種子島空港 (初代)
種子島空港 (初代) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
IATA: TNE - ICAO: RJFG | |||||||
概要 | |||||||
国・地域 | 日本 | ||||||
所在地 | 鹿児島県種子島 | ||||||
種類 | 第三種空港 | ||||||
閉鎖 | 2006年3月15日 | ||||||
座標 | 北緯30度32分38秒 東経130度57分17秒 / 北緯30.54389度 東経130.95472度座標: 北緯30度32分38秒 東経130度57分17秒 / 北緯30.54389度 東経130.95472度 | ||||||
地図 | |||||||
種子島空港 (初代)の位置 | |||||||
滑走路 | |||||||
| |||||||
リスト | |||||||
空港の一覧 |
種子島空港(たねがしまくうこう)は鹿児島県種子島にある、2006年3月15日まで供用していた第三種空港である。
鹿児島県熊毛郡中種子町野間に所在していた。北約8kmの中種子町砂中に新種子島空港が2006年3月16日に「コスモポート種子島」の愛称で開港し、種子島空港は同日に供用廃止となった。供用廃止直前には、滑走路は1,500×45mで、大阪国際空港及び鹿児島空港への路線が存在していた。新海誠監督のアニメーション映画秒速5センチメートルのコスモナウトに当空港が登場した。
跡地は、2013年現在管制塔が取り壊された以外はそのままで廃墟と化している[1]。
2014年、11月中旬、滑走路を数日利用しての、自衛隊の演習が行われた。
-
前年、自衛隊演習利用のため、管理はしっかりなされていた様子。
-
左、高木の辺りに管制塔が置かれていた。
-
搭乗手続きを済ませた乗客は画像正面の搭乗待合所から歩いて、右フェンス傍の駐機場まで歩いて乗らねばならなかった。
歴史
- 空港設置許可 1958年(昭和33年)12月16日
- 空港供用開始 1962年(昭和37年)7月27日
- 滑走路延長 1973年(昭和48年)5月19日 1,100mから1,500mへ
- 供用廃止 2006年3月16日 同日、新種子島空港が開港。
施設
チケット受付、及び、手荷物カウンター、待合所、土産物品店、コロンビアと言う喫茶・食堂が併設されていた。
特に土産品店では地元の焼酎や海産物を取り扱っており観光客には重宝されていた。
-
旧空港正面入り口
-
旧空港待合所とカウンター
-
管制塔とターミナルビル
-
種子島空港に駐機中のYS-11(日本エアコミューター機)
設備
-
着陸時の適正位置を示す機材(グランドスロープ?)とスポット番号表示機材?
-
滑走路奥が海・砂浜で、手前が市街地・ターミナル方向であった。
-
廃港から9年後だが滑走路の路面は悪くない様子。
脚注
- ^ 『空港をゆく』イカロス出版〈イカロスMOOK〉、2013年12月。ISBN 978-4863207912。