紫門ゆりや
紫門 ゆりや(しもん - 、12月28日 - )は宝塚歌劇団・月組に所属する男役スター。
愛知県名古屋市、名東高校出身。身長171cm。A型。愛称はしもん、ゆり。
略歴
- 2005年、宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は2番。花組公演『マラケシュ・紅の墓標/エンター・ザ・レビュー』で初舞台。その後、月組に配属。
- 2008年7月から1年間、蘭乃はなと共にTAKARAZUKA SKY STAGE第7期スカイ・フェアリーズを務めた。
- 2009年、『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』の新人公演でフランツ・ヨーゼフ役に抜擢される。
- 2010年、『THE SCARLET PIMPERNEL』の新人公演でショーヴラン役に抜擢される。
- 2011年、『アルジェの男』で新人公演初主演を務めた。
- 2013年7月より2年間、同期生の白雪さち花とともにTAKARAZUKA SKY STAGEの第2期スカイ・ナビゲーターズを務める[1]。
エピソード
- 元宙組トップ娘役の紫城るいは高校および宝塚歌劇団の先輩にあたる。
- 集めているもの:テディベア(CHEEKY)
- 好きな食べもの:さくらんぼ、生クリーム、家庭料理
- 特技:ものまね(自ら『宝塚おとめ』の特技欄にも記載している)
- 趣味:ぼーっとすること
- 受験勉強を怠るほどに、漫画『ベルサイユのばら』に夢中になり、BS放送『ベルサイユのばら2001』(和央ようか主演)を観て、宝塚のファンになった。
- 『アルジェの男』新人公演の挨拶で、音楽学校時代の演劇発表会でのジュリアン役をやり、もう一度演じたいと思っていたと語った。
- 明日海りおディナーショー『Z-LIVE』のMC中に、「たべものに例えると何か」という話題で、下級生の鳳月杏に「しょくぱんまんに似てる」「しょくぱんにしか見えない」と言われ、以来しょくぱんまんグッズを集めている。
主な舞台
- 2006年2月、『Young Bloods!! -Sparkling MOON-』(バウワークショップ)いい男隊/ホスト
- 2006年5月、『暁のローマ』エジプシャン・ダンサー/『レ・ビジュー・ブリアン -きらめく宝石の詩-』
- 2006年10月、『あかねさす紫の花』於兎/『レ・ビジュー・ブリアン -きらめく宝石の詩-』(全国ツアー)
- 2007年1月、『パリの空よりも高く』新人公演:ジャン(本役:明日海りお)/『ファンシー・ダンス』
- 2007年12月、『HOLLYWOOD LOVER』(バウ・東京特別)ステファーノ(過去)
- 2008年3月、『ME AND MY GIRL』新人公演:ジェラルド(第一幕)(本役:遼河はるひ)
- 2008年9月、『グレート・ギャツビー』(日生劇場)エディ・ニコルソン
- 2008年11月、『夢の浮橋』新人公演:衛門督(本役:青樹泉)/『Apasionado!!』
- 2009年3月、『二人の貴公子』(バウ)旅の騎士
- 2009年5月、『エリザベート -愛と死の輪舞(ロンド)-』黒天使/新人公演:フランツ・ヨーゼフ(本役:霧矢大夢)
- 2009年10月、『ラスト プレイ -祈りのように-』新人公演:ジークムント(本役:遼河はるひ)/『Heat on Beat!』
- 2010年2月、『紫子』真樹弓若/『Heat on Beat!』(中日劇場)
- 2010年4月、『THE SCARLET PIMPERNEL』ファーレイ、新人公演:ショーヴラン(本役:龍真咲・明日海りお)
- 2010年9月、『ジプシー男爵』ビハリ/新人公演:オトカー(本役:明日海りお)/『Rhapsodic Moon』
- 2010年12月、『STUDIO 54』(ドラマシティ・東京特別)ニール・クラフト
- 2011年3月、『バラの国の王子』ヒバリ/新人公演:王様(本役:龍真咲)/『ONE -私が愛したものは…-』
- 2011年7月、『アルジェの男』ルイ、新人公演:ジュリアン・クレール(本役:霧矢大夢)/『Dance Romanesque』 *新人公演初主演
- 2011年11月、『アリスの恋人 -Alice in Underground Wonderland-』(バウ・東京特別)帽子屋
- 2012年2月、『エドワード8世-王冠を賭けた恋-』ペリー・ブラウンロー、新人公演:スタンリー・ボールドウィン(本役:越乃リュウ)/『Misty Station-霧の終着駅-』
- 2012年4月、明日海りおディナーショー『Z-LIVE』
- 2012年6月、『ロミオとジュリエット』パリス伯爵
- 2012年10月、『愛するには短すぎる』フランク・ペンドルトン/『Heat on Beat!』(全国ツアー)
- 2013年1月、『ベルサイユのばら -オスカルとアンドレ編-』フェルゼン
- 2013年5月、『ME AND MY GIRL』(梅田芸術劇場)バターズビー卿
- 2013年7月、『ルパン -ARSENE LUPIN-』プス・カフェ/『Fantastic Energy!』
- 2013年11月、『THE MERRY WIDOW』(シアタードラマシティ・東京特別)ラウール・ド・サン=ブリオッシュ
- 2014年3月、『宝塚をどり』/『明日への指針 -センチュリー号の航海日誌- 』ウィリー三等航海士/『TAKARAZUKA 花詩集100!!』
- 2014年7月、『THE KINGDOM』(シアタードラマシティ・東京特別)イワノフ
- 2014年9月、『PUCK』スナウト/『CRYSTAL TAKARAZUKA -イメージの結晶-』
- 2015年2月、『風と共に去りぬ』(中日)チャールズ・ハミルトン/少尉(2役)
- 2015年4月、『1789 - バスティーユの恋人たち -』オーギュスト・ラマール
- 2015年8月、星条海斗ディナーショー『Flügel』(第一ホテル東京・宝塚ホテル)
- 2015年11月、『舞音 - MANON -』アンリ・ルグラン/『GOLDEN JAZZ』
- 2016年3月、『Voice』(赤坂ACTシアター・シアタードラマシティ) SHIMON *予定
- 2016年6月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-』/『Forever LOVE‼︎』*予定
メディア
テレビ
- 2012年「FNS感謝祭」宝塚歌劇団月組、雪組トップ音月・舞羽と出演
雑誌
- 「ニュージェネレーションⅡ」
- 「RISING STAR GUIDE 2013」
脚注
- ^ “スカイ・ナビゲーターズ 第2期生”. TAKARAZUKA SKY STAGE. 2013年6月12日閲覧。
関連項目
- 愛知県出身の人物一覧
- 瀬奈じゅん(紫門入団時の月組トップスター。1992年 - 2009年)