緑の党 (日本 1981)

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日本の旗 日本の政治団体
緑の党
緑の党本部
代表 対馬テツ子
成立年月日 1981年12月24日
本部所在地
〒170-0011
東京都豊島区池袋本町2-6-3
衆議院議席数
0 / 465   (0%)
(2021年11月現在)
参議院議席数
0 / 245   (0%)
(2021年11月現在)
都道府県議数
0 / 2,609   (0%)
(2021年11月現在)
市区町村議数
1 / 29,839   (0%)
(2021年11月現在)
党員・党友数
3871人
(2018年分収支報告書)
政治的思想・立場 反原発反戦
憲法改正反対
COVID-19ワクチン反対
機関紙 日本新聞
公式サイト 緑の党
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緑の党(みどりのとう)は、日本の政治団体。1981年に、日本の新左翼である日本労働党より分離して結成された。「平和脱原発人権、連帯」を掲げる[1]。各国の緑の党との関連は無く、「三橋派緑の党」や「緑の党(三橋派)」と呼ばれる。創設者は三橋辰雄党首は対馬テツ子、機関紙は「日本新聞」。

概要

青森県を基盤に独自に活動していた新左翼グループが、一時毛沢東主義を掲げる新左翼党派である日本労働党に合流、その後、同党青森県委員会から分離した党派である。創設者の三橋辰雄が毛沢東主義を独自に解釈したものである独特のイデオロギーを有する。

こうした経緯から、中華人民共和国に好意的で、毛沢東や毛沢東主義を掲げていたポル・ポト派を賛美していた。また、フセイン政権下のイラクを「緑社会主義国」として賞賛していた。

従って「緑の党」を称する国内外の環境政党とは思想面においても活動面においても全く異質の存在であるが、彼らの著作物にはあたかも「友好政党」であるかのごとく、そうした「緑の党」の記事が載せられている。

かつて国政選挙に候補者を擁立したことはあるものの、全国的な活動は見られない。東京特別区議選には複数の区に候補者を擁立し続けており、現在大田区に現職区議会議員1名(野呂恵子)がいる。

沿革

募金活動

関連組織の日本ボランティア会が、首都圏近畿地方の各駅前で強引な街頭募金活動をし、度々トラブルを起こしていたことでも有名である。しかし、2003年6月21日日本テレビ報道特捜プロジェクトでその実態が報道されたことにより、以前ほどの強引さは見られなくなった。

関連団体

赤羽にある銀河JOY
  • 日本ボランティア会 - 街頭募金活動を行うときに使う名義上の団体
  • 荒野座 - 党お抱えの劇団
  • 日本新聞社 - 党機関紙「日本新聞」を発行している
  • 太陽書房 - 党機関誌「太陽の道」を発行している
  • 東紅楽団 - 荒野座公演のバックミュージックを担当
  • 日本美術印刷 - 党お抱えの印刷会社
  • 民族民主教育の会 - 三橋教育論を掲げる教育団体。モットーは「たたかない おこらない のこさない」
  • 民族民主医療の会 - 三橋医療論を掲げる医療団体
  • 銀河センターJOY - 党お抱えの音楽喫茶(所在地:東京都台東区東京都北区東京都足立区
  • スーパーみちのく - 青森県で営業していたが現在は閉店
  • 緑フォーラム - 各種講演会・学習会を主催
  • 緑の会
  • みちのく新聞社
  • 人民同盟 - 支持団体という
  • MDR学院 - 「MDR」とは「民主・独立・理想」のこと、および「緑」のことをいう。
  • 太陽への道社 - 三橋辰雄の本を発行している出版社。ただし、発売元は星雲社である。
  • 青竜館・白竜館 - 群馬県に所有しているロッジ
  • 特定非営利活動法人放射線測定室アスナロ

脚注

関連項目

外部リンク