笠松駅
笠松駅* | |
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笠松駅西口 | |
かさまつ KASAMATSU | |
所在地 | 岐阜県羽島郡笠松町西金池町1 |
駅番号 | NH 56 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗降人員 -統計年度- |
7,820人/日 -2013年[1]- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)4月29日** |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 名古屋本線 |
キロ程 | 95.1 km(豊橋起点) |
◄NH55 木曽川堤 (1.2 km) (1.8 km) 岐南 NH57► | |
所属路線 | 竹鼻線 |
キロ程 | 0.0 km(笠松起点) |
◄TH01 西笠松 (0.9km) | |
備考 |
*1936年新笠松駅より改称 **現在地に設置された年月日 |
笠松駅(かさまつえき)は、岐阜県羽島郡笠松町西金池町にある、名古屋鉄道名古屋本線・竹鼻線の駅である。
概要
快速特急・特急停車駅で(朝の名古屋方面特急のみ数本通過あり)、日中は名古屋本線の特急と竹鼻線の始発列車が当駅で接続する。名鉄岐阜から竹鼻線へ直通する急行は当駅から普通になる。朝夕の一部には全区間を普通で走る名鉄岐阜-羽島市役所前・新羽島間の列車が設定されている。2001年までは竹鼻線・羽島線内でも通過運転をする急行が設定されていた。
利用可能な鉄道路線
駅構造
島式1面・相対式1面の3線ホームがある。竹鼻線が1番線、名古屋本線が2・3番線を使用する。
2・3番線はカーブしており、停車する電車は大きく傾く。ホームと電車の間が広くあくため注意が必要である。1番線の西隣に留置線がある。なお1番線の急カーブ部分(駅舎寄り)には列車が停車しないようになっている。また、ホームの側面には馬の彫り込みが描かれている。
改札口は2つあり、ともにホームの南側(名古屋側)にある。
西口は有人で、駅の本屋となっていて商店が入ったミニ総合ビル(現在2階は営業していない)にある。ロータリーにはタクシー乗り場と笠松町公共施設巡回町民バスと、「岐南町コミュニティタクシー」が走っている。ただし、岐南町コミュニティタクシーを利用をするには事前に電話連絡が必要。 かつては、岐阜から笠松駅を経由して、羽島、一宮方面へ行く名鉄バス、川島からの笠松駅へ(往路のみ)、笠松駅から新岐阜(伏屋・八剣経由。復路のみ)へ行く岐阜バス、岐阜市コミュニティバスのふれあいバスと、岐南町巡回バスのにじバスがあった。
東口は旧変電所を流用した煉瓦造りの駅舎[2]で、笠松競馬場への来場客を捌くための臨時切符売り場があるが同競馬場の観客数の低迷により、ほとんど使用されていない(シャッターで閉じられている)。改札口近くには有料の駐車・駐輪場がある。こちらは2004年3月のSFパノラマカード導入までは係員がいたが、導入後無人化された。エスカレーターのみでエレベーターは無かったが、2008年度下期からバリアフリー工事を行い、2009年3月にエレベーターや発車標が新設され、ホームの嵩上げも完工した。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■竹鼻線 | - | 竹鼻・新羽島方面 | |
■名古屋本線 | 下り | 岐阜方面 | 竹鼻線からの直通 | |
2 | ■名古屋本線 | 下り | 岐阜方面 | 名古屋方面から |
3 | ■名古屋本線 | 上り | 名古屋・豊橋・中部国際空港方面 |
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東口
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ホーム(バリアフリー化前)
配線図
↑ 新羽島方面 | ||
→ 岐阜方面 |
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↓ 一宮・名古屋方面 | ||
凡例 出典:[3] |
駅周辺
- 住宅街。近くに笠松競馬場(駅から徒歩5分)がある。なおかつては東笠松駅が一宮寄りに存在したが、利用客の減少のため2005年1月29日に廃止となった。
- 岐阜県立岐阜工業高等学校
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は7,820人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中50位、名古屋本線(60駅)中19位、竹鼻線・羽島線(10駅)中1位であった[1]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は10,104人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中40位、 名古屋本線(61駅)中19位、竹鼻線・羽島線(16駅)中1位であった[4]。
- 『笠松町統計書』によると1日平均の乗降者数は、2008年度6,841人、2009年度6,825人である。
名古屋方面は当駅を出るとすぐに県境を越えるため、普通列車では乗客の多くが入れ替わる。
歴史
初代・2代目笠松駅
- 1914年(大正3年)6月2日 - 美濃電気軌道笠松線開通に伴い笠松口駅 (初代)開業(図中A駅)[5](現在よりも南、同町内の八幡神社北側付近)。
- 1916年(大正5年)
- 1921年(大正10年)9月21日 - 竹鼻鉄道との接続のため、笠松駅 (2代)を笠松駅 (3代、図中E駅)へ移転し、笠松駅 (2代)および旧線区間廃止[8]。
4代目笠松駅
- 1935年(昭和10年)
- 1936年(昭和11年)5月 - 新笠松駅 (2代)を笠松駅 (4代)に改称[9]。
- 1984年(昭和59年)4月18日 - 西口駅舎を改築[10]。
- 1987年(昭和62年)5月 - 自動改札機設置[11]。
- 1990年(平成2年)10月1日 - 東口駅舎完成[12]。
- 2008年(平成20年)12月27日 - 急行減便に伴い、朝9時以降は快速特急・特急が停車するようになる[13]。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年) 2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
- 名古屋鉄道
- 名古屋本線
- 竹鼻線
- (名鉄岐阜駅方面 -) 笠松駅 - 西笠松駅
脚注
- ^ a b 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 清水武『名古屋鉄道各駅停車』洋泉社、2016年、66頁。ISBN 978-4-8003-0800-9。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 鉄道院監督局『鉄道免許・名古屋鉄道(元美濃電気軌道)1・明治45年~大正5年』 「14. 軽便線旅客運輸開始の件」
- ^ 「軽便鉄道停車場名改称」『官報』1916年2月4日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 鉄道院監督局『鉄道免許・名古屋鉄道(元美濃電気軌道)1・明治45年~大正5年』 「52. 笠松停車場新駅使用開始届」
- ^ 鉄道院監督局・鉄道省監督局『鉄道免許・竹鼻鉄道(名古屋鉄道)2・大正10年~昭和4年』 「14. 共同使用停車場竣功の件」
- ^ a b 渡利正彦「岐阜駅から見た名鉄の印象」、『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、 168頁。
- ^ 名古屋鉄道株式会社(編)『この駅この町 沿線散歩・名鉄100駅』名古屋鉄道広報宣伝部、1986年、15頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1072頁。
- ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、46頁。