監察医・室生亜季子

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監察医 室生亜季子
ジャンル テレビドラマ
脚本 宮川一郎
鹿水晶子
中島玲子
小木曽豊斗
難波江由紀子
監督 永野靖忠
山像信夫
馬場昭格
鷹森立一
田中徳三
小松範任
村川透
津崎敏喜
出演者 浜木綿子
三浦リカ
松岡由美
エンディング火曜サスペンス劇場」と同じ
製作
プロデューサー 東映
桑原秀郎
吉村晴夫
東一盛
伊藤彰将
島田薫
河瀬光
日テレ
長富忠裕
篠木為八男
服部比佐夫
荻野哲弘
佐藤敦
西牟田知夫
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1986年12月23日 - 2007年3月27日
放送時間火曜日21:02 - 22:54
放送枠火曜サスペンス劇場
放送分112分
回数37
火曜サスペンス劇場
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監察医 室生亜季子』(かんさつい むろうあきこ)は、日本テレビ系の2時間ドラマ火曜サスペンス劇場」(毎週火曜日21:02 - 22:54)で1986年から2007年まで放送されたテレビドラマシリーズ。全37回。主演は浜木綿子

日本テレビ火曜2時間ドラマ枠では、シリーズ最多の超ロングランシリーズとなり、25年にわたって続いた同枠の大トリを飾った。舞台は埼玉県川越市である。

概要

1986年12月23日、「火曜サスペンス劇場」で放送開始。監察医の室生による緻密な物証の積み重ねや、警部・浜田との掛け合いが高い人気となった。 18 - 20%超の視聴率を維持していたが、その後視聴率も15%前後に落ち込む。

火曜サスペンス劇場のタイトル、各新聞のラジオ・テレビ欄でのタイトル紹介は第1作から第25作までは、『女監察医 室生亜季子(放送作品回数)・(タイトル)』となっていたが、第26作目からは“女”が取れて、『監察医 室生亜季子(放送作品回数)・(タイトル)』とのタイトルになった。また、劇中の「看護婦」という呼称も2000年代前半制作辺りから「看護師」に変更されている。

捜査を担当する川越西署は市内だけでなく広範囲に市外で起きた事件も扱っている。[1]

「火サス」が終了し、約2年ほど放送がなかったが、「火曜ドラマゴールド」の最終回を飾るスペシャルとして復活した。視聴率は13.8%(関東地区)とシリーズ中最低に終わったが、「火曜ドラマゴールド」中では、最高の視聴率を獲得した。2015年現在、BS日テレで土曜日の12時 - 13時52分に再放送している。(2012年以降にも金曜日の19時から20時54分や土曜日日曜日の昼間に再放送された。)

なお、エンディングなどでは喜多院(川越市小仙波町)のシーンが登場することも多い。

キャスト

主要人物

室生 亜季子
演 - 浜木綿子
内科医。夫を不慮の事故で亡くし、川越の町で3代続く室生医院の院長となる。埼玉県川越市本町三丁目に在住。1946年(昭和21年)7月7日生まれ。広島県竹原市出身。もともと内科の開業医であるが、夫の登山中の転落死に疑問を抱き、埼玉中央医科大学の生沢教授のもとで学び監察医も兼務することになる。
夫(室生涼一)は法医学者(監察医)で植物学にも関心があり植物画も得意としていた。第9作では小学校の学校医も兼任している設定であった。
田原 健造
演 - すまけい(第1作 - 第6作、第15作、第17作、第20作)
川越西署警部。福島県出身。第6作で事件解決後に退職。退職後は妻の実家の旅館「しろがね旅館」を手伝うために福島に帰郷したがすぐに妻を胃がんで亡くしている。その後は福島で旅館組合の役員などを務めていた。その後、第20作では福島県警の嘱託となっている。
浜田 五郎
演 - 左とん平(第7作 - 第37作)
川越西署警部。1943年(昭和18年)9月10日生まれ。愛知県名古屋市出身。埼玉県川越市中町五丁目に在住。第7作で田原警部の後任として赴任。亜季子に好意を抱いている。最終作で県警本部に異動となる。妻には先立たれている。

