石井てる美
プロフィール | |
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生年月日 | 1983年7月4日 |
現年齢 | 40歳 |
出身地 | 日本・東京都 |
血液型 | O型 |
毛髪の色 | 黒 |
公称サイズ(2011年10月時点) | |
身長 / 体重 | 150 cm / 54 kg |
BMI | 24 |
スリーサイズ | 85 - 72 - 90 cm |
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石井 てる美(いしい てるみ、1983年7月4日[1] - )は、日本のお笑いタレントである。ワタナベエンターテインメント所属[2]。
略歴・人物
東京都出身。中学・高校は白百合学園中学校・高等学校で[3]、学園祭では実行委員長も務めた[4]。2002年、東京大学文科三類に入学。入学後に日本国外での現地活動を志して理系に転向、工学部社会基盤学科に進学して発展途上国のインフラ整備について学んだ[5]。2006年同大学工学部卒業、2008年同大学院修士課程修了。学生時代はサークル活動としてビートルズをコピーした音楽バンドでベースとボーカルを担当する(ジョン・レノン・ミュージアム アマチュアバンドコンテストでは入賞[6])などしていた[7]。また、大学・大学院在学中を通じて、タイ[8]、デンマーク、フィリピンと3カ国でのインターンシップや交換留学を経験した[9]。また、大学院在学中の2007年2月には、「成長と環境」をテーマにした論文で、アジア開発銀行による『アジア・太平洋論文コンテスト』に入賞している。さらに、専攻した社会基盤学においては2008年3月、論文「フィリピンにおける政治過程分析を用いた大気汚染対策導入の実現可能性の検討」が評価されて、学内賞である古市賞を受賞している[10][11]。
特技は英語モノマネ(インド人、イギリス人、映画『タイタニック』のセリフ再現[6])、書道(「あきつ会」で五段の二段上に当たる「推薦」取得の他、書道大会での入選歴多数[6])、ベース弾き語りなど[2]。趣味は一人カラオケ[1]、フィギュアスケート観戦[12]。フィギュアスケートでは、2006年2月に実際に現地までトリノオリンピックを観に行き、荒川静香の優勝の瞬間に観客として立ち会うことが出来たという[13]。また、2014年2月のソチオリンピックにもフィギュアスケートの観戦と応援に行っていた[14]。ここにおいて、浅田真央の競技開始前のその時に「真央ちゃんなら出来る!」と叫んだのが石井である[15](この時は声が開場中に響き渡り、テレビ中継の解説者もこの声を拾って言及したことがあった[16])。accessのファン[17]。
TOEIC990点(満点)であり[2]、英語検定1級も取得している。
自分のことを「インテリ三頭身」と紹介している[18]。
お笑い芸人へ
大学院修了後の2008年、外資系コンサルティング会社であるマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、本人いわく「42.195kmのマラソンを100m走の速さで走るような」多忙な日々を送る[19]しかしながら入社後、「人生は一度きり」と痛感する体験をしたことを機に、「やっぱり芸人になりたい!」というかねてからの夢への思いを強め、約1年4カ月の勤務[20]の後に退社を決意した。退社時にはマッキンゼー・アンド・カンパニーの全社員に、「お笑い芸人になります」、との挨拶メールを送付した[21]。なお、同期入社組だけには、これとはまた別内容のメールを送付していた[22]
退社後の2009年10月、芸能事務所・ワタナベエンターテインメントによるタレント養成学校 「ワタナベコメディスクール」に11期生として入学、翌年9月に卒業した。後に出演したお笑いライブに、元マッキンゼー日本支社長の平野正雄も石井を観に来ていた[23]。
2010年には雑誌 『アエラ』(朝日新聞出版)に、新進のお笑い芸人として取り上げられた[24]。2011年10月には、 クイズタイムショック(テレビ朝日)に出演して準決勝に進出している。
ネタは英単語の語呂合わせから作ったフリップ漫談[25]、ベースを弾きながらの東大あるあるネタ[26]、少女時代のパロディーの一人コント「短足時代」[27]、土偶コスプレキャラの「土偶ちゃん」[28]、言いづらい言葉を英語っぽく言うフリップ漫談[29]、セックス・アンド・ザ・シティのサマンサが気になる日本史用語を紹介するフリップ漫談[30]、ヒラリー・クリントンの物真似コント[31]、「言いづらい言葉を英語っぽく言うネタ[16]」などがある。
出演
テレビ
- 超タイムショック(テレビ朝日、2011年10月13日、12月21日、2012年4月11日、7月24日)
