
  • アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ - 『バベル』
  • ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス - 『リトル・ミス・サンシャイン』

• 2007年 - コーエン兄弟 - 『ノーカントリー』
  • ジョー・ライト - 『つぐない』
  • ポール・グリーングラス - 『ボーン・アルティメイタム』
  • フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク - 『善き人のためのソナタ』
  • ポール・トーマス・アンダーソン - 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』

• 2008年 - ダニー・ボイル - 『スラムドッグ$ミリオネア』
  • クリント・イーストウッド - 『チェンジリング』
  • デヴィッド・フィンチャー - 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
  • ロン・ハワード - 『フロスト×ニクソン』
  • スティーブン・ダルドリー - 『愛を読むひと』

• 2009年 - キャスリン・ビグロー - 『ハート・ロッカー』
  • ジェームズ・キャメロン - 『アバター』
  • ニール・ブロムカンプ - 『第9地区』
  • ロネ・シェルフィグ - 『17歳の肖像』
  • クエンティン・タランティーノ - 『イングロリアス・バスターズ』

2010年代

• 2010年 - デヴィッド・フィンチャー - 『ソーシャル・ネットワーク』
  • トム・フーパー - 『英国王のスピーチ』
  • ダニー・ボイル - 『127時間』
  • ダーレン・アロノフスキー - 『ブラック・スワン』
  • クリストファー・ノーラン - 『インセプション』

• 2011年 - ミシェル・アザナヴィシウス - 『アーティスト』
  • ニコラス・ウィンディング・レフン - 『ドライヴ』
  • マーティン・スコセッシ - 『ヒューゴの不思議な発明』
  • トーマス・アルフレッドソン - 『裏切りのサーカス』
  • リン・ラムジー - 『少年は残酷な弓を射る』

• 2012年 - ベン・アフレック - 『アルゴ』
  • キャスリン・ビグロー - 『ゼロ・ダーク・サーティ』
  • ミヒャエル・ハネケ - 『愛、アムール』
  • アン・リー - 『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
  • クエンティン・タランティーノ - 『ジャンゴ 繋がれざる者』

• 2013年 - アルフォンソ・キュアロン - 『ゼロ・グラビティ』
  • ポール・グリーングラス - 『キャプテン・フィリップス』
  • スティーヴ・マックイーン - 『それでも夜は明ける』
  • デヴィッド・O・ラッセル - 『アメリカン・ハッスル』
  • マーティン・スコセッシ - 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

• 2014年 - リチャード・リンクレイター - 『6才のボクが、大人になるまで。』
  • ウェス・アンダーソン - 『グランド・ブダペスト・ホテル』
  • デミアン・チャゼル - 『セッション』
  • アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ - 『バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』
  • ジェームズ・マーシュ - 『博士と彼女のセオリー』