肉体関係 (隠語)
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肉体関係(にくたいかんけい)とは、
- 男女の性的な交渉のこと[1]。
- 2人以上の人間による性行為(セックス)の関係を意味する[要出典]。隠語である[要出典]。男性と女性の関係はもちろん、男性同士でも女性同士でも、肉体(身体)による具体的で性的な接触があることを指す[要出典]。
概要
主にセックスに及んだことを意味する。お互いの性器が接触する性行為を意味する隠語である[要出典]。
広義にはお互いの身体が接触する性行為の全てを指す[要出典]。従って、キスやペッティング、オーラルセックスだけであっても肉体関係となる[要出典]。
なお、「肉体」とは生身の身体そのものを意味しており、直接的な性欲の対象として捉えた際に多く使用される言葉である。また、どこからが肉体関係で、どこまでが肉体関係でないかは、個々人の価値観の違いもあって厳密な境界を定義することは困難である[要出典]。
該当する例
肉体関係に該当する場合は、主に社会常識や性道徳から逸脱した関係における性行為を指すことが多い[要出典]。一般に、第三者から嫌悪される関係であるにもかかわらずセックスに及んだ双方を誹謗中傷するために使用する。重要のなのは、お互いの性欲や恋愛感情によって合意の下に和姦していると看做される点である[要出典]。
- 不倫や浮気、愛人や妾などといった、正式に結婚していない場合の性行為[要出典]。
- 上司と部下、教師と生徒、男性プロデューサーと女性タレントなどといった、上下関係や利害関係にある場合の性行為。公私混同や不公平といった偏見が発生しやすいため[要出典]。
- セックスフレンドや性欲を解消することだけが目的という場合の性行為。貞操観念が低く、ふしだらといった偏見が発生しやすいため[要出典]。
- 近親相姦の関係にある性行為。ただし、結婚が可能な親等であればこの限りではない[要出典]。
禁忌の性行為が刺激的であるとして、[要出典]
ゴシップ記事を中心にした雑誌やスポーツ新聞でも用いられている[2]。
該当しない例(性行為がある場合)
通常、社会常識や性道徳を遵守した関係における性行為の場合は侮蔑や誹謗中傷の対象とはならず、肉体関係という言葉は使用されない[要出典]。
- 正式に結婚している夫婦間の性行為。
- 結婚や婚約を前提としたり公にしている恋人関係の性行為(婚前交渉)。
- 強姦の場合はどちらかが同意していない被害者であるため、肉体関係には該当しない。ただし、結果的に和姦なのではないかという疑いを第三者に持たれる場合はこの限りではない[要出典]。
- 性風俗での性行為は、お互いに恋愛感情よりも金銭の授受が最優先であることから該当しない。ただし、恋愛感情が最優先であるかのような疑いを第三者に持たれる場合はこの限りではない[要出典]。
該当しない例(性行為がない場合)
通常、お互いの身体が直接的に触れ合うようなことがなく性行為がなければ、そもそも肉体関係には該当しない。
- 純愛やプラトニックラブとして具体的な行動はなく、両想いや片思いだけの状態。
- ラブレターやメールをやりとりするだけの状態。
- 一人でオナニーをしたり妄想したりするだけの状態。
- 交遊中に飲食の席を共にしたり、一緒に会話をするだけの状態、など。
類義語
「肉体」という言葉を用いた性的な類義語には「肉体交渉」がある[4]。その他、痴情や情事など。
脚注・出典
- ^ 広辞苑第五版p.2022【肉体関係】
- ^ スポーツ新聞では東スポWEB「前横浜市長が“ヤッた”とされる日論争」(発行:2010年02月01日・新聞:東京スポーツ新聞)にて、不倫疑惑の記事中に「横浜市内のホテルで初めて肉体関係を持ち、以後、週に1回ぐらいの割合で関係を重ねた」などの使用例。
- ^ アダルトビデオでは「思春期の誘惑 義父と肉体関係を持つ娘」(ヒビノ/SODグループ 2010年)にて近親相姦、「OLレズビアン オフィス生まれの肉体関係」(発売:2010年・メーカー:アンナと花子/北都グループ)にて同性愛や職場恋愛など、一般的に禁忌とされる性行為を演出した内容の使用例。
- ^ 『日本語大辞典 第二版』小学館、2003年 第10巻にて「肉体交渉」の項目より。水上勉の小説『越前竹人形』(1963年)の文中にて「自分と一ど(一度)だって肉体交渉はない」などの使用例。