- クイズプレゼンバラエティー Qさま!!(テレビ朝日、2011年11月14日)
- 超豪華!!スタア同窓会(日本テレビ、2011年12月20日)
- 全力!銭ナール → カンニング竹山の銭ナール → カンニング竹山の銭ナール女学院 → カンニング竹山のゼニウスの夜 (毎日放送、2012年2月~2013年3月、レギュラー)
- ネプリーグ(フジテレビ、2012年4月30日)
- ピロロン学園(日本テレビ、2012年6月27日)
- たけしのコマ大数学科(フジテレビ、2012年12月11日、2013年1月7日、1月21日、7月8日)
- ひるおび!(TBS、2013年3月22日)
- ココロウゴーク(フジテレビ、2013年6月22日)
- 笑神様は突然に…(日本テレビ、2013年7月26日)
- スパニチ!!年収格差別!お金バラエティ ピラミッド(TBS、2013年7月27日)
- FNS27時間テレビ 女子力全開2013 乙女の笑顔が明日をつくる!!(フジテレビ、2013年8月4日 笑っていいとも!コーナー「女芸人100人アンケート」)
- お笑いワイドショー マルコポロリ!(関西テレビ、2013年9月8日)
- 日本ざっくりディスカバリー(テレビ新広島、2013年11月24日)
- 今、この顔がスゴい!(TBS、2014年1月16日)
- ニノさん(日本テレビ、2014年4月13日)
- ニュースウオッチ9(NHK、2014年5月30日)
- コサキン・天海の超発掘!ものまねバラエティー マネもの(フジテレビ、2014年9月27日は『クリムゾン・キングの宮殿』のジャケット写真の物真似で、2015年3月26日はヒラリー・クリントンの物真似でそれぞれ出演)
- 新春大売出し!さんまのまんま(関西テレビ・フジテレビ、2015年1月2日 今田耕司オススメ芸人コーナー)
- 真麻の部屋へようこそ(NOTTV、2015年2月20日、2月27日)
- ウラマヨ!(関西テレビ、2015年3月14日)
- ネタの保笑人(日本テレビ、2015年4月6日深夜)
- チャージ730!(テレビ東京、レギュラー出演)
- 解決!ナイナイアンサー(日本テレビ、2015年4月28日)
- 視点・論点(NHK、2015年5月5日)
- 土曜特番『くりぃむしちゅーのヒューマンルーレット』(日本テレビ、2015年5月30日)
- 憤る人をなだめる「まぁまぁマイク」&働く女を徹底取材「なぜ?そこ?」2本立てSP(テレビ朝日、2015年5月30日)
- 土曜スペシャル「絶景ハウマッチ!?一度は見たいアノ絶景!行くといくらかかる?」(テレビ東京、2015年8月29日)
- ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日、2015年9月28日)
- 好きか嫌いか言う時間(TBS、2015年10月1日)
- カンニングのDAI安★吉日!(BSフジ、2015年10月3日)
ラジオ
- RADIPEDIA(J-WAVE、2012年10月11日)
- HELLO WORLD(J-WAVE、2013年5月8日)
- TOKYO MORNING RADIO(J-WAVE、2013年8月6日)
- RENDEZ-VOUS(J-WAVE、2013年8月15日)
- よんぱち 48hours 〜WEEKEND MEISTER〜(TOKYO FM、2013年9月13日)
- 三菱UFJニコス presents 松任谷正隆 DEAR PARTNER(TOKYO-FM、2014年2月2日)
- 元気になるラジオ!なべラジ!(RKBラジオ、2014年3月20日)
- HELLO WORLD(J-WAVE、2015年2月25日 「勝手に応援団」コーナーにフィギュアスケートファンとして)
- 辛坊治郎ズーム_そこまで言うか! (ニッポン放送、 2016年1月16日)
イベント
- 講演「マッキンゼー出身の女性お笑いタレントが語る、人生一度きりをどう生きるか?」(Goodfind主催、2011年11月19日、2012年12月7日)
- 大学生向けイベント「Turning Point」登壇(2012年1月7日)
- 出版記念トークライブ 「石井てる美×ラリー遠田【お笑い東大対談】東大生って結局どうなの?」(2013年8月4日)
掲載
新聞
- 朝日新聞(2012年2月11日「元気のひみつ」、4月3日「リレーおぴにおん -たかがシューカツ-」)
- 日刊ゲンダイ(2013年12月28日、新春特別号)
- 朝日中高生新聞(2015年8月9日「英検1級を持つ東大卒お笑い芸人 石井てる美さんに聞く」)
雑誌
- JJ(光文社、2012年10月号)
- FRIDAY(講談社、2013年4月26日号)
- 週刊プレイボーイ(集英社、2014年4月28日号)
- 日経ビジネスアソシエ(日経BP、2014年5月号)
- GINZA(マガジンハウス、2014年5月号)
