稲垣諭
稲垣 諭(いながき さとし、1974年 - )は、日本の科学哲学者、自治医科大学教授。専門は、現象学、環境哲学、リハビリテーションの科学哲学。
北海道生まれ。青山学院大学法学部卒業。東洋大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。2006年「衝動の現象学 フッサール現象学における感情および衝動の位置づけ」で東洋大学文学博士。東洋大学文学部助教、自治医科大学教授[1]。
著書
- 『衝動の現象学 フッサール現象学における衝動および感情の位置づけ』知泉書館 2007
- 『リハビリテーションの哲学あるいは哲学のリハビリテーション』春風社 2012
共編著
- 『エコ・フィロソフィ入門 サステイナブルな知と行為の創出』松尾友矩,竹村牧男共編 ノンブル社 2010
- 『社会人大学院生のススメ 働きながら、子育てしながら博士・修士』松本肇編 長沼貴美,如月真実,木村知洋,宮子あずさ,渡辺治共著 オクムラ書店 2012
- 『エコロジーをデザインする エコ・フィロソフィの挑戦』山田利明,河本英夫共編著 春秋社 2013
翻訳
- 荒川修作,マドリン・ギンズ『死ぬのは法律違反です 死に抗する建築:21世紀への源流』河本英夫共訳 春秋社 2007
- B.ヴァルデンフェルス『経験の裂け目』山口一郎監訳 三村尚彦,村田憲郎,吉川孝,中山純一共訳 知泉書館 2009
論文
外部リンク
注
- ^ 『衝動の現象学』ほか著者紹介