室生医院

立花 よう子(第1作 - 第8作、第10作、第12作、第14作、第16作 - 第18作)
演 - 三浦リカ
立花 とも子(第13作、第15作) / 立花 よう子(第19作、第20作)
演 - 松岡由美
看護師。山口県出身。料理が得意。第1作から登場。結婚を機に川口市へと移った。
飯田 まち子
演 - 鷲尾真知子(第9作、第11作)
看護師。第9作と第11作に登場。非常勤。第9作では立花よう子が父の病気で実家に帰っており代わりに室生医院で勤務。
桐野 まりえ
演 - 柴田理恵(第21作 - 第24作)
看護師。第21作から登場。立花よう子の知り合いで結婚した立花に代わって室生医院で勤めるようになる。
小山 朋子
演 - 山田まりや(第25作 - 第30作)
看護師。第25作から登場。静岡県土肥町(現・伊豆市)出身。母を看病するために川越を離れることとなった。なお、小山の退職後、しばらく室生医院には看護師が不在となっていた。
永井 道子
演 - 清水ミチコ(第32作 - 第37作)
看護師。第32作から登場。大宮に在住している。大宮の病院に勤務していたこともあるベテラン看護師。

浜田家

浜田 美智子(第17作、第19作、第20作) / 秋山 美智子(第22作 - 第24作)
演 - 有沢妃呂子
浜田警部の娘。第20作で結婚し室生と田原が仲人を務め、第22作で浜田警部にとって初孫となる子どもを室生医院で出産。結婚後は水戸市に在住している。

田原家

田原 和子
演 - 麻里万里(第15作、第20作)
田原警部の娘。設計事務所に勤めていたが、のちに結婚して夫とレストランを経営し、その後、孫も誕生することになる。

川越西署

川口
演 - 大場順
川越西署刑事。主人公以外の登場人物としては唯一シリーズ全作に登場する。
四方 晴夫
演 - 渡辺正行(第7作 - 第11作)
鑑識課所属の警察官。第7作で鑑識課長が室生先生の弟子になりなさいと言ったのを真に受けて、ケガを負った警察犬・ケン(警察犬バロン号)を引き連れて突然と室生医院に現れ、その日から室生医院の2階で住み込みを始めることになる。
  • 白井(鑑識係員) - きくち英一(第1作、第3作、第6作、第12作)
  • 安田(刑事) - 石田登星(第6作、第8作)、荒木優騎(第12作 - 第16作、第18作、第20作 - 第22作)、吉田淳(第17作)、冨家規政(第23作、第24作)、加門良(第31作)
  • 森(刑事) - 吉田淳(第18作 - 第22作)、山田佳伸(第23作)、西凜太朗(第24作)
  • 南(刑事) - 山田佳伸(第25作 - 第26作)、山本哲也(第32作)、山本紀彦(第33作)、園田新太郎(第34作)
  • 北川(刑事) - 小林正寛(第25作)
  • 馬場(刑事) - 長岡尚彦(第26作)
  • 松本(刑事) - 五森大輔(第27作)、藤岡大樹(第28作)
  • 西(刑事) - 土屋大輔(第27作)、谷川俊(第28作)
  • 飯田(刑事) - 山崎健二(第29作)
  • 浅野(刑事) - 山梨光國(第29作)
  • 竹内(刑事) - 加門良(第30作)
  • 安田(刑事) - 外川貴博(第30作)
  • 木村(刑事) - 岡崎宏(第29作)、赤間浩一(第31作)
  • 五木(刑事) - 山本紀彦(第32作)
  • 佐川(刑事) - 関口信彦(第32作)
  • 西川(刑事) - 松川真也(第33作)
  • 東田(刑事) - 崔哲浩(第34作)

埼玉中央医科大学

生沢
演 - 北村和夫(第1作、第2作、第4作)
埼玉中央医科大学の教授。法医学教室勤務。亡くなった亜季子の夫の同僚にあたる。
佐野
演 - 酒井麻吏(第2作 - 第26作)
講師。埼玉中央医科大学に所属。
八木
演 - 筒井巧(第25作 - 第37作)
助教授。
山野
演 - 石塚久美子(第18作 - 第19作)、弥生みつき(第20作 - 第22作)
助手。
井上
演 - 森みつえ(第23作 - 第37作)
助手。