- FLASH(光文社、2014年7月1日号)
- 週刊朝日(朝日新聞出版、2015年3月20日号)
- 日経トレンディ(日経BP、2015年4月号)
- 週刊ダイヤモンド(ダイヤモンド社、2015年8月22日号)
- フィギュアスケート ぴあ(ぴあ株式会社、2015年11月10日号)
著書
- 『私がマッキンゼーを辞めた理由―自分の人生を切り拓く決断力』(2013年、角川書店)
脚注
- ^ a b 石井てる美プロフィール 芸人名鑑 2010年7月7日開催 お笑いライブ「TEPPEN」、平成23年10月28日閲覧
- ^ a b c 石井てる美 ワタナベエンターテインメント、平成23年10月28日閲覧
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」122ページ
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」138ページ
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」125ページ
- ^ a b c ワタナベエンターテインメント オフィシャルサイト「特技一覧」
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」84ページ
- ^ Exchange students from Tokyo University SIIT News, Sep-2004
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」131~133ページ
- ^ 古市賞・田辺賞 平成20年3月受賞者 東大土木同窓会、平成23年10月28日閲覧
- ^ 堀井秀之 国際プロジェクト研究室 東京大学社会基盤学科
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」95ページ
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」128~129ページ
- ^ 自身のツイッターでの自己紹介より(2014年4月1日閲覧)。
- ^ 週刊プレイボーイ(集英社)2014年4月28日号(No.17)71ページ『「かわいすぎる女芸人」が急増中!!』より。
- ^ a b 「フィギュアスケート ぴあ」p.44 - 45 石井てる美コラム より。
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」123ページ
- ^ ブログ「てるてる日記」での自己紹介より。
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」28ページ
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」3ページ
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」16~18ページ
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」117~119ページ
- ^ 「私がマッキンゼーを辞めた理由」156ページ
- ^ AERA Mook『読んでから笑え!』2010年6月17日 朝日新聞出版
- ^ “東大卒の女芸人・石井てる美「一度きりの人生」を謳歌”. オリコン. (2012年2月22日) 2015年6月2日閲覧。
- ^ “TVでた蔵「2012年12月11日放送 たけしのコマネチ大学数学科」”. ワイヤーアクション. (2012年12月11日) 2015年6月2日閲覧。
- ^ “東大卒、マッキンゼー出身の女芸人・石井てる美「東大で私よりおもしろい人間はいない!って思ってました」”. アメーバニュース. (2014年4月22日) 2015年6月2日閲覧。
- ^ “土偶ちゃんです”. てるてる日記. (2013年11月16日) 2015年6月2日閲覧。
- ^ 石井てる美twitterでの自己紹介
- ^ “東大卒・石井てる美「もっと恋をしておけば…あの猛勉強が芸人に生きている」”. dot.(週刊朝日 2015年3月20日号). (2015年3月18日) 2015年6月2日閲覧。
- ^ “2015年5月30日「憤る人をなだめる「まぁまぁマイク」&働く女を徹底取材「なぜ?そこ?」2本立てSP」”. gooテレビ. (2015年5月30日) 2015年6月2日閲覧。
外部リンク
- 石井てる美|ワタナベエンターテインメント
- てるてる日記 本人のブログ
- 石井てる美 (@terumi_tellme) - X(旧Twitter)
- 王道ルートでなくても、チャレンジを! 東京大学校友会 、 2014年7月