福王子神社

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福王子神社
所在地 京都府京都市右京区宇多野福王子町52
位置 北緯35度01分44.5秒 東経135度42分32.8秒 / 北緯35.029028度 東経135.709111度 / 35.029028; 135.709111 (福王子神社)座標: 北緯35度01分44.5秒 東経135度42分32.8秒 / 北緯35.029028度 東経135.709111度 / 35.029028; 135.709111 (福王子神社)
主祭神 班子皇后
社格 村社
創建 平安時代、1644年寛永21年)再興
本殿の様式 一間社春日造
別名 ふこっさん
例祭 10月第3日曜日
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福王子神社(ふくおうじじんじゃ)は、京都府京都市右京区宇多野にある神社

光孝天皇の女御で宇多天皇の母である班子皇后を祀る。宇多天皇が仁和寺を開いたことから、仁和寺の鎮守神とされる。

歴史

由来によれば、前身は延喜式に名前が見える深川神社だったが、応仁の乱で焼失(1468年)した。その後寛永21年(1644年)に徳川家光覚深法親王が社殿を造営し、班子女王の陵墓が付近にあったことから皇后をまつり、福王子神社となったとされる。

神社名の由来は、班子女王が多くの皇子皇女を生んだ事に由来する[1]ともいわれる。

境内社

末社として夫荒神を祀る夫荒神社(松尾大明神)は、平安時代洛北氷室から宮中へ氷を献上する習わしがあり、その運搬の際に命を落とすこともあった役夫たちの霊を祭り、安全を祈願するためもうけられたとされる。

文化財

重要文化財

本殿(左奥)
拝殿

寛永再興の社殿(2棟1基)が国の重要文化財に指定されている。1973年6月2日指定。

  • 本殿(春日造、銅板葺) 附:棟札、石燈籠2基
  • 拝殿(入母屋造、銅板葺)
  • 鳥居(石造、明神鳥居)

祭事

アクセス

脚注

  1. ^ 京都市観光文化情報システム-福王子神社

外部リンク