ゲスト

第1作(1986年) 「歩き出した白骨死体」
第2作(1987年) 「遺された眼」
第3作(1987年) 「瀬戸内竹原殺人行」
第4作(1988年) 「哀しき母子鑑定」
第5作(1988年) 「高価すぎた情事」
  • 細川真一郎 - 夏八木勲
  • 長田進 - 河原崎建三
  • 大野雄一 - 睦五朗
  • 本田(課長) - 横光克彦
  • 荒井(刑事) - 荒木しげる
  • 藤本恵 - 有馬昌彦
  • 藤本由美恵 - 紅貴代
  • 大和良子 - 大橋雅子
  • 村田(刑事) - 鈴木正勝
  • 友金敏雄、中川美穂子、八百原寿子、飯田綾子、香園寺忍、門脇由美、五野上力、山浦栄、平井一幸、原島達也、鈴木信明
第6作(1989年) 「赤い髪の女」
第7作(1989年) 「もう一つの指紋」
第8作(1990年) 「熱い凍死」
第9作(1990年) 「震える川」
第10作(1991年) 「顔の無い白骨死体」
第11作(1992年) 「歪んだ告白」
第12作(1992年) 「もう一つの血痕」
第13作(1993年) 「犯罪性なし」
第14作(1993年) 「震える海」
第15作(1994年) 「扼殺(やくさつ)」
第16作(1994年) 「夕映えの女」
第17作(1994年) 「薬殺」
第18作(1995年) 「時効ナシ」
第19作(1995年) 「埋葬」
第20作(1996年) 「拳銃」
第21作(1996年) 「身元不明」
第22作(1997年) 「指紋」
第23作(1998年) 「不審死体」
第24作(1998年) 「死因に異議あり」
第25作(1999年) 「死亡推定時間」
第26作(1999年) 「日焼けした死体」
第27作(2000年) 「複合死因」
  • 城山幸子(看護婦) - 若林しほ
  • 沢井拓三(マキの高校の同級生・マネージャー) - 山本龍二
  • 牧田陽子(マキの妻・マキの事務所社長) - 愛川裕子
  • 牧田一(マキの兄・事務所の企画担当) - 丹波義隆
  • 牧田静(マキの母) - 三ツ矢歌子
  • 牧田春三(愛称:"マキ・ハル"のマルチタレント) - 中谷彰宏
  • 山岡(プロデューサー) - 三波豊和
  • 桜(仲居) - 清水よし子
  • 署長 - 木下浩之
  • 橋本重吉(悦子の父) - 二瓶鮫一
  • 橋本光 - 鈴木由香
  • 文化愛好会会長 - 赤城太郎
  • 大田(医師) - 松田朗
  • 百万石女将 - 太地琴恵
  • 百万石部長 - 岸本功
  • あやめ(仲居) - 夏川さつき
  • 売人 - 荒木優騎
  • マスター - トミ譲二
  • フロントマン - 森本寛章
第28作(2000年) 「偽装死体」
  • 花田眞子(博子の連れ子・OL) - いしのようこ
  • 花田博子(建設会社社長) - 一柳みる
  • 花田雄作(電気店経営・博子の亡夫の先妻の子) - 加藤茶
  • 篠原マキ - 重田千穂子
  • 工藤吉人 - 工藤俊作
  • 渡辺吾郎 - ブッチー武者
  • 内山(店長) - 三谷六九
  • 若尾美代子(眞子の親友) - 弥生みつき
  • 会田道夫 - 市川勉
  • 江川喜一 - 児玉頼信
第29作(2001年) 「不完全な心中」
  • 高木美加(弁護士) - 大島さと子
  • 中島光子(中島の母) - 樫山文枝
  • 中島裕介(史子と同棲中) - 山下規介
  • 松下泰子(史子の妹) - 小川範子
  • 竹内 - 大森うたえもん
  • 佐々木(教授) - 唐沢民賢
  • 松下史子(中島と同棲中) - 藤井佳代子
  • 相葉保夫(売春女子高生の元締め) - 田嶋基吉
  • 上原(医師) - 助川汎
  • 保健所課長 - 松田章
  • 中村(署長) - 石井英明
第30作(2001年) 「震える顔」
  • 島崎和子(写真家) - 池上季実子
  • 水谷まりこ(光太の母) - 神保美喜
