笹戸温泉

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笹戸温泉(ささどおんせん)は、愛知県豊田市笹戸町にある山間部の温泉小渡温泉などとともに奥矢作温泉郷と一括りにされることがあるが、その中枢を担う。

県下最古の湯を謳っているが、室町時代の開湯であり、1200年以上前から湧出していたと伝わる湯谷温泉三谷温泉などと比較すると新しい。

泉質

  • 低張性アルカリ性冷鉱泉

効能

神経痛、皮膚病、関節痛、婦人病など

※注 効能は万人に対してその効果を保証するものではない

温泉街

奥矢作峡と呼ばれる矢作川上流の東岸にひっそりと湧く湯治、保養向けの温泉地で、2011年現在、6軒の宿泊施設がある。一帯は愛知高原国定公園に指定されており、雄大な自然が広がる。矢作川では川釣りを楽しめるほか、観光用の鮎がある。

歴史

室町時代の開湯と伝わり、600年余の歴史がある。三河の奥座敷と呼ばれることもあるが、交通アクセスが脆弱なことから、現在も鄙びた昔ながらの温泉宿が数多く残っている。

アクセス

参考文献

  • 野口冬人著 全国温泉大事典 旅行読売出版社
  • 日本の温泉 西日本編 山と渓谷社

関連項目