白川郷平瀬温泉

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白川郷平瀬温泉
温泉情報
所在地 岐阜県大野郡白川村
交通 #交通アクセスを参照のこと
泉質 塩化物泉ナトリウム
泉温(摂氏 98 °C
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白川郷平瀬温泉(しらかわごうひらせおんせん)は、岐阜県大野郡白川村にある温泉

世界遺産かつ重要伝統的建造物群保存地区でもある白川郷荻町合掌造り集落の南方約10 km、国道156号(白川街道)沿いにある。従来は平瀬温泉と呼ばれており、現在も旅館組合名は平瀬温泉である。広義では白川郷に位置することから、近年では白川郷平瀬温泉と名乗るようになった。現在では両方の表記が用いられる。

泉質[編集]

  • 含硫黄 - ナトリウム・塩化物泉

温泉街[編集]

世界遺産にも登録されている白川郷荻町集落から国道156号を南に約10 km進んだ地点に当温泉地がある。民宿が2軒、旅館が7軒ある。

平瀬温泉地区内にも合掌造りの建物が1軒存在する。

源泉[編集]

  • 源泉は白川村が1972年(昭和47年)に掘り当てた大白川温泉。白川村には大白川温泉源泉から大白川ダム周辺、平瀬、御母衣、牧、長瀬の一部に配湯管が引かれており、旅館、公共施設、各家庭に給湯装置(配湯管から分岐する給湯管及びこれに直結する給湯用具)を設置すれば有料で使用できる[1]。平瀬温泉の温泉施設の殆どは大白川温泉の村の配湯管から引かれており、温泉スタンドの一部も村営であり。
  • 大白川温泉を称する施設は、日帰り入浴施設「大白川温泉 しらみずの湯」、「大白川露天風呂」がある。

歴史[編集]

1980年昭和55年)3月27日国民保養温泉地に指定。

交通アクセス[編集]

いずれも平瀬温泉バス停下車。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 大白川温泉条例(白川村)

外部リンク[編集]