  • 平野丈夫(和子の助手) - 丹波義隆
  • 水谷光太(10歳の少年) - 三浦春馬
  • 畑中幸代(元看護婦) - 久野真紀子
  • 吉永英一(元商社マン) - 篠塚勝
  • 富田安代 - 臼間香世
  • 東医院の医師 - 児玉謙次
  • 塩瀬陽子(婦長) - 仙北谷和子
  • 中西みつ子 - 芝村洋子
第31作(2002年) 「母の波濤(はとう)」
  • 今井のり子(室生医院看護婦) - 酒井和歌子
  • 西山陽子(元風俗店勤務・雄一の友達) - 原千晶
  • 宮田のぞみ(刑事) - 左時枝
  • 今井雄一(のり子の息子・元不良少年) - 蟹江一平
  • 南浩一(一人暮らし) - 萩野祟
  • 和泉二郎(スナック経営者) - 外川貴博
  • 中本(刑事) - 鼓太郎
  • 桂 - トミ譲二
  • 福島 - BOB藤原
  • 山本 - 小野寺弘之
  • 渡辺(教師) - 竹内照夫
  • 田沢(医師) - 笠井一彦
  • 中年男 - 嶋崎伸夫
  • 患者 - 荒井眞理子
  • 江崎 - 徳井広基
  • 升本(医師) - 北村隆幸
  • 中古車販売店員 - 荒木優騎
第32作(2003年) 「院外感染」
  • 川端葉子(武蔵中央病院院長) - 山口果林
  • 川端貞代(病院理事長・葉子の義母) - 淡路恵子
  • 吉田とし江(看護婦・真理子の母) - 一柳みる
  • 林幹夫(元医師の医療ジャーナリスト・とし江の元夫) - 峰岸徹
  • 工藤良夫(暴力団構成員) - でんでん
  • 吉田真理子(女子高生) - 東野結花
  • 大橋(事務長) - 小沢象
  • 岸田仙造 - 小池榮
  • 川端弘一 - 石田登星
  • 寺本(運転手) - 小野寺弘之
  • 小林(婦長) - 夏川加奈子
  • 西川(医師) - 佐野和敏
  • 組長 - 高橋義則
第33作(2003年) 「笑った似顔絵」
  • 櫻井伸代(静夫の後妻) - 赤座美代子
  • 櫻井文子(室生医院に通院) - 高橋かおり
  • 櫻井静夫(文子の父・元県会議員) - 新克利
  • 櫻井哲夫(文子の兄) - 鼓太郎
  • 櫻井徹(伸代の連れ子) - 大沼遼平
  • 青木修造 - トミ譲二
  • 東野桂造 - 松田章
  • 東野正男(東野の息子・元暴走族) - 外川貴博
  • 米山 - 花原照子
  • 中西(先生) - 児玉頼信
  • 川西 - 住吉正博
  • 石山(先生) - 西川亘
  • 崎山良明 - 藤田哲也
  • 原田 - 正司花江
第34作(2004年) 「追憶」
  • 福井早苗(しずの娘) - 美保純
  • 福井しず(交通死亡事故の被害者・亜季子の患者) - 高林由紀子
  • 福井史彦(早苗の夫) - 丹波義隆
  • 川村春子 - 吉田日出子
  • 田口久平(浜田の幼なじみ) - 平幹二朗
  • 稲垣(保険会社調査員) - 赤塚真人
  • 西川洋子(交通死亡事故の加害者・亜季子の患者) - 未來貴子
  • 福井剛(しずの夫・故人) - 久野泰助
  • 青木幸子 - 清水よし子
  • 篠原(教授) - 大矢兼臣
  • 徳さん - 重松収
  • 島本(不動産屋) - 青柳文太郎
  • アパートのおかみさん - 齊藤まち
  • 島本(パチンコ屋) - かしま冠
  • 浅野(医師) - 佐野和敏
第35作(2004年) 「墜転落死」
第36作(2005年) 「母子鑑定」
  • 大川美奈子(洋子の母・林の句会参加者) - 酒井和歌子
  • 林時子(林の妻・元児童福祉施設「友愛園」勤務) - 藤真利子
  • 林一夫(句会の主宰者・夫婦でそば屋経営・元友愛園勤務) - 田村亮
  • 大川洋子(亜季子の患者・高校生) - 柊瑠美
  • 横井文枝(林の弟子) - 鷹城佳世
  • 田島幸子 - 遠藤久美子
  • 吉田(大学教授) - 新克利
第37作(2007年) 「最後の解剖」

