神楽坂若宮八幡神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
神楽坂若宮八幡神社
所在地 東京都新宿区若宮町18
位置 北緯35度41分58.99秒 東経139度44分24.36秒 / 北緯35.6997194度 東経139.7401000度 / 35.6997194; 139.7401000座標: 北緯35度41分58.99秒 東経139度44分24.36秒 / 北緯35.6997194度 東経139.7401000度 / 35.6997194; 139.7401000
主祭神 仁徳天皇応神天皇
創建 文治5年(1189年
テンプレートを表示

神楽坂若宮八幡神社(かぐらざかわかみやはちまんじんじゃ)は、東京都新宿区神社である。

歴史[編集]

文治5年(1189年)に創建された。源頼朝奥州藤原氏征討の出兵(奥州合戦)をした際、当地において戦勝祈願をし、成就したことから、鶴岡八幡宮若宮の分霊を勧請した。これが当社の起源である[1]。当社が「若宮町」という地名の由来となっている。

のち、文明年間(1469年 - 1487年)、太田道灌が鶴岡八幡宮を分祀したと伝わる[2]

普門院(現在は廃寺)が別当寺であった。かつては歓喜天社や稲荷社などの摂末社があったが、現在は稲荷社が現存している[3]

交通アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編(PHP新書)』PHP研究所、2011年、285p
  2. ^ 東京市牛込区 1930, p. 9.
  3. ^ 東京市牛込区 1930, p. 545.

参考文献[編集]

  • 東京市牛込区 編『牛込区史』東京市牛込区、1930年3月31日。NDLJP:1208578 オープンアクセス
  • 山折哲雄 監修、槇野修 著『江戸東京の寺社609を歩く 山の手・西郊編(PHP新書)』PHP研究所、2011年