芝田浩樹

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芝田 浩樹(しばた ひろき、1960年5月7日 - )は、石川県羽咋市出身の男性アニメーション演出家・アニメーション監督。血液型A・牡牛座東映アニメーション所属。

来歴・人物[編集]

横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)を卒業後、学友であった梅澤淳稔とともに東映動画(現・東映アニメーション)の研修生に。研修期間終了後、東映動画に入社し、『Dr.スランプ アラレちゃん』で演出助手を務めた。演出家としてのデビュー作となったエピソードは、同作の第46話「ペンギン村より愛をこめて」である。『Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!ナナバ城の秘宝』で、初めて監督に就任した。

ゲゲゲの鬼太郎(第3作)』のシリーズディレクター補佐(=副監督)を務めた後、『ひみつのアッコちゃん(第2作)』にてSD(シリーズディレクター)としてデビュー(第3作でもシリーズディレクターを担当)。以降、SDを務めたテレビアニメには『かりあげクン』『ボボボーボ・ボーボボ』『おしりたんてい』などがある。同期の佐藤、西尾らが退職していく中で長く東映アニメーションに居座る。

東映動画の研修生になろうと思ったきっかけは、専門学院を卒業する直前に、その研修生募集の情報が載っていた雑誌を見た事。それまでは、実写の演出家になりたいと思っていたという。

その頃に行われた学院の論文試験では、「『大草原の小さな家』のような、名作の演出を手掛けたい」と書いている。

息子の芝田優作は漫画家。また娘のシバタヒカリも漫画家である。

主な参加作品[編集]

()内の年度は、制作年度、もしくは放送開始(公開)年度。

テレビアニメ[編集]

劇場アニメ[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『月刊アニメージュ』(徳間書店刊)1986年1月号記載、『新春横断企画 -第一線で活躍するアニメ関係者が推薦-’86年のホープ(56人)を捜せ!』より(P29)。