スタッフ

放送日程

  • 第37弾のみ「火曜ドラマゴールド」で放送されたが、これ以外は全て「火曜サスペンス劇場」で放送された。
話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督 視聴率
1 1986年12月23日 歩き出した白骨死体〜血液鑑定、復顔、復声、甦った死者が今真実を語る!!〜 宮川一郎 永野靖忠 18.2%
2 1987年05月26日 遺された眼〜自殺か他殺か? 排気ガスで死んだ女の死因に挑む女監察医室生亜季子〜 山像信夫 19.6%
3 9月01日 瀬戸内竹原殺人行
〜死体なき殺人事件の謎 女監察医室生亜季子25年ぶりの悲しき同窓会〜
馬場昭格 18.9%
4 1988年01月19日 哀しき母子鑑定〜切っても切れぬ血の絆、女監察医室生亜季子の失われた名誉〜 鷹森立一 18.3%
5 7月26日 高価すぎた情事〜突然死の女を見捨てて消えた男を追う女監察医室生亜季子〜 宮川一郎
鹿水晶子
馬場昭格 17.6%
6 1989年04月25日 赤い髪の女〜毛髪鑑定が暴く二人の女の過去の性と現在の母性〜 宮川一郎 田中徳三 24.9%
7 9月05日 もう一つの指紋〜女の変死体を娘と認めた母親の不可解な行動〜 永野靖忠
8 1990年04月17日 熱い凍死〜他人名義のパスポートを所得してまで別人になりたかった女の特別な事情〜 18.7%
9 11月20日 震える川〜母ゆえ女ゆえ許せなかった無関心が生んだ子供の死〜 21.9%
10 1991年07月16日 顔の無い白骨死体〜蜜蜂が知っている消えた女子大生の愛と死〜 宮川一郎
中島玲子
19.4%
11 1992年04月14日 歪んだ告白〜四代女主人の老舗の柱に刻まれた男の名前〜 宮川一郎
小木曽豊斗
田中徳三 19.1%
12 11月03日 もう一つの血痕〜血液型鑑定ミスの汚名返上で挑むDNAの壁〜 宮川一郎 鷹森立一 20.9%
13 1993年03月16日 犯罪性なし〜ビニールハウス一酸化炭素中毒死事件〜 小松範任 22.5%
14 7月20日 震える海〜子を想う三人の母の愛の相剋〜 鷹森立一 21.1%
15 1994年02月01日 扼殺(やくさつ)〜警察を辞めて5年、あの田原警部が川越にやってきた〜 23.1%
16 8月02日 夕映えの女〜忍びよる老いの恐怖、悲しき現代版オバ捨て伝説〜 19.9%
17 12月27日 薬殺〜料理教室の共用砂糖つぼの毒薬は誰の命を狙った?〜 村川透 18.5%
18 1995年07月25日 時効無し〜25年前の白骨死体、歯間空隙の歯型が狂わせた男と女の愛〜 鷹森立一 15.1%
19 12月19日 埋葬〜死んだ赤ちゃんが告発する男の身勝手が生んだ女の犯罪〜 21.9%
20 1996年06月25日 拳銃〜福島 - 川越、二つの連続射殺事件をつなぐサクラ草の花〜 18.6%
21 11月05日 身元不明〜6年前の蒸発事件を殺人事件に変えたタレコミ電話〜 25.0%
22 1997年05月06日 指紋〜通り魔事件の第三の被害者は何をやってもツキのない女〜 20.3%
23 1998年02月03日 不審死体〜体は二つで心は一つ…夫殺しの妻と女弁護士の女の連帯〜 21.0%
24 7月28日 死因に異議あり〜外傷性クモ膜下出血で変死した男は女の敵〜 18.8%
25 1999年05月04日 死亡推定時間〜三寒四温、春の彼岸の気候で混乱した殺人捜査〜 18.3%
26 10月05日 日焼けした死体〜日なたから日陰に死体を移動した犯人の大誤算〜 19.6%
27 2000年01月18日 複合死因〜変死した人気マルチタレント男の人に言えない裏の顔〜 20.9%
28 10月10日 偽装死体〜母の不審死を他殺と言い張る兄と何かを隠す妹〜 17.5%
29 2001年01月23日 不完全な心中〜アキ先生ピンチ~法医学は確率の学問で絶対ではない〜 19.8%
30 10月02日 震える顔〜白骨死体と水死体の共通の秘密のカギを握る母の忌まわしい過去〜 18.8%
31 2002年03月19日 母の波濤(はとう)〜殺された息子の身代わりが風俗嬢のお腹の中に〜 19.6%
32 2003年01月14日 院外感染〜死化粧の少女が残す司法解剖拒否の謎 血中濃度3ミリが暴く嫁姑の仲〜 20.8%
33 7月08日 笑った似顔絵〜うつ病の男に後妻に入った女 1本の毛髪が暴く白骨死体の8年間〜 21.6%
34 2004年01月06日 追憶
〜保険金五千万円を遺して死んだ義母は自殺か事故死か
産みの母親を追い出し父を掠奪した憎い女〜
15.7%
35 11月09日 墜転落死〜浴槽の遺体の頭部に二つの傷痕…心房細動の手術を拒む公金横領の女〜 14.2%
36 2005年01月11日 母子鑑定
〜水死体が語る1億5000万の生命保険と不倫疑惑 DNAが暴く唾液と少女出生の秘密〜
14.1%
37 2007年03月27日 最後の解剖
〜頭蓋骨の毛細血管に秘められた主婦モデルとアルツハイマー母の悲しみ〜
宮川一郎
小木曽豊斗
津崎敏喜 13.8%

