芝健介

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芝 健介(しば けんすけ、1947年10月23日 - )は、日本歴史学者。専門はドイツ現代史、とくにナチス研究。東京女子大学名誉教授。

略歴 [編集]

愛媛県生まれ。東京大学法学部政治学科卒業後、東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。國學院大學文学部助教授東京女子大学現代教養学部教授を歴任。

「ホロコースト ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌」における誤り [編集]

芝は、いくつかの収容所の死亡者の数を、実際よりもかなり過大に見積っている。

芝の記載する死亡者数と、実際の公式の死亡者数との差異は以下の通りである。

芝の記載 70,000人[1]

公式 41,500人[2]

芝の記載 17万人以上[1]

公式 52,000人[3]

芝の記載 20万人[4]

公式 8万人[5]

著書[編集]

単著[編集]

共著[編集]

訳書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 芝 2008, p.169
  2. ^ KZ Dachau 1933–1945
  3. ^ Konzentrationslager Bergen-Belsen (1943–1945)
  4. ^ 芝 2008, p.195
  5. ^ GENERAL INFORMATION

参考文献[編集]

  • 芝健介『ホロコースト―ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌』中央公論新社中公新書〉、2008年4月。ISBN 978-4121019431