※視聴率はビデオリサーチ社調べによる関東地区のもの

第37作「最後の解剖」

第37作「最後の解剖」の放送は、「火曜ドラマゴールド」としての最終回であったが、それ以上に「火曜サスペンス劇場」、「DRAMA COMPLEX -ドラマ・コンプレックス-」、「火曜ドラマゴールド」と25年半もの間続いてきた、日本テレビの火曜日21時 - 22時台の2時間ドラマとしての最終回の意味合いが強く、火サスのシリーズで、『警視庁鑑識班』からは中山淳彦役として出演している西村和彦も出演し、『警部補 佃次郎』から佃次郎役の西郷輝彦、『女検事・霞夕子』から4代目霞夕子役の真矢みきの2人については、それぞれが出演しているドラマの役名・役柄のまま本作に登場した(西郷・真矢は特別出演扱いとなっている)。この放送は、火曜ドラマゴールド半年間の放送史上、最高視聴率を記録した。なお、サブタイトルに「最後の」とあるが、主演の浜木綿子自身は「室生亜季子を演じる機会があれば続けたい」としている。

しかし2014年旭日小綬章受章後のインタビューでは、このドラマについて「好きな役ではなかった」「自分には白衣が似合わない」「医学の専門用語が難しく台本が来るたびにぞっとした」と答えている。[2]

脚注

  1. ^ 川口市秩父の山中に臨場している。
  2. ^ “【ウチわの話】浜木綿子「苦しかった」室生先生役に衝撃”. スポーツ報知. (2014年11月16日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20141116-OHT1T50070.html 2014年11月16日閲覧。 

関連項目

外部リンク